「西南シルクロードは密林に消える」高野秀行

「西南シルクロードは密林に消える」完読。
従来のシルクロードの他に西南シルクロードというもう一つのシルクロードが存在したのでは?と高野秀行さんが中国からビルマを経由してインドへと地元のゲリラ軍の案内と共に西南シルクロードを辿る一冊。読んでいる途中にこの冒険が西南シルクロードを辿る事に何の意味があるのか見失いそうになるくらい、、特にここがルートであると街々が示すような何かが存在していたかはさておき。高野さんが歩いた当時の村々とゲリラ軍の人々の様子が色濃く描いていた。山深い、文化も人種も習慣も違う、ゲリラ地域を2ヶ月も横断してたどり着いた先のインドで日本に帰国できるか5年の懲役をくらうか、。もうずっとやばい状態が続いて最後は奇跡的に無事に帰国。他の本も読んでみたい。高野秀行さんが早稲田大学探検部に所属していたことを何かで知り、読みたくなった。
大学の探検部、ワンゲル部など、私と程遠い場所に興味が湧いて読みたくなった。

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