第9回 2次選考を突破する1週間で出来る対策とは?(後編)再現答案あり

前回までの記事では、資料読み取り型の小論文の対策をご紹介しました。今回は課題レポートに関する小論文の対策と2022年度新思考入試で合格した私が実際に2次選考で書いた課題レポートに関する小論文の再現答案をご紹介します。

早稲田大学新思考入試(地域連携型)の2次選考は120分で複数の小論文を書かなければなりません。しかし、課題レポートに関する小論文は制限字数に差はあるものの多くの年度で同じ内容のものが出題されているため、予め書く内容を考えておき、試験会場では考えておいたものを書き出すだけに出来るようにしましょう。そうすることで多くの時間を資料読み取り型の小論文にかけることが出来ます。

課題レポートに関する小論文対策

①課題レポートを確認する

課題レポートに関する小論文は受験者本人が自分の力で書いたものであったかどうか確認するために課されてるものと考えることも出来ます。あなたが書いた課題レポートと小論文が食い違わないように再度あなたが書いた課題レポートを確認しておきましょう。

②文字数を確認する

課題レポートに関する小論文は出題内容としてはほぼ毎年同じですが、制限字数は801字以上1000字以内の年度や1001字以上1200字以内の年度、下限なしの1400字以内の年度があるなど年度によって異なります。ただ、直近の2022年度入試が801字以上1000字以内であったため、900字~1000字で事前に練習しておくと良いと思います。心配であれば、もう少し長い字数も練習しておいて良いでしょう。

③問われていることを正しく理解する

課題レポートに関する小論文では、以下の3点が問われます。

(1)「課題レポート」のどのような点が評価されたと考えるか
(2)「課題レポート」の内容における優れた点
(3)「課題レポート」の内容における不十分な点

おそらく(1)と(2)の違いが分からなかった人が多いと思います。そこで、この2022年度の早稲田大学新思考入試に合格した私が試験会場で書いた課題に関する小論文の再現答案を示したいと思います。以下は有料記事になりますが、ぜひご覧下さい。(再現答案はPDFとnoteへ直接入力したものと両方ご用意してありますのでご覧頂きやすいほうでご覧下さい。)

字数は990字となっています。

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