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リゼロス配信開始!! 〜今日から君も死に戻りライフ〜

 さて。もはやタイトル通りでございます。本日……と言うには少し日が経っているのですが、先日『Re:ゼロから始める異世界生活』のスマートフォンアプリ、『Lost in memories』が配信されましたね。

 いやぁ……嬉しい限りです。リゼロといえば、アニメ二期も放送中で原作も新刊が続々と発売中、そしてPS4などで遊べるゲームソフトも製作中とかなり勢いに乗っている作品です。ちらっと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 リゼロについて知らない方もいらっしゃると思うのでざっくり説明すると、この作品は主人公が何度も何度も死ぬ物語です。はい、説明終わり!!

 ——いや正しいのですが、よくないですよね。すみません。

 ゼロから始める異世界生活というタイトルからも想像出来る通り、ここ最近になってよく見かけるようになった”異世界転移(転生なども含む)”系の作品になっております。我々と同じ世界の日本から、ファンタジーな世界にワープしちゃったって感じの始まり方をするのが特徴ですね。

 他の同系統の作品とどこが違うかといえばそれはもうこの一点に尽きるでしょう。

 主人公ナツキ・スバルは死に戻りを繰り返す

 読んで字の如く。引きこもり高校生だったスバルは、異世界へ転移したのと同時に、何度死んでも特定の時間・場所に蘇る特異能力を手に入れました。ゲームでいうところのセーブデータのように、自分が死ぬとたちまちその場所に戻ってしまうというわけですね。

 詳細は省きますが、この棚ぼた的な能力でスバルは何度も死に続け、その中で光明となるものを見つけ出してどうにか死線を越えていくという、そういった物語になっています。倒れる度に手がかりや情報を手に入れて、攻略不可能とも思えるほどの難所を潜るというわけですね。

 字面で書くと、何回やっても完全に死ぬことはないから何でも最後は突破出来る、みたいに捉えがちですが、いや死ぬほどの痛みとか一度だって経験したくないのにそれを何度もって……つらぁ😢

 原作については概ねそんな感じです。

 さて。その(略称)リゼロのアプリゲームが遂に配信開始ですよみなさん。どれだけこの日を待ち望んでいたことか……いやそうでもないな。気付いたら配信されてたってのは言い過ぎだけど、そんな子供の頃のクリスマスみたいにワクワクしてたってのは無いな。無いです。

 ではゲームについて話したいこと話していきますか!!


任意のキャラクターを配置出来ちゃう

 ラムかわいいなぁ……。

 アプリ〔通称リゼロス〕のメイン画面では、ガチャで手にいれたキャラクターを配置することが出来ちゃいました。3Dもめちゃくちゃ綺麗なので、これは嬉しいですね。本当に誰でも、例えばカドモンさんでも置けるのでかなりファンには嬉しいのではないでしょうか!!!

 スバルやエミリア、そして配布されたレムや、人ではないパック、それから脇役にもほどがあるトンチンカンの三名まで、やはり登場したキャラなら誰でも。尚且つ信頼度を上げるとタップで色々なセリフを喋ってくれちゃうです。嬉しいですね。

 レム派が圧倒的大多数を占める中、ラム派の私は堂々と彼女を配置……。当初は最高レアのラムがガチャで出るまでリセマラを繰り返すつもりでしたが、何と初っ端できてくれたので死に戻りの必要はありません。完璧です。

 まだまだゲームとして面白いかどうかは疑問が残るため、今ひとまずはキャラゲー感覚でラムを愛でることに集中しています。初回以外はガチャも引いておりません。戦力不足感も出てきますが、そもそも後述のスタミナ問題等もあってキャラが多くても育成が間に合わないので、今はこれで良いのかなと思っています。


 そしてスマホゲームお馴染みの画面上部には、色々なアイコンがありますね。こちらも少し説明を。ここからは出来ればリゼロスの画面を見ながら読んでいただけると分かりやすいかと思われます。

 右部にあるキラキラしてる石っぽいのは魔法石で、主にガチャを引く際やスタミナ回復の際に利用します。

 魔法石の下は通貨、コイン。キャラのレベルアップやスキル強化、覚醒等に使われます。一回一回の消費は今のところそこまで激しくないので、積極的に集めに行かないと〜とかにはなりません。

