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2024/5/19(日) 『オークス』 予想

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【東京芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(良なら軽い芝)〜
土曜5Rの未勝利戦で《1:59.2》。11RのメイSで《1:45.1》と相変わらず早い時計が出ています。33秒台前半の上がりをマークしている馬もいました。馬場的には内枠や先行馬に有利に働きますが、差し馬の馬券圏内への食い込みも十分見られています。

【レースのPoint】
・全馬初距離=波乱の可能性アップ
・Sペースになると距離負担問われづらい

穴推奨:⑰タガノエルピーダ
    ①ミアネーロ
    ⑩アドマイヤベル
    ⑤コガネノソラ
    ⑮サフィラ
連軸候補:⑦ステレンボッシュ
アタマ狙い:⑫チェルヴィニア
      ⑭ライトバック
      ②クイーンズウォーク(内枠鍵)

<タガノエルピーダ>
デビュー2戦目の朝日杯FSでいきなり牡馬相手のG1にぶつけたにもかかわらず、《0.2秒差・3着》と能力の高さを証明しました。前半3F《34.1秒》というHペースを3番手から粘り込む強い競馬を見せましたし、勝ち馬ジャンタルマンタルのその後の活躍を見ても価値が高まります。2走前のチューリップ賞は《0.5秒差・4着》と物足りない内容でしたが、前走の忘れな草賞で即巻き返し。こちらも1000m通過《58.1秒》というHペースで勝利しているように、2000mへの距離延長も全く問題ありませんでした。
今回は距離がさらに2400mまで延びますが、斉藤崇師は「もともと乗りやすくて折り合いもつくし、距離が延びても大丈夫だと思う。前走を使ってから一段と飼い食いが良くなり、体もしっかりしてきたので、一戦ごとに充実してきている印象」と評価しています。ここまで持続力を活かした競馬が目立っているだけに、軽い芝の東京に替わる点がどうかですが、新馬戦で上がり最速《33.5秒》といい決め手も披露しています。初の長距離輸送や左回りと課題は少なくありませんが、先行力を活かして外枠のロスを減らすことができれば。

<ステレンボッシュ>
2走前の阪神JFで《クビ差・2着》。上がり《33.5秒》は勝ち馬のアスコリピチェーノを上回るメンバー中最速のものでした。レース後にルメール騎手が「距離が延びればさらに良さそう」とコメントしていただけに、桜花賞での逆転は厳しいと思っていましたが、あっさりと成功。モレイラ騎手も「距離が延びても問題ない」と話していました。2人のジョッキーが全く同じ意見を持っていることとレースぶりからも2400mへの距離延長は気になりません。
アスコリピチェーノ不在のメンバーではもちろん最有力ですし、東京コースも3走前の赤松賞で経験済みです。国枝師は「(アパパネやアーモンドアイと比べて)現時点では同じくらいのレベルにはある」と絶賛しています。

<チェルヴィニア>
2走前のアルテミスSで重賞初制覇。上がり最速《33.3秒》という素晴らしい瞬発力を発揮して後続に《0.3秒差》をつける完勝でしたが、阪神JFを回避してぶっつけ本番となった前走の桜花賞で《1.2秒差・13着》と初めての大崩れとなってしまいました。
1800mの未勝利戦をノーステッキで大楽勝した時からベスト距離は長いところにあると感じていただけに、2400mに距離が延びる今回は巻き返しに注目する必要があります。陣営も「長欠明けを使って、前走よりもグンと良くなっている。フットワークからも距離延長は望むところ」と分析しています。ただ、前走で大敗したにもかかわらず、人気が上昇してしまうのは嫌ではあります。

【推奨買い目】
3連複:⑰①-⑦⑫-⑦⑫⑭②⑬⑰①⑩⑤⑮⑱⑨③⑧

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