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AI(ChatGPT)を記事制作にどう使えるのかを考える②

前回、AIの記事制作時の利用の方法について書いてからはや半年。
あの時はまだAIをそこまで頻繁に使っていなかったのですが、今では構成案の作成~記事校正を行う際、ほとんど毎回AIを使うようになりました。

自分でもそこまで使うとは思っていなかったのですが、結構便利だなぁと実感しています。
そこで今日は、今(2023年12月)は記事制作でどのようにAIを活用しているのかを書いてみます。


ちなみに前回書いた、AIの活用方法は以下です。

  • タイトル案

  • 文章の表現方法の提案

  • インタビュー記事の文字起こし

  • 校正前のKWの把握

では、今はどのように使っているのか挙げていきます。

①    構成案作成時の補助ツール

ライティング専門のAIツールを使えば、もちろん上位記事を参考にして構成案を作ってくれますが、ChatGPTのような対話式のAIツールだとそこまで構成案の精度は高くなさそうなので、あくまで補助ツールとして使っています。

例えば、ECサイトの運営について解説する記事を作成していた場合、構成案の中に「ECサイトを運営する際の注意点」という大見出し(h2)があったとすると、その小見出し(h3)の内容をChatGPTに聞いたりしています。

これまで上位記事を参考に小見出しの内容を自分で考えていたのですが、それだと他社の記事と似たり寄ったりになってしまうので、ChatGPTに聞くと新たな視点から意見をもらえることもあるので助かります。

ChatGPTを構成案作成時の案出しツールとして、とてもよく使います。

②    作成した構成案のフィードバッグ

上位記事を参考にSEO記事の構成案を作成していると、どうしても似たり寄ったりになってしまいます。
ですが、Googleはオリジナリティのある記事を評価する傾向にあるため、他社と似たような記事を出したところで評価はしてもらえません。

では、どう差別化したらいいのか…と、そんな時にChatGPTに尋ねたりすることもあります。

あまり参考にならない意見を出してくることもありますが、実際に構成案に反映できそうな差別化方法を教えてくれる時もあります。

参考にならなかった場合も、自分で永遠に悩むよりかは誰かに意見をもらってそれを元に別の方向から考えることで、新たな気づきにつながることもあるので、決して無駄ではないと思います。

上司や他の誰かに意見を聞くよりも気軽に、そしてすぐに何かしらの回答をくれるのでとても便利です。

③    校正時のエビデンスチェック

ライターさんがあげてきてくれた原稿のうち、すべての事柄についてエビデンスチェックをするわけではないのですが(しなくても正しいことが当たり前だと分かってることがほとんどなので)、校正をしていてふと「これって本当にそうだっけ?」ということについてChatGPTに聞くことがあります。

例えば「エクセルには××という機能があって、○○ということができます」というような文章があった場合、私がエクセルマスターでもないのでChatGPTに聞いてみています。

ChatGPTもいまだに嘘をつくので、その答えを鵜呑みにせずにもう一度調べ直したり、Google BardやマイクロソフトのBingAIなど複数のAIに聞くなどが必要になりますが、自分でただ調べるだけよりも、「ChatGPTに聞く」+αのほうのが正確だと思いますし、回答を出すまでの時間が短縮できていると感じています。

今のところ、このような方法で活用しています。
今後、さらに良い方法が見つかったらまた共有したいと思います。


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