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【もとくらデザイン室 #6】意見を聞きながらチームでつくっていく!プレゼンとヒアリングと調整と。


こんにちは!おぎゆか(@ogiyk_)です。

いよいよ編集長・伊佐さんの書籍「移住女子」の発売されましたね!知っている人の名前を書店でみるとニンマリしてしまいます。

ちょっと前ですが、その伊佐さんがこんな記事を書いてくださいました。

【かぐや姫の胸の内】好きな世界にもっともっと近づくために、気張らずに進みたい|デザイナー・荻原由佳 

3次元のおぎゆかはこちらから確認できます。笑

ではでは、前回より少し間が空いてしまったのですが、引き続き「灯台もと暮らし」のロゴについてお話したいと思います。前回チラッと登場したデザイン案について今回解説しつつロゴ制作の流れをお伝えします。

方向性を定めよう!プレゼンテーション

ここからがもっとも大切な工程です。前回のアイデアスケッチの中から4つの方向性まで絞り込み、デザイン案をプレゼンテーションを通して編集部メンバーとともに意見を出し合い、方向性を定めていきます。

今回灯台もと暮らしを「青年に成長させる」というゴールがあったため、シンボルマークは使わないロゴを目指しました。そこで書体選びは重要になってくると考え、それぞれの書体の雰囲気や、歴史や与える印象などを伝え、慎重に選んで行きました。

プレゼンテーションで使ったデザイン案を大公開!

◎ A案
・書体独自の古風な雰囲気を残し、version1の筆文字の雰囲気を思い起こさせる。
・古風な書体で"和"や"古"の要素を表現しつつ、文字を少し崩して"新"の要素を取り入れ"新"と"古""のバランスを表現。

◎ B案
・細身の書体をベースに制作、可憐さ・軽やかさな印象をめざした。
・書体独自のヒゲなどは残しつつ、タテの線を強調し"新"の印象を与えることができる。

◎ C案
・書体にさらに丸みをもたせ、柔らかい印象を与えられる。
・"古"より"新"な印象を与えることができる。
・明朝体の特徴のヒゲやハネは強く残し、"和"の雰囲気を取り入れる。

◎ D案
・書体のヒゲなどを削り、より現代的な雰囲気に近づけた。
・タテの線を強調する・線を直線にバランスを崩すなどポップな印象を与えられる。

あれ、こんなにバラバラなの?と、思う方もいるかもしれません。
前回のキーワードを思い返すと…
・新しさと古さが混在
・三輪明宏さん
と、いったような中間なものがおおく、編集部5人それぞれのイメージがどこに近いかを確認する目的もありました。

ところで今回のロゴの色は?

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