どこに属していても、どこにも属していなくても、自分の足で地面を踏んで土を感じていないと、二度ともとには戻せないなにかを失ってしまうことになる。
安心なんてどこにもないのだと思う。
紛い物の安心を探すことに必死になって、自分の人生を誰かに委ねてしまわないよう身体の一部に刻んでおく。

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