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相方の絵心

表現の方法として、私は「言葉」や「音楽」が得意分野。相方は体を使ってする作業は大抵器用にこなし、「絵を描く」も得意分野の一つだ。家事その他の生活の中での得意分野も異なるが、こんな部分も2人で違っていて何だか面白い。お互いの不足を補うべく一緒にいるのだなーと再認識。

怖い絵が送られてきた

先日、仕事中に相方からメールが来た。

こっそり開いてみると、なんか怖い画風の女性の絵が添付されている。文面には「キャロルをジョジョ風に描いてみました」だって……。仕事中に何やってんだか。そして、「キャロル」と主演女優2人への傾倒ぶり、もう呆れて言葉もない。

私は相方と違って忙しかったので、一言「怖い」と返信した。帰って相方に会ったらちょっと落ち込んでた。いやー、絵は上手いと思うのよ。でもそもそも私は「ジョジョ」を読んだことないし、こういう影の描き込みの多い少年漫画の画風が苦手なのだ。


「上手く描けてるよ」と改めて言ってあげたら、恥ずかしそうに照れてる相方。いそいそとツイッターに上げたりしてたわ。

誕生日プレゼントは「手作り絵本」

今は誕生日にプレゼントを交換することもなくなったが(そういうイベントに興味がない2人)、まだ物やら手紙やらを交換していた時期に「絵本」をもらったことがある。それも相方自らが絵を描いた手作り作品だ。

↓内容はゆるキャラ(相方)とお姉さん(私)のほのぼのした日常を描いたもの。

↑どうも相方は、この絵のようなゆるキャラになりたいようだ。もしくは柴犬の子供。そして優しいお姉さんに可愛がられたいらしい。そのような理想と、現実の2人の生活をミックスしてできたお話らしい。

絵もお話も可愛いいし、これは私の宝物である。死んだら棺に入れてねって感じ。記事のために写真を撮ろうと久しぶりに開いて読んでたら、不覚にも泣きそうになった。


どんどん描けばいいのに

私がnoteを始めたとき、相方も「イラストとか漫画とか載せようか〜」って言ってた。いいんじゃないの〜って思うんだけど、面倒臭さが先に立つのか一向に行動に移す様子はなかった。

先日、上記のキャロルをツイッターに載せたら「客観的に自分の絵が見られて良かった」らしい。表現って、初めは自分だけで楽しんで終わりでもいいんだけど、そのうち「誰かに見せたい」ってなるよね?そして誰か見せることで、視点を変えて作品をみることができるようになる。上手くなるためとかそういうことではなく、違った楽しみ方が生まれるって感じ。いいじゃないの、今後もどんどんやりなはれや。

そんな多趣味で小器用な相方でした。

私の文章に少しでも「面白さ」「興味深さ」を感じていただけたら嬉しいです。