第1回 新思考入試(地域連携型)とは何か

※この記事は新思考入試(地域連携型)を扱います。新思考入試(北九州連携型推薦入試)とは全く異なる入試ですのでご注意下さい。
早稲田大学では2018年度より新思考入試(地域連携型)での募集をしています。2022年度において新思考入試を採用している学部は
・法学部
・文化構想学部
・文学部
・商学部
・人間科学部
・スポーツ科学部
以上の6学部です。


そもそも新思考入試(地域連携型)とは何なのでしょうか?
早稲田大学のホームページを見てみると

グローバルな視野と高い志を持って、社会的・文化的・学術的に地域へ貢献する意識を持った学生を求めます。すべての都道府県からの受け入れを目標とし、入学後は所属学部の学びに加え「地域への貢献」をテーマとした全学共通の活動を行うことで、当入試出願に至った志を入学後の学びにつなげる「高大接続」型の入試制度です。

早稲田大学ホームページよりhttps://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/system/wacel/



「正直なんだこれ」とか「よく分からん」って感じだと思います(笑)
ざっくり説明すると早稲田大学卒業後に地域社会の課題に取り組みたい人を募集する総合型入試です。以下では詳細に概要を説明させて頂きます。
(1)なんの試験を課されるの?
新思考入試(地域連携型)では、3回の選抜があり、その全てに合格する必要があります。
1次選考は書類審査、2次選考は総合試験(筆記)、最終選考は共通テスト(3科目受験し、合計で8割以上の点数)です。各選考についての詳細は次回以降の記事でそれぞれ説明します。
(2)倍率は??
学部によって異なりますが10倍程度となります。いま「そんな倍率の高い入試俺には無理だよ〜」って涙目になってる人いますよね?笑
たしかに、一見すると非常に難関な入試のように思えますが、1次選考、2次選考、最終選考のそれぞれは3倍程度の倍率ですので、それぞれの選考に正しくアプローチすることで合格の可能性は非常に高くなります。
(3)新思考入試(地域連携型)で合格した場合と一般入試で合格した場合の違いは?
新思考入試(地域連携型)は卒業後に地域社会の課題解決に取り組みたい人を募集していますので、新思考入試専用のカリキュラムを受講することが出来ます。しかし、強制ではなく任意での受講になりますので、「入学後に気が変わったわ〜」とか「単純に早稲田大学に合格する可能性を上げたかっただけなんだよね」みたいな人も心配しないで下さい。
もちろん「俺は地域社会に貢献するために生まれてきたんだ!」っていう人は新思考入試(地域連携型)にぜひチャレンジしてみましょう!

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