フジテレビの新番組を全否定してみた

 「呼び出し先生タナカ」はこの4月からフジテレビ系列でスタートした、田中卓志初となるゴールデンMC番組である。しかし、これが酷い。
 思いっきりめちゃイケの抜き打ちテストのパクリなのである。内容は勿論、編集の仕方まで一緒。テロップはクセスゴなど最近のテレビでは多く見られる視聴者を馬鹿にしたようなポップすぎるもの。このような企画は好きなのだが、やるのならめちゃイケを継続させたり、IPPONグランプリやオールスター感謝祭のように半年に1回位のスパンで復活させたりした方がいい。「芸能人が馬鹿だと思われないようにする」のがコンセプトのようだが、めちゃイケという人気番組を終了させ、こんな番組を作ったフジテレビの方がよっぽど馬鹿である。
 出演者も不快である。特にゆうちゃみと村重杏奈。酷すぎる。「芸能界は馬鹿だったら売れる」の代表格である。「珍回答で笑いを取る」ことと、「天然な発言で嘲笑う」ことは異なる。ただ回答が面白いではなく、そもそも教育を受けてきたのかと思わせる発言と、開き直り。これを視聴者は面白いと思うんだというフジテレビの思惑。全てが気持ち悪い。30分観るのが限界だし、今後絶対に観ない。
 

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