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19.目的は何?

仕事をしていると依頼や指示をされるのは日常茶飯事です。

ですが、なんでその仕事をやるのかって目的を言わずアウトプットだけ、よくても手順とアウトプットぐらいしか言われないことがほとんどです。

自分の場合はどうかっていうと、何かを頼むときになるべく目的も言うように注意はしてますが意識してないと忘れてしまいます。

目的を意識するようになった理由

なんで目的を言うように意識するようになったかというと問い合わせ対応の影響だと思います。

問い合わせは大抵の場合、「やり方がわからないから教えてくれ」とか「こういう事やったらエラーが出たんだけど、どうすれば治るの」とかそんな感じで手順に関するものが多かったです。

スペルミスのような単純なものならそれでいいんですが、中にはこのやり方じゃどうやってもだめだなー、てなった時に代替手段考えることがあり、目的(相手のやりたいこと)は何だろう?て思うようになりました。

でも、大抵の問い合わせは目的書かれてないので、目的は何ですか?とかその操作何のためにやってるんですか?て返すことが多くて面倒でした。

なので、それの反面教師として自分は依頼や問い合わせの際はなるべく目的も言うようにしています。

目的を言った方がよい理由

目的を言った方がよい理由は他のビジネス系の記事の方が詳しいと思いますが、一応自分の意見も書いておきます。(内容被ると思いますが)

1つは既に書いたような手順がそもそも間違っていた場合などに目的が分かれば、代替手段が期待できることです。

2つ目として手直しが減る効果もあります。

例えば、「このアンケート結果集計しておいて」と「このアンケートをもとに今後の対応の優先順位決めるから集計しておいて」だと後者の方がアウトプットをイメージしやすいです。優先順位決めるなら棒グラフで上から順に並べるのがわかりやすいかなー、とか想像できます。

目的も言わずに曖昧な指示を出すと、なんか思ってたのと違う・・・てなりやすいです。

3つ目はやらされ感というか無駄な仕事している感が減ります。

目的がわからないと、こんな仕事するよりほかの仕事したほうがいいんじゃないの?ていう気分になりがちです。

目的を言わない理由

上記以外にも目的を言った方がよい理由はいろいろあると思います。

特に悪い効果は思いつかないので、基本的には言った方がよいはずです。

が、目的を最初から聞けることは少ない、自分でもたまに忘れることがあります・・・

少し考えた結果、教育・習慣の問題かなー、と理解しています。

極端な例ですが、例えば自己紹介の時に「私は人間です」なんてこと一々言いません。(ネタの前振りとかは別です)

そんな見ればわかるような当たり前のことはわざわざ口にしないっていうのを感覚的に理解しています。

多分、この当たり前が目的にも適用されてるんじゃないか、ていうのが自分の考えです。

アンケート結果で何を判断したいかなんて言うのは本人にとっては当たり前のことです。

が、言葉にしない限りその当たり前は共有されていません

これは自分もしょっちゅう経験があるんですが、自分が知っていることは皆も知ってて当然て思いこんじゃうんですよね。

特に、何人か他にも知っている人がいる内容だと実は少数のグループの常識が全員の共通認識のような錯覚を起こします。

以上を踏まえると、こんな感じになります。

「当たり前のことはわざわざ口にしない」+「目的は皆も知っていて当然」

=「目的はわざわざ口にしない」

あるいはアウトプット言えば目的くらいわかってくれるだろう、ていう甘え・手抜きの可能性もありますが、いずれにしろ目的は共有されません。

まとめ

目的は意識しないと言葉にするのを忘れてしまう理由が自分の中で整理できたので、ちょっと満足しました。

これも言葉にすることの効果の一つですね。

今後も目的をなるべく伝えることを意識していきたいと思います。

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