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【イギリス大学院進学】~志望校の選び方~

2022年9月からイギリス大学院で英文学を学ぶ予定のわたしです。志望校決定や出願の際、同じく日本からイギリスの大学院に進学された方たちのブログを参考にさせていただいたので自分も助けになれればと思い、イギリス大学院合格までの道のりをメモ程度ですが紹介しようと思います。

大学院合格までのスケジュール

まずは進学前年の秋頃から始めることになる出願・その後の合格獲得までのスケジュールを軽く。わたしはこんな感じでした。

2021年3~4月:志望校決定のためのリサーチ。

5月:IELTSの目標スコア決定。

5~8月:リサーチした情報を基に志望校を絞る。IELTSの勉強。

8月:IELTS受験。

9月:推薦状依頼。留学エージェントのサービス加入。

10月:すでに決まっていた志望校の分の出願書類を作成しつつ志望校を全て決定。第一志望校出願。

11月:第二〜第四志望校出願。

11月〜2022年1月:オファー(入学許可)をもらう。

以下では志望校の選び方について紹介したいと思います。

志望校の選び方

多くの人が悩む部分だと思います。選ぶための条件はたくさんありますが、挙げるとすると主にコースの内容、指導教授の研究内容、場所、学費、IELTSのスコア、大学の成績、推薦状の数、出願料の有無、大学のランク。この中で自分が重視するものがどれかによって出願校が変わってくるかと思います。

わたしの場合ですが、まず[ac.uk masters 自分の学びたい分野 (わたしの場合はenglish)]でgoogle検索をかけ、出てきた大学をひたすらリストアップし、学費やコース内容、要件などをまとめたメモを大学ごとに作成しました。この時点で見た大学は70校ほど。わたしは全ての大学をある程度見てから絞るという形にしたためとても時間がかかりましたが、最初から大学ランキングを参考にある程度絞ってしまってもそんなに問題ない気はします。

コース内容について

わたしが最も重視したのはコース内容で、わたしの場合は英文学の中でもモダニズムがやりたい!と興味が定まっていたため、モダニズムやモダン文学専門のコースがある大学は志望順位が高くなりました。

ただ(一概には言えませんが)やはり名門の大学ほどコースが細分化されている(下の方に行くと英文学のコースは年代別に分かれていなくて一つだけ)ため魅力的だなという印象を受けました。ですがもちろん大学によって強い分野が異なるため、分野ごとの大学ランキングもチェックするのが吉です。

大学ランキングについて

わたしが利用した世界大学ランキングは主にTimes Highest EducationGuardian 、QS Universities Rankings の三つのサイトによるものでした。これで分野別と全体(イギリス国内)のランキングを見て、大学をおおよそ予想される難易度順に並べ替えるということを行いました。

いわゆる安全校を考えるのにはランキングが役立ちます。日本からイギリス大学院に進学された方のブログなどを読んでいると、かなり名門に合格された方が多い感じがしますし、実際安全校は秋にすぐ出願しなくても後からすればいいのかなとも思います。ただわたしは「全部落ちたらどうしよう…」と不安になった時に安全校にオファーをもらったためひとまず安心することができました。

その他の条件について

場所 こだわりがあれば、という感じです。わたしは第四志望をロンドンと田舎の大学で迷っていたのですが、志望順位が低いならせめて場所でワクワクできるように、とロンドンにしました。

学費 ランキングが高いほど学費も高いです。あとはイギリス国外からの学生はイギリスの学生よりも学費が倍くらい高いのでそこは覚悟が必要です。

IELTSのスコア 出願時に求められているスコアに達していなくても後から受けて届けばいいよ、ということでオファーをもらえるケースも多いみたいなので、行きたい大学ならスコアが足りなくても出願してみるべき!みたいです。

大学の成績 イギリス式の換算?か何かで日本のGPAより上がるケースがあるようなので、足りなそうな方はエージェントなどに相談してみてもいいかもです。

推薦状の数 わたしが受けた大学では1通が2校、2通が2校でした。3通必要というのはオックスフォードくらいでしか見なかった気がします。

出願料の有無 これはかからない大学がほとんどなので気にしなくていいかと思います。

最後に

次の記事では、IELTS受験と留学エージェントの利用について紹介していきたいと思います。

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