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SEL35F14GM

1年ほど、NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを使って、ポートレートを撮っていました。
画角的には40mmで困らなかったのですが、雨の日に傘を持って撮影するのに、MFはどうしても無理があります。
また動きの中で撮りたいと思うことも増えて、AFが欲しいなと思うようになりました。

Eマウントは、35mm付近にいいレンズが多いので、選択に迷ったのですが、大きさが決め手となってSEL35F14GMを購入しました。
初めてのG Masterでした。

初めて撮影した時、拍子抜けするくらい素直な写りだなって思いました。

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SEL55F18ZもNOKTON 40mm F1.2も、写りにクセというか特徴があって、そのクセに助けられている事も沢山ありました。

なので素直な写りが逆にもの足りなくて、買って当初はちょっと失敗したかなって思ったくらいでした。

ですがしばらく使ってみて、このレンズの凄さに気がつきました。素直な写りが、どんな場面でも破綻しないのです。
例えばド逆光。

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ゴーストはほとんど出ません。

ザワザワしている背景。

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F1.4でもボケがうるさくなりません。

このゴーストが出なかったり、ボケが大人しかったりするのが、もの足りなく感じるかもしれませんが。
私はどんな場面でも、扱いやすいレンズだなと感心しました。

SEL35F14GMは確かに高価なレンズですが、Eマウントのボディを使いつづける限り、ずっと使えるであろうレンズです。
35mmが気になるなら、検討して損はないと思います。

umi☆
ちくわ
ゆうき
有栖 悠

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