趣味について


noteを書くという行為がmixiの日記に似ていて、ノスタルジーを刺激する。
当時の面白い・かっこいいと思ってやっていた痛い行動の記憶さえも掘り起こす。

なんにせよこの心地よさをもう少し味わいたく本日2本目の記事をここに記す。

私は基本的に自分のことが大好きで、自分のことを話すのが好きだ。
なのでこの記事も自分のことを話そうと思う。
今のxのアカウントの運用について思い出しながら書いてみる。


現在運用している【水とウ】というアカウントだが、これは「絵ばボンボンうp(うぴー)するアカウントつくりてぇな」という思いでできたものだ。

水とウという名前も本来は「水とウインナー」という名前だった。ホラ、見てきてごらんよ私のIDを。
wasser und wurstってあるでしょう。
これはドイツ語で水とウインナーを指す。

水とウアカは私がドイツ人だった頃に作ったのでその名残りだ。
アカウントの由来も当時のぶっ壊れた生活で机の上にあったものが水とウインナーだったからってだけだ。

つまり名前や由来なんて意味はないということをここで言いたかったのだ。


さて、実際の当時の運用を思い出してみたい。
アカウントの方針はただただ描いたものをアップするだけ。見てもらえればラッキーくらいの気持ちだった。
そしてアップしていたもののテーマは全くバラバラで本当に一貫性のないただ描いた絵をあげていた。

これはこれで好きなものを描いているだけなので運用法として間違いではなかったのだが、どんどんつまらなくなる。
当たり前である。Twitterでツイートをするということはなにがしかの繋がりや同調であったり反応を楽しむ側面が大きい。
私のやっていたことは全くそれらを欠いた「保存倉庫」のような使い方だ。

何か反応があれば私も人の子なので嬉しいのだ。
ただここで何かを変えた記憶はない。どうにかしなきゃという気持ちもなかったのだ。

しかしある時、シャニマスキャラを描いた時からやけに反応が来るようになったことを覚えている。

その中でも、ミステリアスで不思議な雰囲気の幽谷霧子というキャラクターに不条理であったり可笑げな掛け合い・発言をさせた漫画崩れのようなものが人の関心を引いたようだった。

私は人を笑わせることが好きだ(得意と言いたいところだが、割と人の表情を引き攣らせることも多いのでこう話す)

人の褌であるし、本来こんなことを言わないのでこのキャラクターが本当に好きな人たちに「袋叩きにされるんだべな〜」っと思いながらも手は止まらなかった

自分が面白いと思うシチュエーションや事象を、他の人も面白いと同調・共感してくれていた事が私を刺激したのだ。

そう、共感なのだ。人間は物理的に距離が離れていようと一つの方向に向かう意識統一は可能なのだ。
その意識は私を同人誌作成まで突き動かした。

ここで同人誌作成について少し話したい。
この可笑げな行動や発言をするキャラクターを駆使した漫画のようなものを描くうちに、ふと自分の忘れていた感覚が思い出された。
そうだ、私は昔から漫画を描いていたじゃないか。
人を笑わせる方法としてよくやっていた事だ。しかしこれはなぜこんな錆びついたスイッチよろしく記憶の片隅に消えてしまったのか。

答えは簡単であった。ある時から絵が上手くなりたくなったのだ。
そこからは真面目に絵に向き合ったりしたのだが、人生におけるさまざまな事が起こり絵を楽しく描くこととは少し離れた意識があったのだと思う。

端的に言って仕舞えば「絵が上手い人」と思われたいがための研鑽に過ぎなかったのだ。

そうして水とウはTwitterにおいて忘れていた感覚を取り返し、どんな形であれ漫画を本にするということを達成した。

ギャグをベースにした漫画を描くことは自分の中では比較的容易い(絵が適当でもいいので)ことであったが、恋愛については少し困った。

恋愛をテーマにした途端に話も絵も気にするレベルがグッと高くなった。


なにより恥ずかしい‼️‼️‼️

恥ずかしいんですよね。これ。
ただ恥ずかしいことを思い切ってやり出した時、肯定的な反応が返ってくると途端にやる気が出る。というかタガが外れると言った感覚のほうが正しかった気がする。

その時には人を笑わせられるから漫画を描く事が好きから
漫画で物語を描くのが楽しい
にすっかり変わった。

まあまだ全然下手くそだし、基本的なセオリーなんかも勉強しないといけないですが。

そんなこんなで現在はエロ漫画の練習ばっかりしてます。
エロ漫画。

私エロいの好きなんだもんね。エロいやつ。

そのうち突然エロ漫画の練習みたいなポストするから気をつけてね。センシティブに設定するからそこは安心してね。


総括するとこのアカウントは明らかに自らを、やりたいことに導き成長を促してくれた行動のきっかけなのだ。

ありがとう水とウインナー。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?