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「知らない人にも挨拶すること」を教える理由ってなんだろう?【小山内の日記】

こんばんは、小山内です。

編集部は、ただいま昭和村に出張に来ています!

(写真は改築された喰丸小学校)

灯台もと暮らしでは、2017年から昭和村の営みとして脈々と続いてきた「からむし」とからむしに携わる女性「織姫さん」を取材してきました。

からむしとは土から糸になる植物のことで、昭和村ではからむしの栽培から糸づくり、布にするまですべて人の手で行われています。

昨日、小松崎さんも深夜枠に書いてくださっていましたが、今回の昭和村特集では「かすみ草」や「村の方々の新たな取り組み」に焦点を当てた記事を制作します。

8月5日は、からむし布をテーマにしたイベントも開催するので、ぜひ発表をお楽しみに!

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昭和村に来るといつも、これまでの自分の常識を疑うような光景を目にしたり、お話を聞いたりします。

例えば、最近は昭和村特集のライター・中條美咲さんづてに、こんな話を聞きました。

「とあるかすみ草農家の奥さまは都会で子育てをしていたんです。都会では居住区域内でも『知らない人に声をかけてはいけないよ』って子どもに教えるじゃないですか。でも昭和村では違う、と彼女は言っていて。『知らない人にも挨拶をしないといけないよ』って教えるらしいんです」(美咲さん)

このお話を聞いたとき、驚きました。

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