 左側にスタミナらしきアイコンが二つありますね。何を隠そうこの二つがリゼロス最大の特徴といっても過言ではないので、ザッと説明しましょう。

 まず下のブーツマーク。これはスタミナです。間違いありません。では上の雷マークみたいなのは何ぞ……? となる方も多いでしょう。ランクは中心にあるし、いや何やねんこれと。


 雷マークは、死に戻りをするスバルの心を表した第二のスタミナ


 リゼロスには、原作シリーズを体感出来るシステムが存在します。アプリの独自ストーリーとは別に、スバルが辿った道を歩めるということですね。簡単に言えば、それを読む際に消費するゲージがこちらの雷マーク。通称『精神力』です。死ぬたびにスバルが受ける苦痛はこの精神力一つ分だぞと。そういうわけでしょうかね。

 でもでも、原作なんてアニメで観ればいいじゃにゃーい?(フェリス談)

 現在配信中の第一章『王都の一日編』、第二章『屋敷の一週間編』。そのどちらも確かに原作と全く同じもの。なので新鮮味など無く、追体験するだけだよね〜と。まぁ、原作ありスマホゲーにとってはよくある展開。——と思ったら大間違いです。

 このリゼロス最大の特長は、そう——。


 本編で描かれなかったifルートが見れてしまうんだ!!!


 なんじゃそりゃあああああああああああああああ!?

 ってなりましたよ。初めてアプリの情報を見た時は。まさしく死に戻りによって様々な可能性を持つリゼロらしい最高のシステムです。あそこであいつがいればな〜とか、あいつにああすればな〜とか、本編で新しいキャラが出てくる度に読者の皆さんはそう思いませんでしたか? 私は思いました(強引)。

 例えば一章の王都。徽章を盗まれ、追いかけた先で待ち受けるのは『腸狩り』エルザ・グランヒルテ。丁度アニメ二期でも登場している、圧倒的な戦闘技術としぶとい執念、耐久力の持ち主で、本編中でも屈指の強敵です。

 そんな彼女を相手に、スバルはロム爺、エミリア、そして盗みの犯人であるフェルトらの力で対抗します。が、何度繰り返してもパックが退居する夕暮れという時間制限を越えられません。エミリアらの実力もさることながら、エルザは孤軍でなお余裕を崩さず、最期には全員を殺してしまいます。

 最終的にスバルはラインハルトという、エルザをも超えるシリーズ屈指の実力者の来訪によって彼女を追い払うことに成功しますが、では王都には彼しか頼れる存在はいなかったのか。そんなこと、ないですよね。

 エルザを単体で圧倒出来るキャラとなると少ないですが、王選を控えた王都にはそれこそ第三章以降に登場する個性豊かな実力者が数多く揃っていたはずです。ラインハルトをはじめ、アナスタシアの傭兵である鉄の牙の面々、剣鬼と謳われたヴィルヘルムとその主人クルシュ。そして近衛騎士ユリウスやフェリックスなど……挙げてもキリがありません。

 もし彼ら彼女らと邂逅を果たすことがあれば……また違った結末を迎えることもあったはず。リゼロ本編が進めば進むほど、そう考える読者は多いはずです。そんなifストーリーが原作者たる長月達平先生の手で描かれるわけです。それはもう見過ごせませんよね!!!

 とはいえ、流石にガーフィールやロズワールなど、明らかに王都にいなかったであろうキャラが出てくることはないので、そこは制限がかかるわけですが、これから三章以降が配信される毎にそのifはどんどん広がっていくと考えれば、これは遊ぶ価値が十全にあるゲームと言えるでしょう。


 現段階で確認されているだけでも、これだけグワッと分岐が広がっています。精神力の都合上、一気に読みたいだけ読み進めるということは出来ないのが悔しいです。とはいえ先ほども述べた通り、これだけでも長く遊ぶ理由にはなりますね!!

