AJCC2021レース回顧

データ分析からの結論:12馬番までの前走G1の4,5歳馬を中心視。1サトノフラッグ、4ヴェルトライゼンテ、9アリストテレス、10モズベッロの4頭。中でも中山競馬場での安定感から1サトノフラッグ本命。それに中山芝および2200好成績のステイフーリッシュと追い切りがよかった昨年3着馬のラストドラフトを加えた相手5頭に馬連&3連複流しで勝負。枠順&パドックを考慮して、☆のラストドラフトを本命◎に変更し〇対抗サトノフラッグで、ラストドラフトから3連複フォーメーション、サトノ、ステイフーリッシュ、モズベッロを2列目にして3列目印全ての計9点で勝負した。

結果、1着△アリストテレス、2着×ヴェルトライゼンデ、3着◎ラストドラフト、4着▲ステイフーリッシュ、5着☆モズベッロ、11着〇サトノフラッグで外れ。

1着アリストテレス

ルメール騎手の直前コメントではあまり前向きなコメントがなかったことから実力的には最上位だが、本命にしづらかった。好スタートからリズムよく外目の中団に取り付け、3コーナーから追い出し、力強く伸びて快勝した。コントレイルにせまった実力は本物で、ルメール騎手のコメントをそのまま受け取れば、まだトップコンディションでない中で危なげない勝利なので、今後を期待せざるを得ない。3冠馬2頭以外では4歳勢の対抗勢力筆頭に名乗りを上げた。引退したフィエールマンにイメージが重なる。次走は日経賞もしくは阪神大賞典ということだが、天皇賞春は、おそらく距離適性判断からコントレイルが出走しないと思うので、本日の快勝から本日時点で、アリストテレス本命予定である。

2着ヴェルトライゼンデ

ドリームジャーニー産駒らしく2200mがあっていたり、渋った馬場を苦にしないのだろう。アリストテレスを見ながらよく伸びていいレースだった。しかしスプリングS、神戸新聞杯、ダービーを見てもいつも重賞ではもう一押しがない。この辺をいかに改善できるかが重賞勝利やG1に届くための課題である。今年もG2、G3ではコンスタントに馬券圏内に食い込むと思うので、抑えには必要な1頭。

3着ラストドラフト

アルゼンチン共和国杯組は過去10年3着内率0%であったが、昨年不利を受けながらの3着であったこと、調教が抜群によかったこと(めったにないS評価をnoteでジャッジ)、さらにはパドック気配も良好だったことから本命に変更した。自信があったが、クラシックを賑わせた4歳馬2頭には及ばなかった。しかしながら、上がり最速を披露し、この馬の存在感は示した。

4着ステイフーリッシュ、6着ウインマリリン、7着ジャコマル

先行3頭はそれぞれ敗れたが、3頭とも内容は悪くない。特に4コーナー先頭のジャコマルは印は回らなかったがtwitterで推奨した一頭。結果も見せ場十分の7着で人気以上に走っており、ローカルハンデ重賞では十分走破圏内のレベルだろう。

5着モズベッロ

復調の兆し。次走叩き3戦目で狙い頃。

11着サトノフラッグ

良馬場の1枠であれば結果は違っただろう。極端な競馬を迫られた不良馬場の1枠で、一旦最後方まで下げた戸崎騎手の判断は間違っていなかったと思う。ただ仕掛けが早すぎたし、外を回りすぎた。。。きっと1着で賞金加算したかった陣営の意図が垣間見れる。もう少しためて馬群を割っていれば結果は違っただろう、掲示板は十分にあったと思う。まあ力負けではないので、次走巻き返しに期待。

以上。


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