RMKメイクレッスンレポ
11月は行動する月にしようと思い、ずっとやってみたかったメイクレッスンに行ってきた。
メイクレッスンは、前からメイクがマンネリ化しているのと、そもそもこのやり方でいいのかな?というもやもやがあって、いつか受けてみたいと思っていたんだけど、なかなか高価だし、調べたり予約したりするのが億劫でなかなかチャレンジできずにいた。
そんなときにSNSでRMKのメイクレッスンの投稿を発見。RMKでは11,000円以上商品を購入することを条件に、プロのメイクレッスンを受けられるサービスがある。
そろそろ乾燥の季節だし、RMKのオイルトリートメントが欲しい&9月に出たばかりのクリームファンデーションが気になっていた身としては、まさに渡りに船。
実質無料でメイクレッスンを受けられる!ということで、すぐに予約した。
メイクレッスン前
当日は日焼け止めと眉毛だけ書いて店舗へ。ちょっと早めに着いたので、商品などを見つつ時間をつぶす。
予約時間になったら、BAさんが席に案内してくれて、事前確認事項の確認と、メイクで気になっているポイントをヒアリングされる。
私は目の下のクマが酷いので、クマをうまくカバーしたい、顔のくすみや毛穴が気になるので、自分に合ったファンデーションと使い方を探したい、とリクエスト。
ヒアリングした内容をBAさんがアーティストさんに伝えてくれて、メイクレッスンがスタートした。
メイク前のスキンケア
まずは顔のむくみ、凝りを指摘される。疲れが出やすい時期でもあるが咬筋のあたりが凝っているとのこと。
筋肉が凝っているとその分血液、水分の循環が悪くなって顔のコンディションが悪くなる。その日の疲れを翌日に持ち越さずにその日のうちにマッサージをすることが大切だそう。マッサージは摩擦NGで必ず滑りの良いオイルかクリームを使用するように言われた。
当日はオイルクレンジングを使いながらアーティストさんがクレンジングのついでにマッサージをしてくれたんだけど、マッサージ後の肌を触ると明らかに柔らかくほわほわになっている!この柔らかい状態で寝ないと折角してお手入れもあんまり浸透しないそう。
それから、毎日気合を入れてする特別なケアは続かない。何かのタイミングで一緒に習慣化してコツコツすることが大事。だからマッサージはクレンジングとかクリーム塗るタイミングでするといいよ、と教えてもらった。
メイクを落としたら保湿。夏場は余分な油分が酸化して黃ぐすみして見えたり疲れて見えちゃうし、冬は乾燥して肌に元気がなく見えちゃう。水分と油分のバランスが大切で、このバランスを整えてくれるオイル美容液を丁寧に掌で温めて押さえるようにつけてもらった。
オイルの後の化粧水はコットンにたっぷり付けて肌の表面がひんやりするまで優しくタップする。強くパタパタしない。保湿後に顔を触ってみるとマッサージ後の顔からさらに柔らかくなってる!
保湿後に肌がベタベタするのは水分が肌に入っていない証拠で、水分で満たされてちょっと湿ってる状態を目指すと良いそう。あと、目のキワにも折りたたんだコットンで保湿してた。目元は結構忘れがちというか、適当になりがちなのでちゃんとしよう。
ベースメイク
日焼け止めと下地はかなり薄く着けていた。私、今まで下地をつけすぎてたかも?密着してくれる下地であればたくさんつけすぎなくてよいかもしれない。ズボラの私の行動を見透かすように、日焼け止めは冬も忘れずに塗るようアドバイスをもらう。
その後はいよいよ希望していた肌を綺麗に見せるベースメイク。私は比較的肌が白くて薄い方らしく、血管がよく見える&肌とのコントラストでクマが目立ちやすいみたい。
そこをしっかり隠すとそれに合わせて目の周りもしっかりカバー→肌が綺麗な人ではなく、頑張ってクマを隠してる人になっちゃう。
クマは境目がしっかりしてるので目立つのであって、まずは境目をぼかすことで目立たなくしていく。境目に硬めのブラシでピンクベージュをのせて、柔らかいふんわりしたブラシでぼかす。
ぼかしおわったら明るいベージュで顔の外側の色と合わせる。
※顔の内側の方がくすんでいて色が暗いので。
瞼のくすみにも乗せてた。これで肌のトーンを均一にして、多少の粗を目立たなくさせる。
続いてはファンデーション。ファンデーションはなりたい肌で選ぶと良いとのこと。今回はきっちり作り込みすぎた肌にしたいわけではないのと、秋冬で乾燥しやすいので、希望通りオイルが含まれた新作のファンデーションつけてもらえることに。
きっちりメイクしてる感を出したかったらリキッドファンデがいいけど、服装や靴からしてちょっとカジュアルな感じも出したいタイプじゃない?って言われて、実際そうだったのでよく見てる〜!と思った。きっちり感は欲しいけど、キメすぎると老けて見えるタイプなんだよね…
ファンデーションは手でもブラシでもスポンジでも何で塗ってもいいけど、このファンデーションは温めることで薄い膜ができて肌に密着するので、手で塗るのを推奨しているみたい。ブラシでしても最後手でハンドプレスした方が良いので、それなら最初から手で塗ったらいいんじゃない?ということらしい。
塗る量はそんなに多くなくて米粒程度。頬骨の高い位置から外に向かって手で伸ばす感じ。鼻の横、額にも手に余った分を押さえるようにさっさっさーと塗ってもらった。コンシーラーを塗った部分はほぼ何もせず軽く手で押さえるくらい。
最後はお粉。プレストパウダーかルースパウダーのどちらがいいかはよく聞かれるけど、最近のパウダーは性能が良くてそこまで大きな違いはないそう。
強いて言えばプレストパウダーはカバー感強めなのと持ち運びが楽なので化粧直ししたい人とか夏場はプレストパウダーの方がいいかも、とのこと。
今回はツヤ感を活かしたいので粒子が細かいルースパウダーをつけてもらった。ルースパウダーをつけるポイントはパフでパタパタしないこと。
ブラシで粉をさっと取って、額、輪郭、眉毛、目元、頬の高い部分にささっと塗るんだけど、びっくりするくらい軽いタッチで、本当に顔に粉ついてる?!っていうくらい。感覚としては毛先で撫でてる感じ。ルースパウダー、普段つけすぎてたかも。
最後色ムラが気になるところあれがばコンシーラーで追加で調整。
これだけで、クマをガッツリ隠したわけじゃないのに目立たなくなっている&素肌感があるもちっとした仕上がりに!プロの力ってすごい!
