WP-OliveCart4PRO（1.1.2）をブロックエディター対応にする追記。

無料版を使っている方が多いので需要は少ないのかもしれませんが、記録として残しておきます。

WP-OliveCart4（無料）はブロックエディターに対応しているため、再利用ブロックが使えるのですが、　PRO版はブロックエディターに対応していないため、再利用ブロックが使えません。同じ記述内容（注意など）を複数の商品で共有する場合、再利用ブロックは必須です。

そこでプラグイン本体に追記をして、ブロックエディターに対応させます。いずれ本体が対応すると思いますので、アクションフックを使うなどの方法は辞めて、プラグイン本体に手を加えておきます。（改造は自己責任で）

手を加えるファイルは、［自分のドメイン］/wp-content/plugins/wp-olivecart-pro/include/class-cart-taxonomy.phpで、コードを追加するのは2箇所です。54行目辺りで下記のようなコードを探してください。

		$args = array(
			'labels'			=> $labels,
			'public'			=> true,
			'publicly_queryable'=> true,
			'show_ui'			=> true,
			'query_var'			=> true,
			'rewrite'			=> true,
			'capability_type'	=> 'post',
			'hierarchical' 		=> false,
			'menu_position' 	=> 100,
			#'supports' => array('title','editor','thumbnail','custom-fields','trackbacks','author','excerpt','comments')
			'supports' => array('title','editor','thumbnail'),
		 #ブロックエディター化 ※下記一行を追記
			'show_in_rest' => true
		);
		register_post_type('cart',$args);
		register_post_type('wp_olivecart',$args);
		flush_rewrite_rules( false );
		//Category type
 		$args = array(
 			'label' => __('Item Category' ,'WP-OliveCart'),
 			'public' => true,
 			'show_ui' => true,
 			'hierarchical' => true,
 		 #ブロックエディターに表示 ※下記一行を追記
 			'show_in_rest' => true
 		);

コードの65行目辺り
'supports' => array('title','editor','thumbnail'),　←行末に「,」を追加し、
その下行に
'show_in_rest' => true
の1行を追加します。

もう一箇所は75行目辺り
'hierarchical' => true,　←行末に「,」を追加し、
その下行に
'show_in_rest' => true
の1行を追加します。

作業は以上です。

おまけ「CSV」インポート時の文字コード

UTF-8でインポートしたら文字化けしてしまいます。SIFT-JISで保存しましょう。