半年先輩の鉋

ある技術専門校の見学にて、鉋がけを体験させていただいた。

今年の春に入学した訓練生がお手本を見せてくれ、しっかり腰が入っていて綺麗な薄い檜の皮が出てきていた。機械での鉋かげと手工具での鉋がけではツルツル具合が全然違うことも分かる。道具の調整も含め、半年でこうなるのか、ならないといけないのかと思うと、改めて気が引き締まる思い。

HPやInstagramで見ていた時、この学校は先生がユーモアあって優しくて、学生同士も和気あいあい、まるで本当の学校のような印象だった。自分からすると、1年もない訓練校でキャピキャピし過ぎてて合わないかもと思っていたが、実際見ることが大切と感じた。

指導員の方からは、去年の訓練生がこんな感じだからこういう指導をした。その結果を見て反省し次で修正をするつもり、そんな風に指導側もPDCAをしっかり回してて、何を大切にしているかが伝わった。指導員の方自身がハツラツとしている印象だった。

自宅に近い(といっても下宿必須の距離)の技術専門校は、見学時に訓練生が居なかったこともあって活気がなく、実際数も少なく、見学は来ても皆出願してくれないんだと指導員の方が嘆いていた。今回の学校を見て、その理由が分かった気がした。そちらは様々な科が他にもあり、今回は木工の科のみという違いもあるかもしれない。

訓練生の方とも少しだけお話出来たし、積極的に質問される見学者の方もいて、ますますやるぞという刺激を受けた。

来週、暫定第一志望のところに見学にて行くので、今回の所は第二志望。どちらも試験日が近いので受験するつもり。

帰ったら数学Iの勉強だ。

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