魔界堕ちのラズリエル プレイメモ

Steamにて1700円で購入。
初クリアまで1.5時間、トロフィーコンプリートまで4時間。未取得の変異が1つあるけど取り方がわからなかった。【契約】が記録されていない?
プレイヤーの経験値がダイレクトに反映される良作。ちょっぴりボリューム不足感はあるけど唯一無二のコンセプトが面白い。初回は難易度の高さに面食らうが、やり方がわかるとほとんどの状況に対処できるようになる。
救済措置として空撃ちによるピュア値稼ぎなどの抜け道を残しているようで、それに気付けば天使エンドも問題なく見れる作り。「エナジーアロー」、「弱化の矢」あたりを使わずに天使エンドを目指すならなかなか歯ごたえのある難易度となる。
バージョンアップでバランスが多少変わり、全体的にやや難しめの調整となっている。とくに「早業」の仕様変更が大きく、リドローすべき場面が増えている。一方で精神力の仕様も変更されており、火力の維持はしやすくなっている。
ハードモードとして七つの大罪が追加された。ゲーム開始時に制約の大きい変異を選択して塔を登っていく。選択できる最大値で天使エンドを達成すると、最大値がプラス1される仕組み。マイナスの相乗効果がある変異も含まれるので加速度的に難易度が上がっていく。もうボリューム不足とは言えないな。


覚書

・基本的に変異より成長を目指すと安定する。レベルアップ直前だけ良い子になるとかでも大丈夫。
・悪魔カードは全く使用しないと手札を圧迫していく。状況を見てカルマ値上昇量が小さいものはバンバン使っていこう。ただし、「執着」は捨てることができないため、天使エンド狙いなら手を出さないこと。「早業」との合成に使用できるように変更され、消費する道筋も生まれた。
・「早業」は弱体化された。合成先も追加されたがかつての強さはない。
・ピュア度は空撃ちでも増加する。低階層での稼ぎは重要。
・堕天使カードはトロコンしつつ効果を確かめていけばOK。「堕天使の爪」だけでも十分な性能がある。使用頻度の低い天使カードを合成素材にすることでデッキ圧縮できることも覚えておこう。
・トルーシーとの友好度が上がってきたら「堕天使の槍」を狙いたい。最後までお世話になる。
・「弱化の矢」で敵攻撃力を0まで下げるとピュア値を稼ぎ放題になる。

フロアイベント

イベント名は適当。肉が入手できない敵の名前も適当。
階層指定のないイベントはその区間のどこかで発生するはず。単に私の調査不足と言うこともあり得る。

トルーシーとの遭遇

5F, 9F, 15F, 19F, 25F, 29F, 31Fで発生。
堕天使カードの合成、休息、変異の取得のいずれかを選ぶ。
休息は回復量が小さいのでピンチのとき以外は推奨できない。

変異を取得しまくると選択肢自体が減る

戦いの跡

ランダムな悪魔カードを1枚取得できる。
トルーシーイベントが近いので合成素材が手に入るとおいしい。目下の合成予定がなく、「射撃」を合成素材にできるカードが出たなら取っておくといい。カードを見た後でキャンセルしてもデメリットはない。

天使の墓場

カルマを3増加させてランダムな天使カードを1枚取得することができる。さらにカルマ5、10増加させるたび天使カードを追加で取得する。
カルマ値は獲得を選択した時点で上昇するが、出てきたカードを獲得しない選択肢もある。とはいえ基本的には分の悪い選択となるので避けたい。カルマ増加量が大きいほど高レベルのカードが出るかは不明。

