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【セミナーレポート】ゲームセンター600店舗 300万件の呼び出しノウハウを大公開!「”売上が伸びる”デジちゃいむ有効活用テクニック」を開催しました。

皆さまこんにちは!
今回のnoteでは、1月27日に行われたワスド主催のセミナー「”売上が伸びる”デジちゃいむ有効活用テクニック」の様子をハイライトで公開します!

デジちゃいむは現在、600店舗超のゲームセンターに導入され累計320万件以上の呼び出しを解決しています。その膨大な利用データと、データから分かったノウハウを一挙に公開するセミナーとなりました。

また 当日は株式会社 GENDA GiGO Entertainmentより河合様、Buddycomを開発・運営する株式会社サイエンスアーツより近野様をお招きし、ゲームセンターのDXについても話し合いました。

1. 呼び出し急増中の「デジちゃいむ」

デジちゃいむは登録・DL不要でカンタンに利用できます

スマートフォンでどこでも呼び出せる「デジちゃいむ」は、「もう少しで取れそうなプライズゲームで筐体から離れずに店員さんをすぐ呼べる」「筐体のエラーをすぐ知らせる」など、今まで気づけなかった接客のニーズを顕在化させるサービスです。

スタッフの方はどこでもお困りごとに気付けるようになるので、一つ一つの接客の質・スピードが上がり、 オペレーションも効率化できるようになっています。

そんなデジちゃいむは1月27日現在、累計320万件以上の呼び出しを解決しています。

店舗数・各店舗での呼び出し数 どちらも伸びています

実際に効果的にデジちゃいむを活用できている店舗をピックアップすると、なんと1年で9.48倍まで呼び出しが増えていることがデータから明らかになりました。全体で見ても半数以上の店舗で導入から1年で3倍以上の呼び出しが発生していることも分かりました。

縦軸は導入初月比の倍率です

2. 活用できている店舗の特徴

このようにデジちゃいむを上手に活用できている店舗の特徴は大きく分けて3つあることが分かりました。

呼び出しポイント = 設置する二次元コードのことを指しています

特に顕著だった点は「呼び出しポイントの枚数が多い」ことで、「ポイントが多いほど、お客様が困ったときに目に付きやすい」ということが明らかになっています。

「ポイント数こそ正義」なデータ

これは専有面積が小さい施設でも同様で、必要十分な数のポイントを設置することでお客様のお困りごとを取りこぼさない施設づくりが実現できます。

そして、対応時間が短いほどアンケートの評価点が高く、リピーターの獲得に繋がっていることも明らかになりました。

「スピードも正義」なデータ

この背景には、どのスタッフがどこに居ても呼び出し通知を受け取れるようスタッフ全員が端末を持っていることや、定型文チャットを上手に使うことで往復時間を短縮していることも分かりました。

他にも、昨年リリースしたAI翻訳機能を活用している店舗ではインバウンド需要の増加にもスムーズに対応できているようです。

日・英・中・韓に対応しています

特に店内が賑やかなことが多いゲームセンターでは、チャット型の翻訳コミュニケーションが功を奏しています。お互いのスマートフォン端末を通じてコミュニケーションの円滑化を全面的にバックアップしています。

3. Buddycomで対応時間をもっと短く。(サイエンスアーツ様)

対応時間を80秒も短縮できた店舗も

また、コミュニケーションプラットフォームアプリ「Buddycom」を導入することで、対応にかかる時間を大幅に短縮できた店舗があることも明らかとなりました。

サイエンスアーツ 近野様に登壇いただき、現在600社以上で導入されているBuddycomの魅力について動画を交えてお話しいただきつつ、デジちゃいむとの親和性もご紹介いただきました。

「かんたん」「間違わない」「速い」の3つが揃った音声コミュニケーションツールであり、2024年12月に控えた電波法改正にも対応可能であることからアミューズメントの現場においても採用が拡大しています。

デジちゃいむとBuddycomを連携して活用しているゲームセンターで接客対応時間が短くなるのは、botが自動で読み上げる呼び出し内容がイヤホンを通して直接耳へ通知されることでスマホを確認する手間を省略でき、コミュニケーションが活発化しているからと言えます。

あらゆるコミュニケーションがBuddycom上で完結

また、どんなに離れていてもインターネット通信回線さえあれば利用可能で、ノイズキャンセリング機能を搭載した専用周辺機器の利用でクリアなコミュニケーションを実現するBuddycomはアミューズメント施設との相性が抜群です。

