極寒神戸体験記~いざ、決戦~
ついたどり着いたほっともっとフィールド神戸。
駅はオリックスのポスターがたくさん貼ってあった。そらそうか。
駅を出るともうそこには「HottoMotto FIELD KOBE」の文字と剥げかけたロゴが光り、「SMBC日本シリーズ2021」の横断幕が掲げられたゲートが構えていた。
その後ろにはすり鉢状の上部が出っ張ったスタンドが威圧するかのように佇んでおり、上には日没の迫る、美しい空が広がっていた。仮設のテントがお祭り感の一端を感じさせる。
外で検温を済ませ、スロープをのぼってついにスタジアム内へ。
コンクリートむき出しのつくりや、お店の少なさから地方球場味を感じる。
「うをおおおおおお!!!!すごい奇麗!!!」
中に入ると、僕の眼前には美しい芝と美しい空が広がっていた。
日本一美しい球場といわれる所以がわかった気がする。
座席は冷たく、外気も冷えてきているのを感じた。
噂に違わぬ寒さとの戦いになると、改めて覚悟したが、やはりなるはやで試合が終わってほしいと心から願った。終電23時だったし。
3塁側2階席だったが、周りはオリックスファンばかり。
ちらほら見える「絶対大丈夫」タオルがすごく心強く見えた。
グラウンドでは選手がノックを受けていた…が寒そう。
だいたいみんな長袖&ネックウォーマーを装備していて、プレー以外ではポケットに手を入れていた。
ひとまず、ちなヤクのフォロワーさんたちと挨拶をする。お土産を交換しし、無事に生き返ることを約束し、健闘を誓いあった。
席に戻るとべるたそが挨拶に来ていた。かわい~
その横にはペンギンみたいなキャラもいる。オリックスは新キャラがいたのね・・・・・ん?????
つば九郎じゃん。なんでおんねん。べるたそと絡んでるつば九郎、つばみには見せたことがない表情をしている。顔変わらんけど。
ついには一塁側に侵入してみどすけと写真を撮っている。
お前の庭ちゃうぞ、ここは。
てか給料2万ちょいでしょ?「じばら」らしいけど帰れる??
まあ、ツバメなら飛んで帰ればいいか。飛べないけど。
ブルペンには高梨。こういう試合の高梨は頼れるって今年一年学んできた。
めっちゃ頑張れ!心の中で祈る。
グラウンドに目を向けるとオスナ&サンタナさんがアップを始めていた。もう見慣れた光景だが、2人ともフードをすっぽり被って寒そうだ。
オリックスの合言葉「全員で勝つ!!!!」をMCの方がを連呼して、ビジョンにもデカデカと表示されている。
メンバー表交換が終わり、オリックスの選手が寒いグラウンドに飛び出す。
少し遅れて背番号18が神戸のマウンドに上がる。
投球練習が終わる。18:00になる。
1番 センター 塩見
すっかり聞き慣れたアナウンスが流れる。
戦いの幕が上がった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?