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[競馬予想]オッズを予想してみよう!~オッズ理論のすすめ②~

前回はオッズ理論が何たるかを説明しました。

今回は実際に、オッズ理論を使ってどう予想するのかを書いていきます。

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・期待値の重要さ

オッズ理論の前にまず期待値について、おさらいしておきましょう。

期待値とは、自分の投資に対してどのくらいのリターンが見込めるかを表現したものです。

期待値が0.5のものに1万円を賭けるとき、リターンは平均5000円です。長期的に見ると損をしてしまいますね。

なのでギャンブルでは期待値が1を超えることが鍵となります。


・競馬における期待値

ブラックジャックやバカラなどのカジノゲームでは、期待値が正確に計算できます。

しかし競馬では期待値の算出は難しく、統計学的な確率論でしか表せません。

そこで考え方を逆転させて、勝つために必要な期待値を考えます。

例えば単勝15倍の馬を買い続けるとすると、15回に1回の確率で一位をとれば収支はプラスになります。

つまり、この馬が一位になる確率が1/15以上であれば期待値が1を超えるといえます。


・予想されるオッズ

以上の考え方を応用させ、予想オッズを算出します。

単勝3倍の馬が勝つ確率は1/3。単勝5倍の馬が勝つ確率は1/5です。

では、この2頭を組ませた馬単での確立はどうなるでしょうか。ここでは単純に1/3×1/5=1/15程度と考えます。

このことから、この2頭の馬単オッズは15倍程度だと予想されます。

(どちらを先頭にするかという話はややこしいので触れません)



・最終判断

それでは先程の予想をした上で、実際のオッズを考えてみましょう。

馬単の的中確率が1/15であることから、実際のオッズが20倍のとき期待値は1を超え、10倍では期待値は1以下であることがわかります。

これをどう判断するかが問題で、私自身かなり悩まされています。というのも、期待値が下がっているというのは裏を返すと、たくさん買われているということだからです。

実際私の場合、オッズが低くなっている馬を買うようにしています。なぜなら、オッズが低いというのは、たくさん買われて人気であるからです。

オッズ理論の欠点は的中率を上げようとすると、どうしても期待値以下の買い方をしてしまうことが挙げられます。(これは私の買い方に限定される話かもしれませんが…)



・まとめ

今回は単勝オッズをもとに、他の馬券の予想オッズを算出していきました。

この辺の理論は、まだまだ爪が甘く改良の余地があると思います。

ややこしい理論はここまでにして、次回はもっと具体的にオッズ理論の活用術を見ていきましょう。

(続編⇒[競馬予想]スマホでできる!?簡単競馬予想~オッズ理論のすすめ③~)


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