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『和翠の図書館Ⅰ』蔵書目録

【掌篇百撰】
Ⅰ むかし
(今昔物語)「攝津國来小屋寺盗鍾語」
(宇治拾遺物語)「博打の子聟入りの事」
都賀庭鐘「白水翁が賣卜直言奇を示す話」
小泉八雲「はかりごと」
菊池寛「義民甚兵衛」
中島敦「牛人」
小川未明「金の輪」
Ⅱ せつない
坂口安吾「傲慢な眼」
太宰治「葉桜と魔笛」
三橋一夫「夢」
山田風太郎「鳥の死なんとするや」
川端康成「心中」
三浦哲郎「拳銃」
太田忠司「雛の殺人」
山川方夫「赤い手帖」
依井貴裕「奇跡」
Ⅲ かがみ
村上春樹「鏡」
広瀬正「鏡」
梅崎春生「破片」より「鏡」
結城昌治「奇病」
笹沢左保「蚊帳の中」
中井英夫「卵の王子たち―世界最小の密室―」
渡辺浩弐「密室殺人事件、ただし目撃者一万人」
皆川博子「廃兵院の青い薔薇」
高橋克彦「鏡台」
都筑道夫「怪奇小説を読む」(「夜の声」「電話の中の宇宙人」「風見鶏」)
Ⅳ きそうてんがい
京極夏彦「鬼想」
島田荘司「ダイエット・コーラ」
横溝正史「建築家の死」
竹本健治「羊の王」
天城一「春嵐」
倉橋由美子「首の飛ぶ女」
平野啓一郎「閉じ込められた少年」
浅暮三暮「傪」
井上雅彦「残されていた文字」
安部公房「人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち」
Ⅴ くらいむ
阿刀田高「趣味を持つ女」
柄刀一「ある終末夫婦のレシート」
吉行淳之介「古い家屋」
村上政彦「フレンチ・ドレッシング」
市川尚吾「たまごっち」
久生十蘭「昆虫図」
佐野洋『見習い天使』より「黒い服の女」「指名手配コンクール」「親ごころ」「まいた種」「アンケート」
Ⅵ らくらい
羽志主水「監獄部屋」
中上健次「隆男と美津子」
高城高「火焔」
三島由紀夫「美神」
樹下太郎「やさしいお願い」
仁木悦子「やさしい少女たち」
連城三紀彦「過剰防衛」
向田邦子「消しゴム」
日高のぼる「味噌汁の味」
いしいひさいち「廃屋の幽霊」
会津史郎「私は離さない」
塚本邦雄「囀りの しばらく前後なかりけり」
Ⅶ ふぁにー
甲賀三郎「探偵笑話」
桂枝雀「SR」
夢野久作「いなか、の、じけん」より「いっぷく三杯」
北村薫「水虎」
泡坂妻夫「兄貴の腕」
井上ひさし「刑務所の面会室」
三谷幸喜「そして誰もいなくなりかけた」
斎藤肇「名探偵大競技会」
別役実『探偵X氏の事件』より「過失傷害事件」「エントツ事件」「穴事件」「真犯人殺人事件」「サイレン事件」
Ⅷ ぱずる
新保博久『3分間探偵ゲーム キミの頭脳はどの程度?』より「ウンザリー家の女」「下を見るな」「新生殺人事件」
岡嶋二人『ちょっと探偵してみませんか』より「三年目の幽霊」「ご注文は、おきまりですか」「高窓の雪」「明かりをつけて」「シェラザードのひとりごと」
海渡英祐「初夢の騎士」
鮎川哲也「おかめ・ひょっとこ・般若の面」
法月綸太郎「最後の一撃」
Ⅸ ふうけい
広津和郎「崖」
大岡昇平「あなた」
奥泉光「乱歩の墓」
江戸川乱歩「白昼夢」
氷川瓏「乳母車」
宮脇俊三『殺意の風景』より「樹海の巻」「段々畑の巻」「豪雪地帯の巻」「隆起海岸の巻」「火山地獄の巻」
Ⅹ しんわ
江坂遊「花火」
半村良「箪笥」
岩本敏男「人生」
星新一「殉教」
城昌幸「絶壁」

【戯曲】
並木宗輔「狭夜衣鴛鴦剣翅」
近松半二「本朝廿四孝」
桂米朝「一文笛」
三島由紀夫「喜びの琴」
井上ひさし「日の浦姫物語」
別役実「そして誰もいなくなった」
つかこうへい「熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」
高取英「ドグラ・マグラ 月蝕版」
野田秀樹「赤鬼」
三谷幸喜「マトリョーシカ」

