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サボテンの胴切りにチャレンジした話

コロナ禍で自粛生活が続いた2020年、私は日々の生活に癒しを求めて、観葉植物とサボテンを買った。

その後、観葉植物はうまく育てることができず手放してしまったが、サボテンの方は問題なく育っていた。

ところが今年の春頃からサボテン頭にこぶのようなものができ、それが段々と大きくなってきた。

最初は芽が出たのかな~なんて呑気に考えていたのだが、芽ではなさそう。そのうち、だんだん斜め方向に曲がっていきながら成長し、逆Jの字まではいかないが、随分と変な形になってしまった。

まあこんな風に成長することもあるのかな、と思ってしばらく放っておいたのだが、ふと思い立って調べてみると、どうやらこれは徒長といって、植物が無駄な成長をしてしまっている状態らしい。

徒長は日照不足や水のやりすぎで起こるそうだ。一番大きな出窓に置いているのだが、太陽光が足りなかったのだろうか?レースのカーテンが遮光カーテンなのがよくない気がする。

水やりも週に1回していてが、生育期以外はもう少し減らしてよかったみたい。

冬場の水やりを減らしたり、遮光カーテンはサボテン置き場のところだけ少し開けておくとして、この徒長してしまった部分をどうするかだが、どうやら胴切りといって、選定して仕立て直すことができるようだ。

ということでネットで調べた情報を元に晴れた日に胴切りをしてみた。

胴切りはその名のとおりサボテンの胴体を鋏やカッターで切り落としてしまう。サボテンの胴体自体はそこまで太くないので、今回はカッターで切り落とすことにした。

また、切り口はいわばサボテンの傷口なので、雑菌はNGとのこと。カッターの刃をアルコールで消毒してベランダで作業した。

切り落とすときは思いきりが大事らしいので、躊躇わずエイヤッと切り落とす。


胴切りしたばかりの金盛丸
切り口が瑞々しい
ちょっと胡瓜にも似ている
こちらは切り離した方

あとは切った元の方も切り離した方も、切り口を乾燥させて終わり。しばらくはあまり日の当たらないところで休ませておくのがいいみたい。

切り離した方は乾燥するとそのうち根が生えてきて、また植えることができるそう。うまくいくといいなぁ。

どちらも枯れないといいのだけれど。

ちなみに新しいサボテン、ボタンダマをお迎えした。


棘が大きめ


ぷくぷくとしていてかわいい

来年花が咲いたりしないかな、と期待している。

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