囲碁棋士は途中で引退する人が多い

今更企画その1

やり尽くされた囲碁、将棋比較をやっていく

どちらも1000時間はやっているが

やはりプロには知識もその他も及ばないのでご了承ください


将棋は軍師となり兵の道筋を示して城落としをするゲーム

囲碁は9割位のいい手を積み重ねて、大きなミスをした方が負けの我慢比べゲーム


事実として囲碁は我慢比べ、精神力勝負になりやすい

長時間集中力が必要で気が滅入るのは囲碁だ

若い人が強いのは、オセロで中学生チャンピオン、藤井総太、芝野虎丸三冠(20)

全ての頭脳スポーツで若い人が強いのは事実としてあるだろう

その上で表題の、囲碁棋士は途中リタイヤの人が多いという事

集中力が落ちると結果が出ない囲碁では、どんどん競技年齢が短くなっている


これに関してはすべての競技がそうではなく、

例えばカケツ九段は30歳を前にして世界12位ほどに後退しているし

イセドル九段の引退は色々な理由はあるが、やはり集中力低下で晩年負けが込んでいた

坂井九段は医師に転向したが、一生を囲碁プレイヤーでいる事は莫大な精神の摩耗があったように見える

囲碁愛好家はことさら世界でメジャーを強調するが

そのことは囲碁の弱点を挽回する事にはならない


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ここまで書いた事は囲碁のゲームとしての欠陥だと思う

石の色を変えてみたり、世界で流行っていると言っても、本質であるゲームとしての面白さはどうなのだろうか

勝つこと以外で楽しさを見出すのは難かしい

しかも実力が近い者同士やらないと2人とも楽しくない

どちらも実力がないと終局までゲームが成立しない

囲碁をする人はルールが簡単というが、楽しさを見つけるまで時間がかかる

敷居が高いのはそこだ


囲碁をやっている側の人間の発言は、ルールを覚えれば楽しいとか、とっかかりの部分をクリアすればこんな面白いゲームは無いというものが目立つ

その態度では、今の年寄りが寿命を迎えた時、囲碁プレイ人口は減る一方だ

追記

囲碁側の人が将棋人気に追いつくための案を出している中で

「将棋のように、まず棋士を知ってもらえるような形を取ることが大切だと思います。」

と答えている部分がある。やはり本質的な問題点が分かっていないようだ。


『レジャー白書 2017』(生産性出版)によれば、16年の囲碁人口は200万人で、一方の将棋は530万人

囲碁では70代、80代の囲碁人口の割合がかなり高い




追記の追記

この際だから囲碁について書きたい事は全部出しておく

世界でも日本の賞金は一番高い

しかし、競技力は世界で3番目だ

安定志向の囲碁棋士は多い

勝てば収入が増える実力社会である一方で

一線を退いたレッスンプロは将棋より多いのも事実


改革を好まず、普及もほどほど、アイデアを出す必要も無い

囲碁人口が減ってもどうでもいい

現状で満足している囲碁棋士は多い

実力の無い九段、レッスンプロはもう現状で満足している


追記

世界のアソビ大全51に囲碁が収録されていない事に驚く囲碁棋士

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視聴者数、将棋と囲碁の差 これが実情

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