 私はラム派なのでラムルートは一気に進めました。完全にネタバレになるので内容は言えませんが、居候として現れたスバルを迎える形である原作二章の対面とは違って新鮮なラムでした。そして、勿論ラムだけではエルザを突破出来ないため、ラムと一緒に行ったら勝てました〜とはならないのも見所ですね。面白かったです。

 ここらで少し気になったのは、ラムルートでクリアしたら本編二章はどうなるのだろう、というところ。

 しかし、二章はアンロック。どうやら本編ルート(原作展開)でクリアしないと二章には繋がらないみたいです。まぁ、流石に全ifで二章に繋げていたらそれこそ無限に近い分岐が現れるので、仕方ないですね。個人的には見たいですが、長月先生の労力も考えると……。

 一章は公開されているだけでもラム、クルシュ、ヴィルヘルム、ミミ、オットー、フェルト、ユリウスと七つものルートが存在します。他の分岐も見てみたいですね。今からワクワクが止まりません。

 個人的にはヴィルヘルムとミミに興味があります。ミミはリカードも含めてなんですかね。ヴィルヘルムはわざわざクルシュとルートが別々になっているので、どういう展開になるのか楽しみです。アニメではまだ先の話ですが、もしかしてこの段階でヴィルヘルムとラインハルトが出会うこともあったりするのだろうか……なんて。

 そんな想像を現実にしてくれる可能性を秘めたストーリーが楽しめるのはこのリゼロスだけ!! 一種のギャルゲーみたいで、「誰ルート行く……?」「もち○○っしょ」といった会話もきっと盛り上がる!!

 ただ、そんな楽しみだらけなゲームにも不満点はもちろんあって……。


ゲーム性について

 さて、ここまでは大きくリゼロスの良さについて語ってきたわけですが、当然ながらゲームとしてはどうなの? という疑問は浮かぶことでしょう。そこに関しては自分でやってみないと分からないんじゃねと思うんです。が。こういっちゃなんですが、言葉を選ばなければクソとも言えるシステムがあるので、ご紹介したいと思います。

 まず、メインとなる戦闘システムですね。

 戦闘は、かわいいSDキャラが並んで戦うターン制バトルです。キャラ毎にスキルが三つあり、それを駆使して敵を倒すというのが基本になります。

 体力バーの隣にあるカラフルなアイコンは属性を表していて、青(水)は赤(火)に、緑(風)は青(水)に強く、といった感じに他ゲームと似た形式をとっていて分かりやすいです。

 スキップ機能は今のところ実装されておりませんが、AUTO機能と二倍速機能は付いているので、楽々とはいきませんがサクサク進めることが出来ます。


 ペトラかわいいなぁ……(独り言)。


 はい。さて問題ありありな部分をサクッといきます。本当にここは擁護のしようがないので、ほんともうサクッと。

 先ほど紹介した雷マーク、精神力ですね。「これって自然回復するん?」と思ったあなた。アウトです。

 何がアウトって、この精神力……現状このデイリークエストでしか回復しないんです。

 ははは。まさかそんな馬鹿な。ストーリーを一節進めるだけで使うのに、しかも一度見た部分を再度別ルートに分岐するためにも消費するのに、一日に三つしか回復しないだなんてそんなそんな。

 そんな馬鹿なことがあったんですねぇ……。

 アプリですし、なろうサイトでもないですし。別にそんな一気見が出来るとは思っていませんよ。もちろん、ifストーリーというこのアプリのキモは長く楽しんでいただくよう設定されているはずで、はい全部読んだからアンスコするわ〜なんてことが無いようにされるのもわかりますとも。 

 けど、これはあんまりですよ……。まず分岐を作るために一回消費、そんで分岐を一個見て消費、次の部分を見て消費。これで一日終わってしまうんです。こんな悲しい話はありませんよぉおおおおお!!!

 もう一点ちょっと気になる点を紹介しますね。スタミナに関してです。

 元々このアプリって異常にスタミナ回復が早くて、二分間隔で回復するようになっていたんですね。やっべースタミナ溢れるじゃん……と。いえ、これでバランスは取れていたんです。

 経験値やスキルレベルアップ素材、覚醒素材を取るために向かうダンジョンでは、上級や超級となればかなりの量を要求されます。そのため、多少溢れかけようと、採算は取れるんです。結局足りなくなるんです。そういう意味ではここもFGOの種火周回と同じですね。あちらはそういう経緯でBOX周回しとかない奴は雑魚と言われますが、このゲームはこれくらいしか経験値を莫大に得る方法が無いのです。

 それが何故か不具合であり、更に修正。しかもその理由が色々と酷くて、まるでスタミナを修正するために立てた言い訳みたいなことになっているため、見る時には覚悟が必要です。

