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2024年の都知事選を振り返って

今日は投票の日。
今年ほど真剣に考えた選挙は今までなかった。とってもカオスでギモンだらけの選挙戦だったからこそ真剣に考えられたかもしれない。

蓋を開けてみれば56人もの候補者がいて、正直その中の誰にも希望を持てなくて、外を歩けば外国観光客がごった返し、ニュースを見れば1ドル=160円を超えていて、私の中ではもう日本終わるなと。掲示板や選挙公報は怪しいコマーシャルが凄かったし、21世紀前半戦なのに世紀末感半端なかった。

選挙運動期間中に大きな気持ち悪さを感じたのは蓮舫推しの人たち。
XのTLにも蓮舫しか流れてこないし、インスタグラムもそう。フォローするファッション系の著名人が積極的に活動していて、沢山の著名人が期日前投票で蓮舫氏に入れたと公表していた。

当初はSNSに流れる活動家や推しの人たちの発信をぼんやり見ていたのだが、小池批判ばかりが大きく見えて、これからやろうとしている具体的なことには触れずに発する人たちばかりで本当に蓮舫でいいのか?と気持ち悪さを感じてしまった。

その一方で、どこかの統計では若い人に人気があると言う石丸氏だがSNSでは彼への否定的な意見が多い。安野氏の選挙演説が高評価だったり。

いろんな人の意見が錯綜するおかげで、気になる人たちの公約をサイトで確認したり、小池氏のこれまでの実績も振り返ったり、神宮外苑の計画もオフィシャルサイト見たし、あっちゃんのYoutube大学でのインタビューも観た。そしたらカオスで世も末だと嘆いていた当初とは違って、希望が見えたというか、占星術でよく言う風の時代の転換期みたいなことが、この知事選に凝縮して見えた感じがする。おもしろくなってきた。

特に小池氏と蓮舫氏はともに女性で、朝ドラの「虎に翼」も相まって、それぞれの時代の厳しさの中を泳いで、今この都知事選で闘っているということに最後は胸が熱くなり、心中でこっそり二人に拍手している。

もう投票は済ませた。誰に入れたかは公表しない。どちらの女性でもない若い人かもしれないし、そうじゃないかもしれない。積極的アンチ活動があったおかげで自分ごととして冷静に考えることができた。2024年の都知事選はアンチのおかげだ。


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