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「ノートを最後まで使い切れない」を克服する方法

私は、ノートを最後まで使うことが出来ない。

文房具が好きで、書くことが好きであるにもかかわらずだ。
これは、幼少期から全く変わらず、ノートを最後まで使い切る前に、新しいノートが欲しくなってしまい手を出す。
最初こそ、慎重に、工夫して、美しくノートを書くことに夢中になるのだが、いつしかそれにこだわらなくなり、当初の予定とは全く違う使い方になっていく。
半分ぐらい使った頃に、また次のノートを物色し始めるという繰り返しだ。

これは、スケジュール帳でも同じ。
色々試してみた結果、マンスリーが自分には最適だということはわかっている。結局スケジュール管理はウィークリーでもなければ、バーチカルでもなければ、スマホアプリでもない。
紙に書いたマンスリー。これに限るというところまでは決まっているのだが・・・
性格や仕事柄、日々メモをすることがとても多い。
スケジュール以外でも、打合せ、思考整理、テレビや雑誌を見て気が付いたことをメモしたり、娘のピアノレッスンの付き添い中も、レッスン内容のメモも自宅練習には欠かせない。スケジュール帳にこれらを書くとあとからどこに書いてあったかわからなくなる。
整理することが苦手で、ならばと専用ノートを作っても作っても途中で新しいノートへの浮気が繰り返される。

これまで様々なノート、スケジュール帳を試してきた。
安価なものから高価なものまで。
文房具好きなものだから、次々手に入れていくが、使いきれない。
半分まで使ったノートコレクションが出来上がる。

私の悩みは
  ①最後までノートを使いきれない。
  ②目的別に分けても使い切れない。
  ③あちこちに書くので、後でどこに何が書いてあるかわからなくなる。
  ④スケジュール帳だと、使わないページが多い。
  ⑤そもそも、スケジュール管理やToDoを管理することが大の苦手。


いかん・・・これではいかんのだ―!と悩んでいたところに、飛び込んできたノート術が「バレットジャーナル」だ。

去年から試しに初めた。これが最高に具合が良い。
書くことが好きな私には、手書きで枠線や文章やイラストを書くのは楽しい作業だし、とにかく順番にページをめくって何を書いても良いというルールにしたら、迷わずどんどん使える。
メモが楽しくなった。スケジュールページがぱっと開けないという、課題はマグネットタイプのしおりを挟みこんでおくことで解決。
自由自在に、書く、貼る、がジャンジャン出来るように。本来のバレットジャーナルとはちょっと形が違い、自分オリジナルの使い方にはなったのだが、とても使いやすいのだ。
素晴らしい~♪とわくわくしていたが、ここで、出た出た。

新しいノートが欲しい病

うううううん。
今のノートを使い切ろう。私はもう半分だけ書いたノートコレクションは増やさないぞ!と思いつつ、文房具売り場を見る。
そもそも、これだ!と思えるノートに出会うのも大変。これ使いたい!と思えなければ、続かないのも事実(言い訳)
今使ってる、表紙がシルバーのノートは大変気に入っている。
記念すべきバレットジャーナル1冊目でもあり、もうすでに半分以上使っている。記録してあることが多く、今後も手放せない一冊になる内容が詰まっている。これは最後まで使いたい。いや 何としても使うのだ!

が、気になってしまった以上、ノートを探す旅に出る。
そこで、訪れたのが、蔵前のカキモリ。

たのしく、書く人。カキモリ
もうここで、私のことですよね?と前のめり。
店内は、溜息が出るほどの、書くための道具が並んでいる。
試せるのは、ペン類だけではなく、紙の書き心地も試せるなんて、なんと素晴らしいではないか。
好きな表紙で、好きな紙のノートをつくれる。
万年筆が大好きなのだが、使用中のノートはボールペンで書くのに適している。今度は万年筆で書くようにして・・・と、あれ?もう買う気満々でトレイには、オリジナルノートをつくるためのアイテムがどんどん乗せられていく。
色に悩み、柄に悩み、中の紙に悩み、リングに悩み・・・あぁ止まらない。
同行した夫はペンを物色しているし、娘は私のノートにあれこれ口を出してくる。楽しい。なんだこれは。楽しすぎる。

で、結局購入したわけです。
大満足。早く二冊目まで欲しい。いやでも、これにはペンも合わせて新調したいな。カキモリはオリジナルインクも作れる。
そうだ!このノートはオリジナルインクの万年筆で書くことにしよう。でもそれを買うのは、今のノートが終わってからだ。
ということで、ノートを買う欲求は満たし、最後までノートを使わないとペンは購入しないので、書き始められないという決まり事をつくった。

最後までノートを使い切る!

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