ムダにならない勉強法 樺澤紫苑著

Book Review

1)すべてはアウトプットをやるか、やらないか。それだけ。

2)Tipping Pointまでがんばれば、爆発的な成長、指定関数的成長。

3)人間がもつモチベーションを上手く使う、褒美をやる。

4)続ける最大のコツは”今全力でやる”。

5)インプットとアウトプットを繰り返し成長した先、何をすればいいのかそれはスーパーアウトプット(離)のステージへ。           人に教え、情報発信し、講師になり、コンセプト体系化し出版する。

6)オリジナルの勉強法が、最強の勉強法

7)感想

1)アウトプット型勉強を習慣にするだけ

3 month, 12 month, 3 years, 10 years で猛烈な自己成長を実感する。

10年継続勉強 10年続ければ夢は必ず実現する。

1年やれば基本が習得できる、3年やれば一通りできるようになる、10年やれば専門家になれる。

勉強は10年後の自分のための貯金。

勉強の本当の効果は時差でくる。だから挫折しない。10年頑張ると決めたなら、その瞬間に実現したもの同じ。なぜならライバルはほとんど存在しないから。

やるか、やらないか。それだけ。

一緒に成長する仲間を持とう。仲間がいれば不可能が可能になる。

正確には自分1人では無理であり、コーチ、サポーター、同じ心ざしを持った仲間がいて、3年、10年という継続が可能になってゆく。

続けるための最終法則は、“1人ではやらない“ということ。

夢を共有できる仲間と一緒に頑張れば、苦しいが楽しいに変わる。

2)”がんばっているのに成果がでない”は喜ばしいこと。

停滞はブレイクスルー手前で起こる”成長の指数関数”。

”Tipping Point” 臨界点 なかなか成長しない状態から急激に成長する状態への移行点。一人の人間が何百万人もの人間と結びついていてネットワークを形成しているため、商品の広がりは指定関数的に起きる。人間の脳も同じ。1つのニューロンは2,000個のニューロンと接続して、そのネットワークを使って学習、記憶をおこなうため、勉強やスポーツの成長も指数関数的におきる。

Tipping Pointまでがんばれば、爆発的な成長がまっている。

3)人間がもつモチベーションを上手くつかう

つらいこと、楽しくないことも短期間であればがんばることができる。1ヵ月と3ヶ月が目安。これを超えて続けられる人もいるのは、ドーパミンモチベーション。いまやっている勉強や練習に楽しさを見つけ、成果や上達といった”報酬”が脳に与えれれると続けるモチベーションになる。

4)続ける最大のコツは”今にコミットすること”。

続けるなんて考えない、とりあえず今だけやる。今全力でやる。

5)インプットとアウトプットを繰り返し成長した先、何をすればいいのか。

それはスーパーアウトプット(離)のステージへ。人に教え、情報発信し、講師をして、コンセプトを体系化して、本を書く。

あなたもスーパーアウトプット勉強方を実践して、勉強の”本当のたのしさ”を発券し、大気圏を突破して宇宙に旅立つような自己成長を体験してほしい。

人に教え、情報発信するのにSNSは良い。モチベーションUPになるし、情報はだせばだすほど新しい情報が勝手によせられてくる。楽しい!気楽に行うこと、ハードルあげない。自分の意見を書く。自分の意見こそオリジナル。ほかのサイトではよめないオリジナリティがないとSNSの意味なし。毎日投稿する、時間を制限する、同じ時間にコツコツ。アウトプット力高まり、自己成長。読者から感謝されすべてが上手く回り始める。

講師になって、自分の体験や知識を整理し、他人にわかりやすいように再構築してそれを伝えていく。この体系化が人を成長させる。講師になると努力が何倍にもなって返ってくる。”勉強”が目的なのであれば、参加者の人数は関係ない。1ヵ月でだれでも講師になれる、その周到な準備によって、あなたは猛烈に進化する。

そして自分の体験をたな卸しする”出版”。出版は究極の体系化。多くの人に役立つ情報を発信して、実際に多くの人によろこばれる状態を実現できれば、出版のチャンスはかってにやってくる。脳に空き容量が生まれて新しいことをまたインプットできる。

6)オリジナルの勉強法が、最強の勉強法

結果として自分の生活パターンにマッチした自分流のダイエットを見つけたときに、目覚しいダイエット効果が発揮される。人によって状況、背景、体質など必ず条件がことなる。そうした百人百様の人たちに、たった一つの方法がズバッとはまるのは難しい話。いくつかの方法を自分流にアレンジすることが、自分にもっともあった、自分にとってもっとも効果の高いダイエット法です。そんな”自分流”の方法を発見することが離のステージ。離のステージに到達して、自分流を発見した人が、その方法を本として出版する、だから何百も本がある。自分にあうもの、あわないもの、いろいろ試して、いろいろ組み合わせて、最終的に自分にもっともマッチした”自分流の勉強法””究極の勉強法”ができる。ダイエットも勉強法も”自分流”でないと最大の効果はでない。

感想

自分にマッチした勉強法(インプット、アウトプット、時間術含む)をあみ出して”そのオリジナル勉強法”をアウトプットする。

本のいいなりにならなくていい、本を上手く使う、いいところを真似る、取り入れる、体験する、フィードバックする、自分のものにしていく、ってことだと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?