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ドンブラザーズ ドン39話 たなからボタンぽち の感想

ワ、ワ、

ワ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

ジロウ、そんな、ジロウ、

ワ〜ン

ワ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

すごいことするよね、いつもさ、なんてことすんのよ、困りますよ、ねえ?そうですよね!!!!!

ちょうど前回、終盤なのにのんびり料理回やってていいのか?どこまで伏線回収するつもりなの?まあキッチリ回収しなくてもいいかもしれないけど、ムラサメとかジロウとかペンギン獣人とか、その辺だけは何らかの回答が欲しいよね、と思っていたんですよ、そしたらさあ!!!ジロウが、ペンギンの獣人、本当なのか?どうなんですか?折り紙に急にハマっただけということもある?そんな奴いる???

そもそも、いつから獣人なの?という話になりますよね、やっぱ登場前から?赤ちゃんジロウが獣人の森に囚われて、コピーした獣人がジロウとして育ったということ?虎ジロウが主人格ってそういうことなんですか?脳人世界で生を受けたジロウを獣人がコピーして、人間として育てられた、ということ?業が深いなあ!!!

ジロウって、もうあとは2つの人格とどう向き合うのか?という問題しか残されていなかったので、正直、登場当時の緊張感はもう無いし、このままフワ…といい感じになるのかな…?と思って油断していたんですけどね、なんなんですかね、緩んだところに劇薬を詰め込まれたもんだから、度肝、ド度肝ですね。

この感覚、たっくんがオルフェノクだったことが判明した以来の衝撃かもしれない。あのときも、「主人公」は、正しい側、怪人と対峙する側であることは揺るぎないという思い込みをぶち壊されて、子供心に衝撃を受けたんですが、今回も同じくらいの衝撃でした。ハァ〜…。

ジロウってもう、彼の実存の問題についてはほぼ答えは出ていると思っていて、愛嬌と野心のどちらかに傾くのではなく、その間でバランスを取りながら生きることを肯定する形で、今2つの人格が共存しているわけで、今後統合されるとしても、やることは変わらないというか、1つの人格の中でのバランスに置き換わるだけなのかな、と思っていたので、もうゴールは見えてるぜ、と安心していたし、なんなら桃井陣は「2人のジロウが1つになる」ことを示唆したけど、別に今のままでもいいんじゃない?とも思っていたんですよ。

こうなると「2人のジロウ」ってのも意味合いが変わってくるのか?獣人のジロウと、どこかにいる本物のジロウ?でも、ペンギンの獣人が他の獣人と同じシステムなのかもわからないし、本物のジロウが何処かにいるのかすらも怪しいのかもしれない…。鶴の獣人は人格が変わることはあっても肉体が分離することは無かったし、その辺のルールも違うのかもしれないな…。

なんにしても、ジロウが獣人なのであれば、やっぱり獣人を排除するのではなく共存する方向にいくと思うので…ハッピーエンドに向かう見込みというか、安心材料にはなるのかな…。

でも、ムラサメとの関係性もすごいことになりそうだ…。ムラサメはかつてはジロウに影響を受けてマザーに自由を求めることが出来たけど、そのムラサメだけが、獣人であるジロウを殺すことが出来る存在であり、それを成すことがムラサメの存在意義とも言えてしまう訳で…。ジロウが獣人だと判明したら、「ジロウを殺しなさい…ムラサメ…」ということになると思うし、それを受けてムラサメはどうするのか…?というドラマになるのかもしれないし、あるいは、獣人でありながら出自にこだわらず、ひとりの人間として人を救う為に戦うジロウの姿から、ムラサメも自身の役目に縛られずに生きたいと今まで以上に強く願うことになるのかもしれない。

うわ〜!!!まだまだ絶対面白くなるじゃん!!!複数の縦軸が絡み合う1番美味しいところ、ここからの終盤がドンブラザーズの“トロ”になるのか?既にめちゃくちゃ面白いのに?俄然楽しみになってきた!!!!!ね!!!!!

ここまで今回の感想を書いてきたけど、ラスト5秒くらいのあの部分にしか触れてないな…?それ以外にも触れておくか…。

今回、間の使い方とか、自分の死に向き合う各キャラの描き方とか、今までのドンブラザーズの中でも群を抜いてシリアスな雰囲気だったけど、経緯も解決手段もふざけてる、かなり独特な回でしたね。

ドン・キラーがタロウそっくりなのは兎も角、ドン・キラー・キラーが猿原そっくりなのは、なんなんですかね?どこまで本気で受け止めていいのか、ぼくにはもうわかりません…。この番組ではトンチキの中にとんでもない真実が隠されていることもしばしばあります故…。

本物の猿原も含めて、全ての人が「作られた存在」というのはありそうですよね。キビポイントで現実を改変できる以上、各個人を何らかの形でコントロールできるシステムはある訳だし。でもこの方向にいくと、一人一人の人間の価値みたいなものが矮小化されてしまうので、ドンブラザーズの番組コンセプトとは合わないような気もするし…。

でもなんか、今回のドン・キラーなんかもそうなんだけど、容姿が共通する2人のキャラクターがかなり多いですよね、この番組。ジロウも他の獣人もそうだし。椎名ナオキの正体が別の時間軸のはるかだとしたら、ドンブラザーズのメンバーで該当したことがないのは雉野くらいか…?マスターもゼンカイジャーの五色田介人とは顔が同じ別人なのかもしれないし、「みんなのコピーがいる」ことで、いろんな伏線と辻褄は合うのか…?

これが設定の根幹に絡んでくるのであれば、「顔が同じ(=替えが効く)存在にも、それぞれ違う価値がある」的なテーマに行くのか…?そういう捉え方ならコンセプトには沿っている気がする。果たしてどうなるんでしょうね…。

もうね、気になることは他にもいっぱいあるんですけどね、鶴の獣人は結局みほちゃんに戻ったの?とかね、犬塚の安寧の地はどこにあんの?とかね、来週、ちょうどその辺に接近するのかな、とおもっているのですが、それと同時に、はるかが自動車教習所に行く話もやるらしいです。そんなことある?…そんなことあんのかあ…それは…面白そうですねえ…。

さあ!!!いろんな種類の面白を同時に脳に叩き込むフェイズに入ってきましたね!!!!!嬉しい嬉しい!!!ぼくの脳も喜んでいます!!!!!来週も喜ぶぞ!!!!!GoGoGo!!!!!

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