ポイントメイク
アイシャドウ、アイライナーはメイクのときには色を乗せるけど、生まれたときから色がついているわけではなく目を大きく見せるためにいろいろ塗っている。
その点まつ毛は元々あるものなので、まつ毛をしっかり上げてあげることで素材を活かしたメイクをすることができる。
私はまつ毛を上げるのが苦手で、それは瞼が重めだからだと思っていたんだけど、アーティストさんに聞くとそれは半分正解で半分不正解らしい。
というのもビューラーでまつ毛を上げるとなると根元だけカールさせる人が多いんだけど、根元だけだと瞼が被さって来ちゃうので、どんどんカールが落ちてきちゃうとのこと。
根元だけじゃなくて、ちょっとずつ毛先の方にずらしながら何度もカチカチしてカールをつくると、まつ毛がめちゃくちゃ綺麗にあがる。すごい!!
あと自分でするときは、ビューラーでまつ毛を挟んでぐいっ瞼を上げる感じでカチカチしてたんだけど、アーティストさんはどちらかというとまつ毛を下に下げながらカチカチしていた。家でやるときマネしてやってみたらすごくバッチリまつ毛が上がったのでこの感覚を忘れないようにしたい。
それから、マスカラは瞳の色が茶色がかっているので、最近は黒のマスカラでバチバチにまつ毛を上げるのが再流行してるけど、真っ黒よりブラウンが似合うと思うよ〜ということで、ダークブラウンのマスカラを塗ってもらった。
これも何度もしごくようにして結構しっかり塗られた。普段はマスカラ塗り足りないのかも。さっさっさーくらいで終わっちゃうのでまつ毛はもっと丁寧に上げていこうと思う。
続いてはアイブロウ。眉は失敗しやすいのでぶっつけ本番で描くのではなく、まずは薄い色で下書きすることをすすめられる。下書きができたら眉毛が薄くて足りない部分はグレーで埋める。明るい色だと自眉との差がありすぎてむらになって見えるし、パウダーだと埋めるだけになってのっぺり不自然になるので、グレーで埋めるのが自然な仕上がりになっておすすめとのこと。これは私の自眉が結構しっかりあるからかも。細さと耐久性があるペンシルだったらなんでもOKらしい。
実際にブラシでぼかしながら描いてもらうと自然で綺麗な眉が!これもプロの技って感じだった。家のアイブロウペンシル濃いめのブラウンなので、次買い替える時は色を変えてみようかな。
リップは形が綺麗なので(うれしい!)輪郭が出るようにリップライナーで縁を取ったほうが良いよ〜と教えてもらう。縁がはっきりすると唇がきゅっと上がって見えてすごく綺麗。その後内側にぼかして仕上げにローズ系のくすみピンクのリップを塗ると瞼には何も色を入れていないのに、既にきちんとお化粧している感が!一つ一つの工程を丁寧にすれば、がっつり濃いメイクをしなくてもメイクしてる感が出るんだな〜と感動した。
アイホールは敢えて濃い色は入れずに薄いピンクを塗ってもらう。これだけでも透明感がある目元に見えるけど、ホリデーコレクションのグレーを目頭と目尻の押すとくぼみができる部分にのせると両端が凹んで真ん中が前に出て見えて立体的な目元になった。グレーを締め色ではなく影で入れるという発想はなかったので勉強になった。
最後に瞼の中央と目頭にピンクのキラキラを入れてもらうとさらに立体感が出た。ホリデーコレクションのキラキラかわいい〜〜
チークはバランスを取るため色は入れずに、ハイライトを頬の高い位置へ。最後に髪色と合わせるために眉マスカラ。これも明るすぎはのっぺり眉に見えるからグレージュをおすすめされた。
メイクレッスン後
アーティストさんによるメイクレッスンはここまで。後ろでBAさんがメモを取ってくれていて、使った商品は全てわかる。
迷いながら当初の目的のオイルトリートメントと新作のクリームファンデ、コンシーラー、コンシーラーをぼかす用のブラシを購入した。余裕で11,000円超えたけどめちゃくちゃ満足!
本当は下地も欲しかったけど、使ってるのがまだ結構残っているので見送り。コンシーラーブラシは当初の予定になかったんだけど、いつも家にあるブラシだとうまくぼかせないので、思わず買ってしまった。
実際に家で使ってみたらいい感じにぼかせて綺麗に仕上がる。毛先が少し薄くて、すかすかになってるのがいいみたい。ブラシの面の部分じゃなくて先に軽く着けて気になるところに薄くのせるといい感じに粗がぼかせるんだよね。買って良かった〜!
メイクレッスンは今の自分のメイクを見直せて、プロのテクニックを学べて、とても満足度が高かった。勇気を出して受けてみて良かった。またRMKで商品を買う予定があったら、今度はポイントメイク中心でレッスンを受けてみたいな!