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着物が着やすい季節になりました。

最近は朝晩の気温が下がりめっきりとあの暑かった夏とは季節が移り変わったと感じます。

涼しさより肌寒い感じになりました。

こうなると着物を着ても汗💦をかく事が少なくなります。

着物は汗💦が大敵!

素材によりますが季節に合った物を選択するのは洋服でも同じですね。

9月は単衣の着物を着る季節と言われます。

目安としてですが。

私自身、洋服なら25℃を目安に半袖を着ると決めています。

着物は夏でも長袖感覚。

なので、素材で涼しさを体感できる物を皆さん選ばれています。

夏着物の素材としては


綿
綿麻

織物の種類は

絽(ろ)  絽喪服がわかりやすい
縦絽、横絽がある。

紗 (しゃ)二重紗(にじゅうしゃ)
とか紗袷(紗袷)

羅(ら) 帯に多い

着物には織や産地で名前がついています。

芭蕉布  ばしょうふ
宮古上布 みやこじょうふ
越後上布 えちごじょうふ
小千谷縮 おじやちぢみ

以上の物は麻織物
品質は上質であり価格も高額になります。

今はオークションでお手頃な価格で購入ができたりしたら嬉しいですね。

後継者問題もあり織り手が減少し、絶えてしまっている産地も今後どんどん増えるかもしれません。


今、私に出来る事は

着物になるまで糸にする前の段階(絹なら蚕を育てる、糸になるまでの時間と労力)

から沢山の職人(糸を紡ぐ、から布にする機織り、染める、柄付け、金彩、刺繍)の職人の手を通って

着物に仕立て上がる事を知って、活用して欲しい事を伝えていくこと。

どれだけの時間と職人の技術を駆使してきた着物が簡単に捨ててほしくはないのです。

洋服はリサイクルができないそうです。


何故か、

ボタンやファスナーがついていてそれだけでもリサイクルができないようです。

着物は解けばまっすぐな布になります。

大人物から子供物に仕立てたり

色を染め替えたり

着物から羽織やコートに仕立て変える

布団や座布団

袋物やおしめ

雑巾やはたき(今では使われない)

サキオリの素材(可愛いカラーで小物から帯までの展開がある。)

現代は着物リメイクに大活躍していますね。

着物の素材を大切に扱って欲しいです。

究極のSDGSは着物だと思います。

最後の切れ端になっても使い尽くす事が時代にも合ってきていますね。

ここまでお読みいただきありがとうございました😊

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