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両親の結婚記念日3月4日

先日は両親の結婚記念日でした。

当時はみぞれが降り花嫁衣装を着て移動するには大変だったみたいです。

花嫁衣装は母が若い頃に住み込みで働いた所から準備をしていただいたと聞きました。

耳鼻咽喉科のご主人の家からお嫁に出してあげたいと言われるほど母は可愛がっていただいたそうです。

しかし祖父は自分の家から嫁入りをと考えていてまだ相手も決まっていないのにタンス屋さんでタンスを購入しタンスを積んだトラック🚚で母の住み込み先に迎えに来たそうです。

今では考えられない事ですが。

突然の事で家に戻る事になったようです。

母は近くに和裁教室がありそこで嫁入りの着物を仕立ててました。当時はお嫁入り前に自分で着物を縫って持って行く事が普通の事で和裁教室に通って着物を縫っていました。

ある時先生からお見合いのお話があり母はその時に初めて父に会いました。

足が不自由な父を見た母の家族は反対したそうです。

でも母は父のことを相手の心の痛みがわかる人だからと嫁ぐ事を決めたと話してくれたことがありました。

また母はそれほど美人でもなくどちらかと言えば父は美形なので父にふさわしい人がいるのではないか。と考えたとも言ってました。

父は外見ではなく母の内面がいいと思い一緒になったみたいなことを話していました。

両親はお互いに心に痛みを体験して知っていて相手を思いやる気持ちがあるから見た目だけで判断はしなかったのだと子供心に感じていました。

両親が出会ったお陰で私が存在しています。

色々な辛い事もあったと思います。

子供の頃でも感じてましたから並大抵ではかったと認識しています。

だから両親に手放しで感謝です。

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