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仮面ライダーエグゼイドを全話みたっ!

おもしろかった〜〜〜!!!!!

最初はYouTubeの配信で週に2話ずつ追っていたのですが、『エグゼイド』の脚本を担当している高橋悠也が、今年9月から放送開始する『仮面ライダーギーツ』の脚本を担当するとのことで、じゃあギーツが始まる前にエグゼイドを全話見ておこうかな、と思って、途中から東映特撮ファンクラブで駆け足で全話視聴しました!

正直言うと序盤は、永夢がコケて「ボヨヨ〜ン」みたいなSEが鳴る演出とか、どうにも子供っぽ過ぎて苦手に感じたり、ポッピーの声が甲高かくてうるせ〜と思ってあんまり良い印象は持って無かったんですけど、途中から普通にハマっちゃいましたね。

特に、バグスターはゲーム内のキャラクターなので人間とは演技のリアリティラインが違うことに気づいてからは、ポッピーの演技も違和感なく受け入れられるようになったし、むしろその演じ分けも面白いと思えるようになりました。

バグスターで言うと、敵キャラとしての役割を全うしながら歓びと共に消滅したグラファイトと、死の恐怖を自覚してからキャラクターの幅がグッと広がったパラドがよかったですね!パラド役の人、『偶然と想像』に出てた人なのか!全然雰囲気違うなあ!

人間のキャラクターだと、貴利矢が好きですね。序盤・中盤・終盤でキーになる活躍をしながらも、尽力している姿を仲間にも見せないところがクールですよね…!他のキャラクターは精神的に追い詰められるシーンが結構あるけど、貴利矢は余り感情的にならず、常に余裕を感じるところも好きですね〜!

あと、檀黎斗ね。既にネットミームになっているのでどういうキャラクターかは認識していて、オーバーな振る舞いをしたり死んだり生き返ったりすることは知っていたんだけど、予想以上にオーバーに振る舞っていて普通に笑ってしまった。だってあんなにコミカルに過労死するなんて思わないじゃないですか!?

エグゼイドも含めて、大森プロデューサーが手がけた作品は敵も味方も魅力的なキャラクターが多いので、次のギーツでもどんなキャラクターが出てくるか、楽しみですね!

あと、演出面で思ったこととしては、スペシウム光線とかライダーキックなんかの必殺技文化の延長線上に、ゲームでの必殺技があるじゃないですか。そしてゲームの必殺技には、カッコよさだけじゃなくてテンポの良さも求められているので、映像作品とは異なる文脈でスピーディな演出が進歩してきたと思うんですよね。

そういったゲーム独自に発達した必殺技表現を、ゲームを題材にした『エグゼイド』で特撮という映像のカルチャーに取り入れて、特撮の文脈下にゲームのスタイリッシュな必殺技を落とし込む、「必殺技表現の再輸入」的な面白さがあるな、と思いました。

あとは、ストーリーも、各キャラクターを掘り下げながら、結末に向けて丁寧に設定を開示したり伏線を回収したりしつつ、クライマックスに向けてドラマをしっかり盛り上げていて、脚本のクオリティが高いな、と思いました。特にラスト3話は毎回ビショビショに泣いちゃった。レベル1がここに来て活躍するの熱すぎない?

これで、まだちゃんと見てない平成以降の仮面ライダーは、ウィザード、ゴースト、ゼロワン、セイバーの4作品になりました。次は何を見ようかな…。おすすめがあれば教えてください!

それにしても、ギーツ、楽しみですね!ライダー同士のバトルとか、半身ずつのフォームチェンジとか、その他にも平成ライダーを感じる要素を盛り込んでいて、なんというか、今回は外さないぞ…!という気概を感じますね…!

もうね、仮面ライダーを見て嫌な気持ちになったりねえ、したくないんですよ、何がどうとは言わないけどさあ!!!頼む!!!ギーツは!!!頼みますよ!!!よろしくお願いします!!!!!

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