【脚本/シナリオ】
Ⅰ 巨匠たち
小國英雄「昨日消えた男」
黒澤明・橋本忍「羅生門」
都筑道夫・岡本喜八「100発100中」
久里子亭「悪魔の手毬唄」
向田邦子「最後の自画像」
Ⅱ 刑事たち
光畑碩郎『七人の刑事』より「剥製の女」
早坂暁『七人の刑事』より「女が死んだ」
佐々木守『七人の刑事』より「白い少女」
長坂秀佳『特捜最前線』より「殉職Ⅰ・憎しみの果てに、愛!」「殉職Ⅱ・帰らざる笑顔!」
藤咲淳一『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』より「暴走の証明 TESTATION」「暗殺の二重奏 LOST HERITAGE」
神山健治『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』より「全自動資本主義 ¥€$」
Ⅲ 裁く者たち
橋本忍「切腹」
国弘威雄・斎藤珠緒「帝都の夜明け 「昭和三年の陪審裁判」」
Ⅳ 誘拐者たち
倉本聰「ガラス細工の家」

【子どもたちのために】
Ⅰ 探偵、それは冒険のはなし
仁木悦子「あした天気に」
舟崎靖子(作)・舟崎克彦(絵)「もりのほんやさん」
山田風太郎「水葬館の魔術」
都筑道夫「蜃気楼博士」
砂田弘『少年探偵事件ノート』より「きえた作文」「えんぴつのなぞを追え!」
Ⅱ 青春、あるいは通過儀礼のはなし
大井美恵子「おばあさんはだあれ」
畔柳二美「青いりんごのふるさと」
立原えりか「ピアノのおけいこ」
久生十蘭「社交室」
岸田今日子「オートバイ」
Ⅲ 家族、その変転のはなし
佐藤さとる(作)・村上勉(絵)「きつね三吉」
五味太郎「うしろにいるのはだあれだ」
宮川ひろ(作)・こみねゆら(絵)「さくら子のたんじょう日」
杉みき子「マンドレークの声」
吉田道子(作)・大高郁子(絵)「きりんゆらゆら」
Ⅳ 分身、つまり二重像のはなし
三田村信行(作)・佐々木マキ(絵)「ゆめであいましょう」
谷山浩子「ガラストマト」
別役実「泥棒物語」
宮沢賢治「ビジテリアン大祭」
乙一「A MASKED BALL - 及びトイレのタバコさんの出現と消失」
Ⅴ 世界、そして神のはなし
上野瞭「ぼくらのラブ・コール」
那須正幹「六年目のクラス会」
水野良「ふたりの迷宮」
小野不由美「華胥」
はやみねかおる「神隠島」

【漫画】
Ⅰ Suspense
手塚治虫「落盤」
荒木飛呂彦「死刑執行中脱獄進行中」
Ⅱ Character
モンキー・パンチ「第一人称」
さいとう・たかを「檻の中の眠り」
Ⅲ Motive
石ノ森章太郎「鴉」
杜野亜希「Aの葬列」
Ⅳ Dystopia
藤子・F・不二雄「自殺集団」
楳図かずお「Rôjin」
Ⅴ Parody
古山寛(作)・ほんまりう(画)『漱石事件簿』より「黄色い探偵」
いしいひさいち「島田荘殺人事件」
Ⅵ Trick
白土三平「はごろも」
福本伸行「ガン辰」
Ⅶ Love Story
萩尾望都「X+Y」
篠原千絵「凍った夏の日」
Ⅷ Art
星野之宣「ボルジア家の毒薬」
藤田和日郎「夜に散歩しないかね」
沙村広明「イヴァン・ゴーリエ」

【ノンフィクション】
Ⅰ 覚醒する世界―史伝
森鴎外「栗山大膳」
吉村昭「海の柩」
Ⅱ 黄金の世界―民俗学
柳田國男「一目小僧」
南方熊楠「燕石考」
Ⅲ 夢の世界―建築
式場隆成「天秤堂正午の茶事」
藤森照信「東京を私造したかった人の伝」
Ⅳ 陰惨な世界―絵画
辻惟雄「憂世と浮世―岩佐又兵衛」
須賀敦子「ザッテレの河岸で」
Ⅴ 閉ざされた世界―精神分析
沢木耕太郎「おばあさんは死んだ」
大平健「顔をなくした女」
Ⅵ 〝私〟の世界―私小説
近松秋紅「疑惑」
平野謙「新生」
Ⅶ 謀殺の世界―陰謀
坂口安吾「飛鳥の幻」
石井進「悲劇の将軍たち」
松本清張「下山国鉄総裁謀殺論」
岩田宏「マヤコフスキーの愛人たち」

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