2次試験対策 1月にすること
みなさん、こんにちは。
早稲田出版・TBC受験研究会講師の櫻野景子です。
今年もあとわずか。
年末は今年を振り返り、来年に向けての具体的な目標を立てるのに絶好の機会です。
中小企業診断士を目指すみなさんは、それぞれ自分に合った勉強の目標やスケジュールを立てられているのではないでしょうか。
今回は、私が1月に行っていた2次試験の勉強内容をご紹介します。
・2次試験、何から勉強を始めたらいいか分からない
・これまでの勉強方法でいいのかな?
・これからの勉強スケジュールを知りたい
このどれかに当てはまる方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
2次試験対策 1月の勉強内容
① TBC 速修2次テキスト 第1〜2章
② TBC 速修2次テキスト 第4章 抽象化ブロックシート 共通、事例Ⅰ
③ TBC 2次集中DVD通信講座 出題企業分析講義
1月は、敵(2次試験)を知ることを意識し、最新の試験情報を収集、必要な知識をインプットすることに注力しました。
具体的な勉強内容は以下のとおりです。
① TBC速修2次テキストの第1章、第2章までの講義動画を視聴。
ポイントをノートにまとめる。
第1章は、2次試験の出題傾向を理解することが中心。
第2章は、TBCメソッドである「具体ー抽象ー具体」を理解することが中心です。
特に、第2章の「2段階型の抽象化」。この解答プロセスは、必ず覚える必要があります。ただ、この解答プロセスは、高度なロジカルシンキングを身につけないと習得が難しいです。
よく「この試験はセンスがある人は受かる」と言われていますが、このセンスというのは2段階型の抽象化ができることだと私は思います。
与件文や設問を読んで、「気づく力」があり、「知識を有機的に繋ぐ力」を身につけることが必要なのです。
第2章の内容は、2月以降の演習問題を解いた際も、テキストに戻って確認し、復習していました。
試験直前期には、この解答プロセスをマインドセットするために講義動画を再度視聴しました。
② TBC速修2次テキストの第4章、抽象化ブロックシートの共通、事例Ⅰを覚える。
事例Ⅰから事例Ⅳのすべてに共通する戦略全般の「共通編」と、事例Ⅰに必要な理論である「事例Ⅰ編」。
合わせて約60シートあります。
「1日2シート」のペースで覚えていきました。
当時は電子書籍の速修テキストがなかったので、抽象化ブロックシートを全てスマホで写真に撮り、いつでもどこでも抽象化ブロックシートを観れるようにして、暗記を進めていました。
今、私が受験生ならば、電子書籍の速修2次テキストを使って、電子書籍にマーカーをひいたりメモを追加したりして暗記します。
この電子書籍があるというのは、受験生にとって本当にありがたいことです。
③ TBC 2次集中DVD通信講座 初回教材の出題企業分析講義を受講。
前回記事でも紹介しましたが、TBCでしか作れないオリジナル教材の出題企業分析講義。
私は、この講義のおかげで「2次試験の勉強は面白い」と感じるようになりました。
出題企業と事例企業を比較しながら与件文を確認していくと、なんだか推理小説を読んでいるような気分になり、
出題企業にある物的証拠と試験委員が考えたアリバイ工作を探していくような試験だなぁと思いました。
2次試験は難しいけれど楽しいと思えたら、勉強に対するモチベーションが上がります。
この時期に、2次試験の勉強は面白いと感じていただきたいです。
以上が、TBCテキストとDVD通信講座を使って合格できた私が実際に行っていた1月の勉強内容です。
ぜひ、この年末に、来年1月に行う勉強内容を計画してみてください。
2月以降の勉強内容は、また別の記事で紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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