京都金杯2022(中京開催)レース回顧

データ分析&調教診断、展開予想、指数からの予想結論
【短評:大混戦、Hペース必至】本命◎ステルヴィオ、対抗〇エアロロノア、単穴▲シュリ、連下△ルークズネスト、×ディアンドル、特注穴馬☆ヴィジュネル。ワイド◎-〇▲△×☆。

Ⅴパドック推奨馬(当日更新)
1ヴィジュネル🐴5ディアンドル🐴6シュリ🐴8ルークズネスト🐴12エアロロノア🐴15ステルヴィオ

結果、1着無印ザダル、2着無印ダイワキャグニー、3着無印カイザーミノルで箸にも棒にも掛からぬハズレ。。。レースラップは12.1 - 10.5 - 11.5 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.6 - 12.0で上り 4F 46.8 - 3F 35.1。前半46.1後半46.8のほぼイーブンの平均ペース。逃げたバスラットレオンとサトノフェイバー以外は前半そこまで速くなっていないと考えてよさそう。内が伸びる馬場状態だったようで、カイザーミノルより外を通った馬で目立った伸びを魅せた馬はいなかった。また、全体的に1800mぐらいで好走してきた馬が入着した印象。

1着無印ザダル

まず、最後の直線の松山弘平ジョッキーの進路選択が素晴らしかった。外を通っていたら着外に敗れていたかもしれない。それぐらいわずかな差が明暗を分けたレースになったと考えている。また、最近ではこの馬は左回り専用で使われてきて、中京コースは初であったが、左回りを多く経験してきたことが活きていたかもしれない。

2着無印ダイワキャグニー

この馬も左回りが得意な馬(特に東京コース)。しかし、明け8歳にあり、昨年は複勝率0%でピークは過ぎていたように感じ無印評価とした。しかしレースでは逃げた2頭から離れた3番手で進めて、抜け出してあと少しで1着のところまで見せ場十分の2着だった。左回り1800mで好走した馬がここでも一発あるかもという視点以外はこの馬を買える要素は見当たらなかったのが正直なところ。今後も左周りではいっぱつあるかもしれないので、抑えたい一頭。

3着無印カイザーミノル

この馬も近走左回り1800m~2000mを使われていた一頭。横山典弘ジョッキーの進路選択も素晴らしく、ぎりぎり内目の伸びるところだったかもしれない。

8着◎🐴ステルヴィオ

ステラヴィオは勝ったザタルとは対照的に最後の直線でインを突くも2度ほど進路を塞がる不利があり、まともに追えていない。その差がザダルとの差に影響している。スムーズであればカイザーミノルと接戦ぐらいまでは持ち込めたかもしれない。ただやはり瞬発力は過去ピーク時よりは衰えを感じ、今後は無印でいいかもしれない。

以上、馬の実力や状態うんぬんよりも馬場状態騎手の判断が結果に大きく影響した京都金杯2022(中京開催)であった。馬の実力が拮抗していたり、ハンデ戦はこのような要素がおおきくなることがあることは今後の馬券対策として記載しておきたい。





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