児童養護施設を出たあとの壁
2回目のよもぎです。よろしくお願いいたします。
児童養護施設を卒園したあと、様々な壁にぶち当たりました。中でも大きな問題となったのは、
①経済的な貧しさ
②孤独感
③持病との闘い
でした。
①は自分が創作的な仕事を目指したこともあり、より深刻なものでした。
施設の子はお金の使い方を学ぶ機会が少なく、卒園後にトラブルに見舞われるケースも多くあります。
②は施設が大舎制だったのに急に自立したこと、仕事も多忙だったのでひとりぼっちな時間が増え精神的にかなりおかしくなりました。
学生時代の友人とも経済的格差が目に見えて開き、障害や生い立ちの理解を得ることは難しく、疎遠になっていきました。
③は大人になってから発達障害や自律神経失調症と診断されたこと。障害は施設内では他の子に紛れて大事とみなされなかったようです。また①と②により卒園後の方が病状が悪化してしまいました。
施設の子はほか一般的にPTSDなどの症状を抱えています。さらに生い立ちの整理ができないまま卒園する子が少なくありません。
※これらは児童養護施設出身だからという理由とは一概にはいえませんが、共通して悩んでいる施設出身の仲間をよく見ます。
また経済状況に関しては各福祉団体から統計データなども出ていますので、検索してくだされば幸いです。
私の記事はひとつの例として捉えてくださいませ。
そこからさらに、上記を解決しようとして、派生して起こった問題もいくつかあります。
特に難しいなと感じているものは
A、他人に助けてもらおうとしてさらにトラブルに巻き込まれたり自身の負担になる
B、帰属コミュニティを増やそうとしたり社会貢献として当事者活動を行い、トラブルに巻き込まれたりトラブルを起こす
C、経済的困窮から生活保護をとったり無職になることで、さらに孤独になり困窮から抜け出しにくくなる
です。
〜次回の記事で詳細説明していきます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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