炎を信奉する者たち

10Fで発生。

4フロア目で燃えるくん(仮名)とのボス戦。
近づいて殴ってくる以外のことはしないが、HP0になっても戦闘不能にならず火の玉くん(仮名)を3体出現させる。5ターン後に残っている火の玉くん(仮名)を吸収して復活、その数に応じてHPが回復する。これの繰り返し。
燃えるくん(仮名)を倒した瞬間に火の玉くん(仮名)が出現するため、即座に蹴散らす用意をしておくと戦闘が楽になる。「悪魔の尾」などを持っておくのが一番確実。
燃えるくん(仮名)は火の玉くん(仮名)がいない状態で蘇生するとHP1になるのでもう一発殴れば戦闘終了。戦闘後は全回復するのでギリギリまでピュア値を稼いでも良い。

ボス撃破でジャッジメント。その後HP全回復。

【信念】
手札の枚数が1枚増加する

【狂信】
デッキの「射撃」カードが
ランダムな悪魔カードに変化する

【信念】のほうが長期的なメリットは大きい。空撃ちをしっかり行っていれば大丈夫なはず。
【狂信】を取るといずれ「射撃」が無くなる。当該カードを使わないならデッキ圧縮として優秀だが、補充もできないので堕天使カードの素材として考えている場合は注意。

悪魔図書館

カルマを5消費して不要な天使カードを1枚削除することができる。さらにカルマ10、15を消費するたび天使カードの削除ができる。「射撃」を削除してデッキを圧縮するのが主な使いみちだろうか。
3回削除を行うと【吸魂】の変異を取得する。条件は不明だが、3回まで行かずにイベントが終了することもある。

天使カードが全くない状態でも選択肢は出る
なにも選べないけど

【吸魂】
手札から天使カードを捨てると
カードが消滅するが、精神力が1増加する

ガード系が消費されたときに発動する?もしそうなら厳しいデメリットだが、効果説明と合ってない気がする。いずれにせよ、有効活用するのは難しい変異だろう。

暗闇に潜む悪意

先が見通せない広めのマップ。エネミー情報も見れないが敵の攻撃力とHPから見分けはつく。遠くの敵が接近するまでが遅く、空撃ちでかなりのピュア値が稼げる。たまに敵全員が近くにいることもある。
敵を全滅させるか、マップ内にある階段までたどり着けば次のフロアに移動する。階段の位置はランダムのはず。
敵を全滅させた場合、【獣の嗅覚】の変異を取得する。

【獣の嗅覚】
たまに敵の攻撃を避けるようになる

デメリットのない変異であり安定性が上昇する。戦わずに階段にたどり着くのもリスクがあるので基本的に取得する方針で問題ない。

ミノタウロスの監獄

20Fで発生。フロア移動直後にイベントが発生し、【足枷】の変異を強制的に取得する。

【足枷】
移動にかかるターンが2倍になる

4フロア目でうしくん(仮名)とのボス戦。雑魚敵は出現せず、純粋な一騎打ちとなる。
移動力が低下しているので距離を取るのは難しいが、敵は強力な一撃でこちらを吹っ飛ばしてくる。骨折×2のおまけ付き。
基本的には吹っ飛ばされたらリドロー、近づいてくるまで攻撃を加えて再度吹っ飛ばされるの繰り返し。
うしくん(仮名)はHPをゼロにするごとに4ターンのダウンが発生、その後攻撃力が1増加して復活する。3回ダウンさせれば勝ち。復活時の回復量はダウンするごとに少しずつ下がっていく。
絶望的な状況に思えるが、うしくん(仮名)は吹っ飛ばしを多用するゆえにダメージ効率はそこまで高くない。ガード系のカードがあれば楽勝、「弱化の矢」があればピュア値稼ぎスポットに。ちょっとかわいそう。

ボス撃破でジャッジメント。その後HP全回復し【足枷】が消失する。

【博愛】
天使カードを使用した際の
ピュア増加量が1上がる

【無慈悲】
敵を倒した時の
ドロー枚数が1枚増加するが、
そのたびにカルマが1増加する

戦力としては【無慈悲】のほうが強い。だがカルマ増加を補う手段がないと徐々に悪魔に近づいていく。

悪魔の正義

炎の信仰者(仮名)×6との戦いになる。
まっすぐ進めば一撃くらうだけで移動できる。敵は10Fに出てくるレベルであり、バラバラに襲いかかってくるので倒すのは容易なはず。
敵を全滅させるか、マップ内にある階段までたどり着けば次のフロアに移動する。
敵を全滅させた場合、【殺戮者】を取得する。

