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#大学スポーツ

【就活生特集】 〜自分からサッカーを取った時に、何でチームや社会に貢献するかを考える4年間〜

社会に出る前の貴重な大学4年間をサッカーに捧げる決意を固め、ア式の門を叩いてきた部員たち。いくらプロサッカー選手になることを夢見ても、それを叶えることができるのはわずかに一握り。部員のほとんどがビジネスマンとなり、社会に羽ばたいていく。 そんな現実を前にした4年生がどのような思いで就活に臨み、その過程でどのような知見を得るのか。そして、それをどのように組織に落とし込んでいくのか。 今回は、そんな就活生を代表して5人の4年生に話を聞いた。 (※このインタビューは3月18日に行

悩める”スーパールーキー”も勝負の2年目 チームを勝たせる唯一無二の存在へ

昨シーズン、早稲田大学ア式蹴球部に新たな風を吹かせたルーキー、西堂久俊と山下雄大。1年生ながらリーグ開幕戦に出場すると、前期リーグではコンスタントに出場機会を得て、早慶戦の夢の舞台にも立った。順風満帆とも言える大学サッカー1年目に見えたが、後期リーグに入ると立場が一転。試合への出場はおろか、ベンチメンバーにも入れない試合が多くなった。”スーパールーキー”とも称された2人がなぜこのような境遇に陥ってしまったのか。大学卒業後のプロ入りを目指す上で重要となる、勝負の2シーズン目に向

夢と現実の狭間でーー迫る決断の時

プロ入りか、それとも就職かーー。人生の岐路に4年生は立たされている。”プロサッカー選手になる”という、幼少期から抱き続けた夢を叶えるラストチャンスは目の前に転がっているかもしれない。しかしながら、その道を切り拓くことができる人間はごく僅かだという現実。夢と現実の狭間でもがきながらも、その葛藤の中で何を見出すのか。そして、大学サッカーに挑戦する過程で、どのような成長曲線を描いていったのか。彼らの本音を聞いた。 =================================

兄弟で挑む、夢の共演

ア式蹴球部には兄弟が所属している。鈴木郁也と鈴木俊也。中学時代は同じチームに所属していたが、高校は別々の道へ。しかし、兄弟の行き着く先は同じ。大学では再び同じチームで戦うことになった。なぜ早稲田なのか。なぜア式なのか。兄弟で挑む夢物語を追う。 ===================================== ○鈴木兄弟ーーまず始めに、どうして2人はそんなに仲が良いんですか? 郁也:仲良い? 俊也:そんなに仲良いですか? ーーえ、仲良くないんですか? 郁也

理工3兄弟 ーー ”ガリ勉族”の挑戦

ア式蹴球部には100名近い部員が所属している。その中で注目が集まるのはもちろん、これまでの競技実績を引っ提げて「スポーツ推薦受験」と「自己推薦受験」を勝ち抜いて入学してきたスター選手だ。しかし、彼らスター選手だけでア式蹴球部が成り立っている訳ではない。中には、”理系のガリ勉族”という稀有で特殊な存在がいる。そう、理工学部の学生だ。ア式蹴球部の中では圧倒的少数派。単位修得が難しく、授業や実験が被って練習時間も満足に確保できない。そんな状況にも関わらず、彼らはなぜア式蹴球部で挑戦

新体制幹部が語る、”特別な2020シーズン”への意気込み 【後編】

先日、ア式蹴球部の新チームが始動した。 最終節にまでもつれ込んだ熾烈な残留争いを制し、”1部リーグで優勝した翌年に2部リーグへ降格する”というジンクスを破ったものの、不本意に終わった2019シーズン。この1年を経て、チームはどのように強くなっていくのか。 2部リーグ優勝、1部リーグ優勝、1部リーグ残留争い…という激動の3年間を過ぎしてきた新4年生は、最終学年となる今シーズン、どのような未来予想図を描きながらチームビルディングをしていくのか。 新シーズン主将の杉山耕二、副将の山

新体制幹部が語る、”特別な2020シーズン”への意気込み 【前編】

先日、ア式蹴球部の新チームが始動した。 最終節にまでもつれ込んだ熾烈な残留争いを制し、”1部リーグで優勝した翌年に2部リーグへ降格する”というジンクスを破ったものの、不本意に終わった2019シーズン。この1年を経て、チームはどのように強くなっていくのか。 2部リーグ優勝、1部リーグ優勝、1部リーグ残留争い…という激動の3年間を過ぎしてきた新4年生は、最終学年となる今シーズン、どのような未来予想図を描きながらチームビルディングをしていくのか。 新シーズン主将の杉山耕二、副将の山