なにがあったメシ~おもち編

調理へたくそサーガ第一幕。
病める時も健やかなる時も調理がへたくそなので、続編が書ける日はそう遠くない。


現在住んでいる地域では1/11日が鏡開きである。
今年はもちつきに参加しなかったので、二段かがみもち型のパックに入った二段かがみもち型の一段かがみもちを飾っていた。
(こんなことになるなら写真を撮っておくべきだった。ようするに、二段かがみもちの形を模した一纏まりのもちだと言いたいのだ)

お好きな大きさに切って、と書いてあったので切ろうとしたが、寒い所に置かれていたもちは硬くてなかなか切れない。仕方がないのでそのままいつものように網で焼こうと思ったのだが、気が変わった。耐熱容器+電子レンジでいいじゃないの。

もちを出す。ごはん茶碗型の耐熱容器にもちを入れる。電子レンジにin。600ワット×4分。
時間は全くの無根拠だが、最悪レンジの扉が接着されるくらいで済むからよいのだ。

あ。水、入れてない。
でもいいのいいの。めちゃくちゃくっつくだろうけど。くっつかなきゃおもちじゃないんですわ兄さん。


ピー ピー ピー

ガチャ


くらげ 漂着した????

耐熱容器がくらげに襲われているのだが?


わかった、醤油がないからもちにならないのだ(順調に錯乱してきた)。
醤油醤油。

 

うん。


くらげとなったもちは、深すぎた耐熱容器の内側にぴったりと隙間なく張り付いている。
ロシアで食べたキノコのつぼ焼きにちょっと似てるな、と思った。後から検索したらそうでもなかった。

結局上の方からぱりぱり剥がしたり、かじったり、底をこそげ落としたりして完食した。普通においしいもちだった。

皿洗いのことはしばらく忘れることにした。


縁起物、ごちそうさまでした。


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