香川大学法学部3年次編入試験(面接)

はじめまして。わさびと申します。
香川大学と大阪市立大学の令和4年度3年次編入試験に合格しました。

 香川大学法学部3年次編入試験の面接について、まとめさせていただきます。
 (面接官は毎年変わるため、必ず下記の質問がされ、それ以外の質問はされないというわけではありません。参考程度に読んで頂ければ幸いです。)

面接までの流れ

 筆記試験(小論文、英語)が終わった後、お昼休憩を挟んでから、面接試験が始まります。

面接試験の概要

 香川大学の面接の配点は30点です。
(その他の配点については、小論文も英語も共に100点ずつとなっており、計230点満点で合否が判断されます。)
 ※面接点が10点に満たない場合は不合格とすると募集要項に書いていました。
 成績開示をさせていただいたところ、私の面接の点数は28/30でした。

面接試験の会場、時間、服装

 面接の会場は2つあり、受験番号が偶数か奇数かで分かれていました。受験番号順に呼ばれて、部屋に入ります。
 面接官は3人で、面接時間は1人15分です。
 服装はスーツの方が多かったです。私服の方もいらっしゃいましたが数人でした。

面接までの待ち時間

 私の受験番号は20代後半だったため、3時間半ほど待ちました。
(自分の受験番号-1)÷2×15 分が、だいたい自分の待ち時間の目安になると思います。(部屋の出入り等を含めると+15〜30分くらい待つと思います。)

面接までの過ごし方


 自分の番号が呼ばれるまでは、自分でまとめた面接ノートを見ている方や、その他参考書を読んでいる方が多かったです。
 ここで注意していただきたいのは、紙媒体のものしか使えないことです。面接試験が始まる前に、「面接の待ち時間であっても試験時間であるため、電子機器類はカバンにしまってください」と言われました。荷物を極力少なくしたいと思っていた私は、iPadのみを持って行っており、面接対策としてまとめたメモもiPadに入っていましたが、電子機器であるため、面接の待ち時間に見ることはできませんでした。その結果、私は、3時間半もの間時計を見つめるという時間の過ごし方になりました。非常にもったいない時間であり、紙媒体のものを持ってこなかったことを後悔しました。面接対策のノートは紙に書いて持って行くのが良いと思います。自分の待ち時間に合わせて、面接対策ノート、その他の紙媒体の参考書を持っていくことをおすすめします。

面接試験で質問されたこと

 自分の番号が呼ばれ、部屋に案内された後、まず受験番号と名前を言ってから、面接が始まります。
 面接の雰囲気は、圧迫ではなく、穏やかな雰囲気でしたが、志望理由書に書いていることを深く聞かれました。

 私は志望理由書に、①香川大学に編入したい理由、②将来のこと(弁護士志望であること)、③研究テーマ(通っていた専門学校では一人一人テーマを選んで研究して発表するという授業がありました。それを編入後どう研究したいか)について書いていました。

 以下、質問されたことを列挙させていただきます。
①志望理由
②志望理由書に書いていることについての質問(①の香川大学に編入したい理由のところを深く質問されました。)
③弁護士になる方法を知っているか
④なぜ弁護士を目指したのか
⑤学校で専門的なことをどのように勉強しているか(専門学校で学んでいたため、質問されたと思います。)
⑥なぜこの研究テーマを選んだのか
⑦研究テーマの今回の判決についてどう思っているか
⑧大学に編入したら履修したい科目は何か
⑨最近気になったニュース

 私は緊張しやすいタイプなのですが、紙媒体のものを持ってこず3時間半もひたすら時計を見つめて待ちくたびれていたことが思いがけず吉となり、あまり緊張せずに面接に挑むことができました。

最後に

 面接試験に対して不安を抱いている方も多いと思いますが、面接官は自分を落とそうと思って質問しているのではなく、単に自分がどんな人なのか知りたいと思って質問してくださっているので、落ち着いて面接に挑んでいただきたいです。
 落ち着いて面接に挑んでいただくために、面接練習を何回も行って試験に挑むことが良いと思います。頭の中では上手くイメージできていても、実際に面接形式で練習すると、イメージ通りに上手くできません。ぶっつけ本番となると、質問に答えられず黙ってしまうという状況に陥る可能性もあります。その可能性を少しでも下げるべく、私は学校の先生や友人、親に面接練習をしてもらいました。何度も繰り返して面接形式に慣れていくことで、徐々に緊張しにくくなっていったので、おすすめします。

 拙い文章ではございますが、最後までお読み頂きありがとうございます。少しでも受験生のお役に立てたら幸いです。応援しています。

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