【殺戮者】
天使カードのピュア増加値が1減少するが、威力が1増加する

ここまでの変異にピュア増加抑制が無ければ取る価値はある。天使エンドを目指す場合はHPおよびこれまで稼いだピュア値と相談。

汚物塗れの力

HP15を支払うとランダムな堕天使カードを1枚取得できる。
堕天使カードは戦局を大きく変えるものもある。HPに余裕があるなら挑戦したいところ。

穢れた墓地

30Fで発生。

4フロア目で死神くん(仮名)とのボス戦。
本体は動かず攻撃もしないが、開始直後に4体、以降は10ターン毎に1体のアンデッドを召喚してくる。死神くん(仮名)のHPを0にするといずれかの墓場に移動、召喚するアンデッドが変わる。召喚されるのはスケルトン→グール→シェイドの順。
死神くん(仮名)のHPをゼロにすればその時点で召喚されているアンデットはすべて消えるが、個々のアンデッドの能力も高いので物量に押されがち。しかも召喚位置はランダムなので事故も発生しやすい。
長期戦は免れず、広いマップを移動しながら戦うため能力上昇系が非常に有効。「精神統一」が1枚あるだけでも全然違う。
死神くん(仮)を殴り続けるよりも、地形を生かして少しずつアンデッドを減らしていくほうが戦いやすいはず。これまでの総合力が試される戦い。スケルトンやグール相手に連戦できるなら肉を溜めることもできるが、最終戦では肉の出番が少ない。
最後は死神くん(仮)自体が襲いかかってくる。とても弱い。

ボス撃破でジャッジメント。その後HP全回復。

【鎮魂】
天使カードの威力が1上がる

【失意】
天使カードの威力が1減少するが、
堕天使カードの威力が2増加する

堕天使カードがよほど多くない限り、【鎮魂】のほうが総合火力が上がりやすい。ラスボスは接近する手間が発生するのも難点。【失意】は「アイスボルト」があれば活かしやすい。
ただ、この時点でのジャッジメントをラスボス戦でひっくり返すのは厳しい。

天国への階段

32Fで発生。ラスボス戦のみ。戦闘前に【契約】の変異を獲得。

【契約】
堕天使カード「力の供給」を山札に加える

「力の供給」
HPを30回復 精神力+1 守護力+1
→立て直しと回復を同時に行う効果。
手番を消費するので「深呼吸」などの上位互換というわけではない。
回復量が大きいので、デッキを圧縮していたり回転効率が良かったりすると回復がダメージを上回ることも。能力を地道に上げていけば負けることは無いだろう。

この戦いではラズリエルのHPが0になってもゲームオーバーにはならず、HPが全回復してカルマ値が22%上昇する。ほぼイベントバトルだが、あまりに死にすぎると最後のジャッジメントに影響が出る。

エメリアは移動せず、ノックバックで動かすこともできない。一定ターンごとに強力な予約攻撃を行うのみだが「弱化の矢」も受け付けない。

<第一形態>
HP30。
接近しつつ能力を上げていけばOK。エナジーアローのためにピュア値を稼ぐのはリスクが大きい。

<第二形態>
HP50。
開始時はブリザードで固定。最初に吹き飛ばしが来るので接近する必要があるが、凍結を放置するとダメージが嵩むので危険。

<第三形態>
HP70。
ひたすらにタフなので押し負けないように。肉を使うのは本末転倒。

撃破でジャッジメント。その結果によってエンディングが分岐する。
ぴったり釣り合ったことはないので3つ目の分岐があるかは不明。

カード雑感

全アンロック後

天使カード

遠距離攻撃とガード、リドロー発動型の自己強化カード。
序盤はダメージも飛距離も足りないカードばかりだが、高階層になると強力なものが現れはじめる。自己強化の影響を受けるのも特長で、スロースターターの性質が強い。
使用しても消滅せず、合成か特定のイベントでのみ手放すことができる。成長時に強制取得、特定フロアの開始地点で任意取得。無計画に取りまくるとデッキが重くなるので取捨選択と合成で整理しよう。

