根室本線富良野〜東鹿越 最後の冬の記録
根室本線。それは、1921年に全線開通した、北海道滝川市の滝川駅から、帯広市、釧路市といった道東の名だたる大都市を経由し、根室市の根室駅へ至る北海道でもかなり重要な幹線である。
昔は札幌などからの急行列車や特別急行列車が多数走っていたが、1982年に石勝線南千歳ー上落合信(新得)が開業し、根室本線の滝川ー新得間の札幌からの都市間需要は石勝線に譲ることとなった。
そんな根室本線の同区間の最大のターニングポイントとなったのは、2016年に道内各地を襲った台風である。根室本線の東鹿越ー上落合信間を含む道内の多くの鉄道路線が被災した。その多くは
すぐに復旧工事がなされたが、根室本線の同区間はもともと需要が少なかったこともあり、復旧工事は行わず、2024年4月1日付で富良野ー新得(上落合信)間の部分廃線がなされることとなった。
今回は、そんな根室本線の廃線区間のうち、鉄路が最後まで走っていた富良野-東鹿越間の記録である。
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根室本線の有名な撮影地、下金山カーブである。
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こちらも有名な撮影地、球場裏カーブである。根室本線の同区間は主に芦別岳のふもととかなやま湖のほとりを走るため、四季折々の絶景を楽しめることで有名だ。
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こちらは先ほどの写真の撮影場所からすぐそこにある球場裏ストレートだ。この日は芦別岳に雲がかかってしまっているが…
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しっかりと晴れた日にはこのような絶景を拝むことが出来る。廃線になるのが実にもったいない絶景だ。
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この日は排雪モーターカーの除雪風景を撮影することが出来た。
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農道を雪中行軍して、霧氷と芦別岳とキハ40を絡めて撮影した。
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根室本線の廃線記念入場券のコピーカット。
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もっと上げたいカットが山ほどあるが、上げてるとキリがないのでここら辺にしようと思う。
根室本線の同区間が人々の記憶の中で走り続けることを切に願う。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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