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チャパグリを作ってみた

アカデミー賞4冠に輝いた韓国映画「寄生虫(パラサイト)」。

そこに出てきた料理、チャパグリ。
お金持ちの社長一家がキャンプから帰宅する途中、家政婦に電話をかけるのだ。
「もうすぐ家に到着するからチャパグリ作っといて」と。
家政婦は「チャパグリ?なにそれ?」といいながらネットで調べつつ、大急ぎで作る。

この「チャパグリ」、どうやら以前からある食べ方のよう。2009年ごろにあるネットユーザーがこの食べ方を公開、その後、韓国のテレビにも取り上げられたとのこと。

「チャパグリ」は、韓国のインスタント麺である「チャパゲティ(ジャージャー麺とスパゲティを掛けたもの)」と「ノグリ(ラーメン+うどんがコンセプトだという)」をスープなしで作ったもの。
映画ではお金持ちの家庭を強調するためか、贅沢に韓牛(国産の高級牛肉)をプラスしている。

以下は、チャパゲティとノグリを販売しているブランド農心が公表した「チャパグリ」のレシピだ。

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韓国スーパーでも最近、ちゃんとセットで売られている2つのインスタント麺と・・・

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映画に出てくるチャパグリを再現するためのステーキ肉(結構高いやつ!)をゲット。

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(いや、もうこのお肉だけでも絶対うまいやん)

そうしてドーン!!

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チャパグリです。

さて、このお味は・・・。うーん。うーん・・・?
私ね、もともと韓国の「ジャージャー麺」の良さがわかんなかったんだよね。
辛いものが中心の韓国料理にしては辛くもなく・・・中華のジャージャー麺とは違うし・・・(だけど食べてるうちに好きになるのだけど)。
なので、このジャージャー麺+スパゲティ+ラーメン+うどん+牛肉の麺というとんでもなくいろんなものの混ざった麺、味がボヤーッとしていてよくわからない・・・。

とはいえ、映画であの豪邸に住んでいた家族が好きだというチャパグリ。
謎に満ちたあの富豪家族がなぜ、こんな庶民的なもの(高級肉は入っているけど)を食べるのか・・・というところにも謎が潜んでいるのかな、などと思いながら完食したのだった。

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