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書くという行為の身体感覚

致命的に片付けられない。

じゃあそのままでいいかとも思うけれど、そのままだと何だか考えられない、気が散ってしまう。

中学高校の定期テストの前、片付けに取り掛かって、その間、勉強していない自分に対するイライラが募る。もう気分は最悪で、その頃のことを思い出すと気分が落ちていく感じがする。

”僕らも論文を書くときには、まず片付けものをします”(山極寿一 小川洋子『ゴリラの森、言葉の海』新潮社、2019)

この言葉に救われた。

本当に気がすむまで片付けて、片付けた自分に納得してご機嫌に勉強したらいいんじゃないだろうかと、思う。

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