はじめての木工教室

木工職人になりたいと言いつつ、自分で切って組み立てたのは中学の図工の授業くらい。大人になってからは、IKEAの家具を簡単組み立てたくらい。DIYで何か作ることも無くきてしまった。

いま木工職人になるための学校を色々探しているが、運良く入れたとして。

いざやってみると、思ってたのと違う!全然やりたくない!という自分が思わないとも限らない。そういった深刻なギャップが起きないように、手始めに木工教室に通ってみることにした。

家から片道1時間半かかり、最寄り駅からも徒歩20分とアクセスは良くないものの、週一なので楽勝(のはず)だし、1日家の外にいて作業するのもリハビリになって良さそう。

ちなみに、木工教室は2つのクラスを取っている。ひとつはバードカービング、もうひとつはスツールをつくるクラスだ。

バードカービングのクラスではざっくり野鳥の形に切られた木材から、見本の長さをコンパスに似たもので測りながら線を引く。そして、ペン型のグラインダーを使って荒く削るところが初日。

スツールのクラスでは、墨付けの器具を使う練習、ノコギリを使う練習で初回終わり。どちらも3時間程度。

次の日、背筋が筋肉痛になった。

同じクラスには自分のような基礎コースの人は少ないようで、みんな中級上級コースなのか色々難易度高いものを作っていてかっこいい。

最初スツールのクラスで道具を使い始めた時、あ、まずい。自分に向いてないかもと感じたのだけど、3時間後には早く出来るようになったり綺麗に出来るようになったりして、数こなせば不器用でも出来るようになるかと希望が持てた。

木工教室はあくまでも生涯学習の一環というスタンスなので、これを職業にするとしたら努力の量やスピード、クオリティ、求められるものは段違いだろう。

それでも、小さな成長や自分が作るものへの愛着を教室で感じられたので良かった。まだ太っちょの鳥でしかないのに、早くも愛着が湧いている。

初回は悪戦苦闘で写真撮る余裕もなかったが、徐々にできていく様を記録に残そうと思う。


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