表皮オバケの

鼻をほじりながら読んでほしい。

あのね、なーんか眉毛の一本がダブって見えるなと思ったら、一つの毛穴から三本生えていたんですよ。


これ、表皮オバケ。

単子葉類ばかりの毛畑にうっかり流れ着いてしまった、表皮オバケの某太郎。


繊細な他の毛共の中でアウェイであることに気づいているのかいないのか、ひときわ太く育っている。
そのたたずまいは「絶対に抜けるまい」という気概を感じさせる。

実際、やつらは意地でも抜けない(真面目に言うとそもそも抜いたダメージでダブっているので抜かないほうがよい)。

そうなると剃るしかなくなるので、未だにオバケの根というか、某太郎本体を見たことがない。



種はスタジオゼロから飛んできたんだろうか。もし本体が現れたら、スタジオゼロにお返ししたほうがいいんだろうか。


と思っていた所、友達の脇には某太郎が無数に植わっていることを知った。
某太郎の種はお前の農場から飛んでいたのか、と思った。



以上です。


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