『ハクメイとミコチ』 生活の質をあげたいなと思った

ぱっと見汚いけど自分はどこに何があるかわかってるからという状況は、別に嫌いではないのですが
ふとした時に、家の内装にこだわりたい
何かしら生活の質を上げたいと思う瞬間があります。

そしてこの漫画を読むとそれがさらに加速されるんですよね。

この漫画の少しずつ生活を充足させていく感じがとても好きです。

想像が自分の部屋と持てる力の範囲に収まらず
もしできるなら家から作り上げていきたいとすら思います。
主人公たちの家も一度爆発して吹き飛んでいますが、鋼のメンタルで建て直していて
それはそれで楽しそうだと思いました。

というわけで、いきなりですが『ハクメイとミコチ』の8巻の感想です。

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毎回面白いですね。
借り暮らしのアリエッティでも思いましたが、小人が現実にあるスケールの物を自分たちに合わせて使うっていうのは工夫があって見ていて楽しいです。この巻では無いですが、個人的には竹を半分に割って風呂にするのとか好きです。

以下は、雑多にいくつかの話の感想を書きます。

第53話 港町の風景
いきなり一枚絵の連続。ハクミコは背景が描き込まれてて、出てくる建物や街が複雑な構造をしているので見応えあります。またデザインが良いというか、すごく行ってみたくなる。積み木市場とか絶対楽しいと思います。
迷路みたいな複雑な地形って謎の楽しさがありますよね。九龍城とかそういう感じなんですかね。ヴェネチアに行った時ははただ歩いているだけでも楽しかったです。

第55話 迷子とランプ
こういう漫画って独特な店や不思議な雰囲気の店が出てきますが、この話に出てくるランプの店は楽しそう。実際にランプの店ってあるらしいですが凄く行ってみたい。置く部屋のレイアウトが限られそうですが飾りたい。

第57話 お気に入りの服
この漫画、主人公の一人が服を作っているだけあって服へのこだわりが強い。しかも人型だけじゃなくいろいろな動物がいるので形やデザインも様々。鱗をあしらったファー付きのウロコート、よく知らないですけどパリコレとかに出てきそう。

第58話 羅宇と炉端焼き
僕は自分からタバコは吸わないですが、友人に誘われた時に一本貰って味見していた時期があります。その時にいろいろな味があって面白いなと思いました。
それもあって葉巻とか煙管はどんな感じなのか、いつか試したいと思っています。
が、煙管の見た目や素材で味が変わるという話を見ると、こだわると深淵に飲まれそうなので誰か味見だけさせて欲しい。
作中では紅珊瑚の羅宇というのが出てきますが、見栄えも良さそうで見ている分にも楽しそう。

今現在、煙管使っている人っているんだろうか。

第61、62話 退屈と二度寝
圧倒的に好きです。
何も予定が無いから家でゆっくり過ごす。とりあえず飯食って、趣味のことをする。眠くなったので昼寝する。人生ってこうあるべきだなと。

後編の静謐な感じも良いですね。山の上でキャンプして、焚き火したくなります。


結論

日本酒を飲みながら新鮮な海産物が食べたい。






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