 ユーザーの皆さんからは、そもそもスタミナの上限を上げればいいとか、修正したならダンジョンでの要求スタミナ量も同時に減らしてほしかったとか、うんうん肯きたくなる意見ばかりが殺到しています。ただ、Twitter上ではこの修正を喜んでいる層も見かけるので、一概に全ユーザーが呆れているとは言えないのも事実です。本当に時間が無くてスタミナを無駄にしたくない人もいますからね。

 実際、スタミナが足りないなら魔法石を割ればいい話です。最悪な修正だとは思いますが、魔法石でも回復出来ない精神力よりはマシです。え? 今さらっととんでもないことを言ったって? ええ、先ほど言った通りです。いかなる手段でも精神力は回復しません。デイリーミッションを除いて。

 ちなみに、この修正は俗にスタミナナーフと呼ばれています。


楽しいリゼロスライフを〜! !

 色々書きましたが、それでもキャラは可愛くて、ストーリーも面白いので良いことづくめです。時間が経ってどうなるかは分かりませんし、現状のままだとサービス終了も視野に入っていそうなのも否定は出来ません。が、そこは嫌でも運営を信じるしかありません。

 キャラ毎に属性というものがあるんですが、そこには『騎士』や『エミリア陣営』、『亜人』といった様々な要素も存在します。そのため、騎士染めパーティや亜人染めパーティといった楽しみ方も生まれることでしょう。

 騎士ならストーリーのみ登場のラインハルトや、まだまだ出番は先のレイド、プリシラ。亜人ならアニメ登場中の聖域姉弟やクルガンなどが主力になりそうですね!!

 現在最高レアで登場しているスバルは『命がけのシャマク』と執事の格好から二章『屋敷の一週間編』のものと推察出来ます。そのため、騎士属性は付いておりませんが、これもまた後々になれば騎士属性のついたスバルも出るんだろうなぁとか、ワクワクが募るばかりです。

 エルザやペテルギウスなどの敵キャラにも期待したいですね。二章ボスのウルガルムは討伐イベントとして登場予定とのことですので、三章の白鯨も同じような展開になるのではないでしょうか。となると四章のあれも……。

 一章でのifはもっとこのキャラが〜とか書きたいことは色々ありますが、そこは割愛します。またどこかで書く機会があれば綴らせて頂きたく思います。


最後に

 アニメで登場中のガーフィールやフレデリカ、そして二期初回登場の二名の大罪司教など、ファン待望のキャラはまだまだ大勢います。もしかすると、三期よりもアプリの方に早くキャラが登場するかもしれません。

 今は二章までしかありませんが、三章になれば本来はクルシュ陣営協力のもと白鯨討伐から怠惰撃破まで進みましたが、また違う面々との共闘も見られるかもしれません。プリシラの機嫌が良かったり、アナスタシアとの商談が成立したり、フェルトと会ってラインハルトの助力を得たりナドナド。考えれば考えるほど”もしも”が生まれるのが面白いところ。

 私はガーフィールかエルザが来るまで、とりあえずガチャ禁としたいと思います……。


 そういえば、昨晩アマプラで面白い映画を観たのでご紹介。

 おっぱいバレー:監督  羽住英一郎

 綾瀬はるか(さん)主演の映画で、やる気のない男子中学生が女性教師との”何でもする”という約束から膨れ上がり、大会で一勝すればおっぱいを見せることになってしまったというお話です。

 しかし、その中身は「なんやくだらんなぁ」と薄く笑いながら観始めた私も、息をのんで真剣になってしまうほどしっかりとした物語でした。

 おっぱいを見せる見せないで真剣に悩む綾瀬はるか演じる美香子と、全力で打ち込んでいくようになるバレー部のメンバーが観ていて楽しいですね。ギャグみたいな話を真剣に取り組む様子も、ああ男子中学生ってそういえば馬鹿だったなと思わせる良いスパイスになります。

 後半バレーを楽しむメンバーに美香子が「もうおっぱいなんて関係無く試合勝ちたくなったんじゃない?」と問いかけて、「いや全然」と言われるところも良いですね。一貫していてズレがありません。

 ということで、今回はこんなお話で失礼させていただきます。

 ありがとうございました。是非、次回のnoteもお読みいただければ幸いです👋

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