「射撃」ダメージ2 ピュア値+3
前方3マスに届くダメージ2の矢を放つ
(複数の堕天使カードの合成素材)
→火力は低いがピュア値上昇率が高い基本攻撃。序盤は空撃ちしよう。
初期所持5枚。合成したりイベントで捨てたりするとデッキ圧縮になる。

「連射」ダメージ1 ピュア値+2
前方3マスに届く矢を3回放つ
(「堕天使の爪」の合成素材)
→相手によって有利不利が異なる。
精神力増加の効果を活かしやすく、意外と威力が出ることも。

「封印の矢」ダメージ2 ピュア値2
前方3マスに届く矢を放つ
当たった敵は能力を失う
→「弱化の矢」のお供に。そのままでも使いやすい。
ボスには効果がないが十分すぎる性能。
火力は控えめなので1枚持っておけば十分。

「スラムショット」ダメージ2 ピュア値1
敵を1マス退ける矢を放つ 前方2マスに届く
(「高速移動」の合成素材)
→たいていの場合、2ダメージ与えて1ターン稼ぐ動きしかできない。
合成素材としての利用がメインだろう。

「ブローショット」ダメージ3 ピュア値2
敵を1マス退ける矢を放つ 前方3マスに届く
→【優等生】でしか見たことのないカード。効果は微妙。

「貫通矢」ダメージ3 ピュア値+2
前方4マスに届く貫通する矢を放つ
(「堕天使の槍」の合成素材)
→素の性能も高いが「堕天使の槍」の優秀さが群を抜いている。
早めに入手して合成に使いたい。

「ロングショット」ダメージ3 ピュア値+2
前方5マスに届く矢を放つ
(「堕天使の爪」の合成素材)
→優秀。ロングレンジ攻撃がひとつあるとなにかと助かる。
射程が確保できるようになったら合成素材にしてもいい。

「息継ぎ」ダメージ3 ピュア値+2
前方3マスに届く矢を放つ カードを1枚引く
→天使プレイでも悪魔プレイでも役に立つ。
迷ったら入れておいて損はない。

「浄化の矢」ダメージ3 ピュア値+2
前方3マスに届く矢を放つ
この矢で敵を倒すとカルマが5減少する
→カルマ値減少の効果は大きい。
素の性能も十分なのでガンガン使っていこう。

「韋駄天」ダメージ1 ピュア値+3
前方3マスに届く矢を4回放つ
→強化版「連射」。飛距離も伸びている。
精神力増加との相性が良く、ダメージ効率が倍になる。
精神力を増やすカードが多いなら有力候補だろう。

「剛弓」ダメージ4 ピュア値+2
前方2マスに届く高威力の矢を放つ
(「堕天使の爪」の合成素材)
→悪くはないが中途半端な性能。
合成素材にしても惜しくないとも言える。

「強弓」ダメージ4 ピュア値+4
前方3マスに届く矢を放つ
→強化版「剛弓」。
強化点が射程とピュア値上昇なのでとても地味。

「残心」ダメージ3 ピュア値+1
前方3マスに届く矢を放つ
この矢で敵を倒すと精神力+1
→バージョンアップで性能が大幅に変化。
精神力増加は強力な効果であり使い勝手は上がっている。
即効性がなく、一部のボスには全く意味がないのが弱点。

「バーストアロー」ダメージ5 ピュア値+1
前方3マスに届く矢を放つ
使用時ランダムな手札を1枚失う
→バージョンアップで強化された。基本ダメージ5は貴重なのでデメリット付きでも使える。【不屈】と組み合わせると強い。
七つの大罪プレイで【貪欲】を持っていくなら手札を失う効果がプラスに働くかもしれない。

