「変わらない」話
「人生が変わる」
この言葉、いつの時代も皆の心に刺さるキラーワード。
世の中見渡せば、
それはもう沢山の「変わりたい願望」に溢れてて、
「人生が変わる!」というキャッチコピーを掲げた
商品のまあ多いこと多いこと...。
「変われる」に希望を持ち、ワクワクする気持ち、
もちろん私にもあります。
けどそもそも、
どうして「変わりたい」って思うんだろう?
先週日曜、3年ぶりに大学時代の友達に会いました。
新宿にあるNY発祥のお店でランチなんて久しぶりすぎ!
3年ぶりに会った友達は、
ヘアスタイルが大胆に変わっていたり、
服やアクセサリーのテイストが変わっていたり。
だけどそんな彼女たちを見ていて、話していて、
「いや~みんな変わらないな~」と。
なぜか?
「その人らしさ」がまったく変わっていないから。
今月出産予定のアクティブな友達、
出産までと育休中の時間を楽しみつくそうとしてる。
ちょっと内気だけど独特の世界観を持つ友達、
今年も大好きなサッカーとプロレスの単独観戦を満喫。
可愛い顔して優しい口調で物事ズバリ言う友達、
仕事の上司にも子供にも同じ態度で接していてさすが。
大学後すぐに結婚した決断力が半端ない友達、
子供を尊重することに長けていて家族エピソードが面白すぎる。
みんな変わっていない!
きっと本人意識はしてないと思うけど、
自分らしく、生き生きと過ごしている姿は魅力的だし、
とっても素敵。
きっと彼女たちが超大金持ちになったり、
超有名になっても、
「いやー変わらないな!」って思うだろう。
もっと自分が好きなことでお金を稼ぎたい
もっと自分が好きなように時間を使いたい
もっと社会的地位を高めたい
もっと素敵な自分になりたい
人間、いろんな変わりたい願望があるけど、
どれも本質的なものではなくて。
「変わること」が重要視されがちだけど、
「変わらないこと」に本質があるのかも、って話。
そして友人関係は
「自分らしさ」「その人らしさ」を
認め合える関係であること。
ほんとこれに尽きるなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?