Webサイトや各メディアではGENDA GiGO Entertainment様での導入事例なども公開されていますので併せて御覧ください。

4. デジちゃいむが故障を未然に防ぐ。(GENDA GiGO Entertainment様)

最後に、GENDA GiGO Entertainment様に導入いただいている「デジちゃいむ メンテナンス」をご紹介しました。

デジちゃいむ メンテナンスのロゴは水色

この度 2月1日より正式リリースとなるバックオフィス向けサービスで、マシンの健康状態・修理状況を一元管理し、効率的なメンテナンス業務を支援します

店内の情報伝達、および店外のメンテナーとのコミュニケーションを円滑にし、メンテナンス業務をデータで蓄積し可視化するサービスです。

デジちゃいむ子機アプリからスタッフ誰でもカンタン報告

これまで属人的かつアナログになりがちだった筐体管理を簡単にするのはもちろん、稼働停止を未然に防ぐことで販売ロスを最小限に抑えることができるのが最大のメリットです。

本サービスは、GENDA GiGO Entertainment様に実証の協力を頂きリリースに至りました。GENDA GiGO Entertainmentより河合様に登壇頂き、「デジちゃいむ メンテナンス」の使いやすさや導入決定に至った背景などをインタビュー形式でお伺いしました。


Q. GENDA GiGO Entertainment様で抱えていたゲームセンターのメンテナンス業務に関する課題を教えてください。

(河合様)筐体故障はお客様からの申出やスタッフの巡回で発見することが主でしたが、忙しい業務の中で口頭やメモで報告・対応・管理することが難しい点や、エクセルへの転記やファイルのやり取り等の工数がかさむ点で困っていました。

Q. デジちゃいむ メンテナンスを使うことで実際に管理・連絡コストを削減できましたか。

(河合様)はい、特にスタッフ一人ひとりが端末を持っていることが大きく作用しています。その場で誰でもすぐに報告できるため、もの凄く手間が減っています。故障の状況をメンテナンス担当の社員がリアルタイムで確認できる点も便利です。

Q. 実証を行った5店舗で伺った現場の使用感はいかがでしたか。

(河合様)便利に使っていて、使いづらいという声も入っていないです。 日々のメンテナンスレポートも十分に活用できています

Q. 本導入に踏み切った決め手はありますか。

(河合様)1〜2ヶ月の実証期間で良い意味で普通に問題なく使えており、実際の業務フローに定着している点です。現場でも便利だと感じており利用を止める理由もなく採用にいたりました。

Q. 実証実験の中で思いがけず得られた効果はありますか。

(河合様)デジちゃいむ メンテナンスを導入するにあたりスタッフ全員が端末を所持するようになったことで、全員がBuddycom上でのコミュニケーションが可能になり、細やかなレポートラインが形成されたことです。

Q. デジちゃいむ メンテナンスの今後に期待することはありますか。

(河合様)故障率などのデータ分析により故障予測ができると嬉しいです。また、他のバックオフィス業務は紙や口頭で行われている現状があり、呼び出しポイントごとに情報が集約されていくことに期待しています。

Q. ゲームセンター業界、ひいては御社がDXする上でポイントになると考える点はありますか。

(河合様)繰り返しになりますが、一人一台のスマホを持つことが大きな意味を持つようになると思います。お客様対応やスタッフ間の会話もBuddycomとの連携を通じて便利になっています。日々のチェック業務や、景品の在庫管理なども端末一つで解決できるようになれば良いと考えます。


バックオフィス業務の効率化を糸口に、アミューズメント業界のDXや業界の今後についてお伺いすることが出来ました。
業務効率化の鍵を握るのは スマートデバイス。「2.活用できている店舗の特徴」でも言及された通り、デジちゃいむに登録されている端末数が多い店舗も対応時間が短い傾向が見られています。
一人ひとりの業務をデジタルに可視化することで、業務全体ひいては施設全体のDXに繋がると言えるでしょう。

最後に

今回のセミナーでは、これまで蓄積したデジちゃいむのノウハウや他プロダクトの連携、そしてゲームセンターの業務を更に効率化する「デジちゃいむ メンテナンス」についてお伝えすることが出来ました。

今後もアミューズメント業務の支援、ひいてはすべての接客現場における意思疎通をもっと便利にすべく デジちゃいむを提供していきます!

詳しくお話を聞きたい場合には、是非ワスドの担当者または販売パートナー様までご連絡くださいませ。

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