「贖罪の矢」ダメージ3(+3) ピュア値+1
天秤がカルマ側に傾いている場合威力が3上がる
前方3マスに届く
→悪魔プレイでの遠距離攻撃手段として。
ナーフされたが十分に強い。問題はハードモードが天使プレイ前提なのでこのカードの出番がないこと。

「ホーリーショット」ダメージ4 ピュア値+5
前方3マスに届く矢を放つ
この矢で敵を倒すとカルマが5減少する
→強化版「浄化の矢」。
ダメージ、ピュア値上昇、追加効果のいずれもバランス良く強力。
とどめの一撃として積極的に使っていける性能。

「ピアスショット」ダメージ4 ピュア値+2
前方4マスに届く貫通する矢を放つ
→強化版「貫通矢」。決して弱くはない。
が、「プラズマアロー」に勝る要素が貫通のみなのである。

「プラズマアロー」ダメージ5 ピュア値+3
前方5マスに届く矢を放つ
→強化版「ロングショット」。
開幕直後の一撃としても理想的な性能を持つ。
【冷酷】で強化する手もある。

「大牙」ダメージ6 ピュア値+3
前方2マスに届く高威力の矢を放つ
→必殺の一撃。ピュア値の上昇値も大きい。
射程や射撃回数を増やすと大変強い。終盤戦のお供に。

「ワイドショット」ダメージ4 ピュア値+1
前方3マスに届く
矢が当たった敵の左右2マスにもダメージを与える
(「スプレッダー」の合成素材)
→出現率が低い割りに弱い。
合成前提の性能だが、入手時期によっては合成先も魅力に欠ける。

「エナジーアロー」ダメージ可変 ピュア値+1
ピュア値の1/10分の威力の矢を放つ 前方3マスに届く
→天使ルートでのメインウェポンたり得るカード。
このカードの火力を保つように行動したい。3枚以上はデッキが重いか。
火力は不安定であり、ラスボス戦の前にピュア値がリセットされることは覚えておくこと。

「矢束」軽減2 ピュア値+1
一度だけダメージを軽減し、「速射」を2枚手札に加える
→ノーリスクローリターン。迷ったら取っていい。
「アローダンス」とは異なり、七つの大罪プレイで【貪欲】を持っていく場合でも邪魔になりにくい。

「速射」ダメージ1 ピュア値+1
前方2マスに届く矢を放つ
ターンを消費しない 使用すると失われる
→「矢束」か「アローダンス」でのみ入手可能。
ターン消費なしで弱攻撃を行う効果だが、成長や変異などが乗りやすい。
強化できるなら有望なダメージソースとなる。
【集中】があるなら積極的にカードを溜め、一気に放出する戦法が強力。

「応戦」軽減4 ピュア値+2
手札に持っていると一度だけダメージを軽減し、カードを1枚引く
→その名の通り防御からの反撃を可能にする。
これ自体の使い勝手は良いのだが、ガード系を入れすぎると手札を圧迫して攻め手が疎かになりがち。ほかのガード系を入れるなら見送るのも選択肢。

「加護」軽減6 ピュア値+3
手札に持っていると一度だけダメージを軽減する
(「神秘のヴェール」の合成素材)
→軽減値がかなり高い。出現率と性能のバランスが良好。
ピュア値もそこそこ上がるので攻撃を受ける選択肢が生まれる。
合成する場合はほかにガード系のカードがあることが前提となる。

「防護壁」軽減10 ピュア値+3
手札に持っていると一度だけダメージを軽減する
→信頼できるダメージカットカード。守護値を上げるなら持っておきたい。
バージョンアップで強化されさらに使いやすくなった。

「フォースシールド」ピュア値+2
 手札に持っていると一度だけ手札の枚数×2分のダメージを軽減する
→たいていの場合「加護」の効果を上回る。
これがあるなら守護値を上げる構成を考えてもいいくらい。
強化された「防護壁」には見劣りするので手札と相談。七つの大罪プレイでは組み合わせ次第で有効性が変わる。

