【北朝鮮料理】タラノメのナムル
世界の様々な料理を見るのが好きだ。
世界のおかず、世界のスープ・・・と様々なレシピが日本語でも公開されているが、「北朝鮮料理のレシピ」はないのではないか・・・?
韓国料理と似たようなものだろ、と思う人もいるかもしれないが、実は結構違う。
韓国料理よりも味付けが濃くなく、辛味も少なく、素朴なものが多い。
北朝鮮料理は、実は韓国料理よりも和食に近い、のではないかとも思う。
そこでこれから、北朝鮮料理のレシピを少しずつ紹介していこうと思う。
日本では手に入れづらいものもあるが、できるだけスーパーなどで調達可能なものを中心に使用する。なかなか食べられない「北朝鮮の味」をおうちで再現してみよう!
さて、初回である今回は旬である春の山菜、タラノメを使ったナムルである。
北朝鮮では春の旬の野菜として、ナズナ、ヒメニラ、ヨモギ、ワラビ、ゼンマイ、オケラ・・・などなどの山菜を食べるよう。今回、使用するタラノメは朝鮮語/韓国語で"두릅"といいます。発音は「トゥルプ」。覚えて帰りましょうね。
タラノメのナムルのレシピ
ー材料ー
タラノメ 300g
塩 2g
ごま塩 3g ※塩とごまで良い
醤油 10g
コチュジャン 5g
ごま油 5g
酢 3g
ネギ 10g
ニンニク 5g
糸唐辛子 2g ※あれば
ー作り方ー
①タラノメを洗い、ハカマを取る。沸かしたお湯に塩を入れてさっと湯がき、冷水にとってアクを抜いたら軽く絞る。
②コチュジャンにごま塩、醤油、ごま油、酢、ネギ、ニンニク、糸唐辛子を入れて「ヤンニョムジャン」(タレのこと)を作る。
③タラノメをヤンニョムジャンで和え、皿に盛る。
韓国にも同じような料理があるが、北朝鮮のレシピのほうがシンプルに出来上がるように思う。
味はあっさりしていて辛味よりも塩味を感じる。クセもなくて食べやすく、タラノメの少しコリコリした食感を楽しめる一品だ。タラノメの天ぷらに飽きたら、一度試してみるのはどうだろうか。
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