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女はそれぞれ音をもっている--<4>「あれは、あき、おまえの音だ。」

「女と本のあるふうけい」を運営するブックキュレーターの秦れんなさんが「音」をテーマに選書。

『台所の音』を取り上げて4回目となる最終回は、佐吉があきの音と雨音を間違えることを機に、クライマックスへ。

*選書:台所の音 幸田文

女はそれぞれ音をもってるけど、いいか、角だつな。さわやかでおとなしいのがおまえの音だ。料理人の佐吉は病床で聞く妻の庖丁の音が微妙に変ったことに気付く…音に絡み合う女と男の心の綾を小気味よく描く表題作。他「雪もち」「食欲」「祝辞」など十編。五感を鋭く研ぎ澄ませた感性が紡ぎ出す幸田文の世界。引用:Amazon内容紹介より

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お茶、あつくしましょうよ

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