「アローダンス」ピュア値+1
「速射」を手札に3枚加える
→この手札自体はターンを消費するため使い勝手が悪い。
合成素材にもならないが、「速射」を強化できるならあり…というか強力なカードに化ける。
【貪欲】と組み合わせる場合はデッキ構築と相談。やる価値はある。

「希望」ピュア値+3
山札からカードを2枚引く
(「導き手」の合成素材)
→リドローに対する優位性が低く、行動消費するのが痛い。
「強欲」もさっさと使えばいいカードなので合成素材としてもいま一つ。

「施し」ピュア値+3
手札を左から2枚捨て山札からカードを3枚引く
(「悟り」の合成素材)
→カードの選別が一度に行える。が、使いこなすのは難しい。
「悟り」ではできない動きなのでハマれば強力。
【怠惰】は右端に追加されるのでシナジーしない。

「懺悔」ピュア値+1
カードを1枚引く 天秤がカルマ側に傾いている場合さらに3枚引く
→天使プレイでカルマ側に偏らせるのはリスクがある。
悪魔プレイ向けだがリドローで十分なケースが多い気がする。

「早業」ピュア値+1
手札を全て捨て同じ枚数分のカードを引く
(「輪廻」の合成素材)
→大幅にナーフされ堕天した。
ターンも消費されるため通常リドローに対する優位性がほとんどない。
強化先が追加されたが、それでもかつての強さはない。「執着」を捨てたいときには必要となる。

「開花」
手札に持っていると天使カード使用時のピュア増加量+1
→「エナジーアロー」育成時には便利だが捨てる手段がない。
どうしてもピュア値を稼ぎたいときに。
「色欲」を打ち消せるのはメリットになる…のだろうか。

「深呼吸」
手札に持った状態でリドローすると精神力+1
(「水晶の棘」の合成素材)
→次のリドローの攻撃力が上がる攻めのカード。
進行に合わせて複数枚持っておきたい。合成すると長所が変わる。
「早業」の弱体化により使い勝手は落ちたものの、「水晶の棘」の必要性は上がったためバランスはとれている。

「臨戦態勢」
手札に持った状態でリドローすると引き直す手札の枚数+2
(「堕天使の尾」の合成素材)
→このカードの効果も優秀だが「堕天使の尾」も使い勝手が良い。
出現率が低めなので見かけたら取っておこう。
ただし、【貪欲】を持っていくなら手を出すリスクが高い。

「精神統一」
手札に持った状態でリドローするとこの階層に居る間天使カードの射程+1
(「熟練」の合成素材)
→射程が伸びるのは天使カードの強み。1枚でも十分仕事をしてくれる。
効果は重複するのでどんどん射程が伸びていく。
合成しなくても使いやすい優秀なカード。ただ、【多腕】との相性が悪い。
「早業」が弱体化しても依然として使いやすい。

「勝利の王冠」
(「アドレナリン」の合成素材)
手札に持った状態でリドローした次に使う天使カードの射撃回数+1
→出現率は低いが強力。
次に出る天使カードが強力な保証はないが、射撃回数は攻撃まで溜めておけるので状況次第で必殺の一撃が放てる。
終盤のボスに対して有効な場面が多い。
合成するとさらに使いやすくなるが、【怠惰】との相性は悪くなる。

悪魔カード

近距離範囲攻撃と自己強化。天使カードと併用するものも多い。
最序盤から高いダメージを叩き出せるが、性能を強化する手段がほとんどない。悪魔プレイでも一部の天使カードと併用するほうが取り回しがよい。
「執着」が手札にないときに使用すると消滅する。

「悪魔の爪」ダメージ10 カルマ値+8
前方1マスにダメージを与える
(「堕天使の爪」の合成素材)
→中盤以降は火力不足が露呈する。
カルマ値上昇がやや低いので即時使用が主だろう。
「堕天使の爪」は気軽に合成できるのがなによりの強み。

