|五十二|
今日は、五十二歳の誕生日。
忘れられない瞬間の積み重ね。
自分でも感心するほど騒がしい日々。
悲しいつらい苦しい時間も、嬉しい楽しい温かい時間も、
全てが愛すべき時間。
、、、なんて、きれいごとで済む訳もなく。
どうしたって、心が闇に包まれることもたくさんたくさんあった。
そんな時には、「温かく優しい記憶」という名前のキャラメルをひとつ、
ゆっくり味わう。
心がじんわりほぐれていき、また明日を迎える栄養となる。
そんなキャラメルを、この五十二年の日々の中で、
少しずつ少しずつ蓄えてきた。
ここぞというところで取り出し、自分の記憶で自分を救う。
キャラメルといえば、、、、こんなことがあったっけ。
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