「悪魔の槍」ダメージ12 カルマ値+10
前方2マスにダメージを与える
(「堕天使の槍」の合成素材)
→あらゆる場面で主力となる。貫通するのも見逃せない。
天使プレイでは「堕天使の槍」の合成素材、悪魔プレイでは基本攻撃手段。
難しい局面を切り抜ける上でもちょうどいい性能をしている。

「悪魔の尾」ダメージ12 カルマ値+10
前後の計2マスにダメージを与える
(「堕天使の尾」の合成素材)
→こちらも使いたい場面は多い。
5Fボス用に1枚入れておくと安心。
「臨戦態勢」の出現頻度が若干低いので合成には手間取る。

「悪魔の噛みつき」ダメージ14 カルマ値+12
前、斜め前の3マスにダメージを与える
→信頼できるダメージソース。
効果範囲もあいまって、天使プレイでも使いたくなることが多い。
悪魔プレイでは「執着」を使ってでも大事に使いたい。

「悪魔の翼」ダメージ14 カルマ値+12
前と左右の3マスにダメージを与える
→「悪魔の噛みつき」のバリエーション。開幕直後に囲まれたときに便利。
カルマ値の上昇分の働きはしてくれる優秀なカード。
合成先が失われたが立ち位置に変化はない。

「悪魔の檻」ダメージ16 カルマ値+14
前後左右の4マスにダメージを与える
(「スプレッダー」の合成素材)
→威力、範囲ともに最上位のカード。
30Fボスなどでは窮地を救う働きをすることも。
合成すると強みが失われるのでこのまま使おう。

「アイスウェイブ」ダメージ6 カルマ値+10
前方2マス先に2×3マスの氷の息吹
当たった敵を3ターン凍結させる
(「アイスボルト」の合成素材)
→凍結自体は優秀だがそのまま使うには少し当てにくい。
基本的に合成して使う前提と考えたほうがいい。
合成すると凍結の性能が少し落ちるが問題ない。

「ファイアボール」ダメージ5 カルマ値+12
前方3マス先に十字爆発を起こす
当たった敵を3ターン炎上させる
(「ファイアボルト」の合成素材)
→合計ダメージは悪くないがあまりにも当てにくい。
合成して使うにも優先度は低め。
5F以前で見つけた場合は合成候補になる。

「ライトニング」ダメージ8 カルマ値14
周囲のいずれかの敵にダメージ
当たった敵を3ターン麻痺させる
(「ライトニングボルト」の合成素材)
→ボルト素材系列では珍しく使いやすい。
3ターン麻痺も有用なのでカルマ値上昇に見合う効果だろう。
合成して使うのもおススメ。

「万雷」ダメージ10 カルマ値+15
敵全体にダメージ
敵の数と同じだけ捨て札に「麻痺」を加える
→強力な必殺技。デメリットに見合う威力が見込める。
【帯電体質】などと組み合わせよう。
めったに見かけないカードなのが残念。

「ブリンク」カルマ値+8
前方3マス先の空いているマスに瞬間移動する
(「高速移動」の合成素材)
→緊急脱出用カード。カルマ値上昇量も許容範囲。
プレイスタイル次第では合成して使うこともあるだろう。
移動距離が短いことは留意すること。

「ドッペルゲンガー」カルマ値+10
前方3マス先の空いているマスに身代わりを配置する
→活用するのは難しいが、うまく使えば結構な時間稼ぎができる。
フロア開始時の配置を見て取るカードだと思う。
カルマ値上昇量も多く、合成素材にもならないので持ち続ける意味は薄い。

「鷹の目」カルマ値+5
使用するとこの階層に居る間天使カードの射程+1
(「熟練」の合成素材)
→効果自体は「精神統一」のほうが使いやすい。
カルマ値の上昇量を抑えたいときはとりあえず取っておこう。

「強欲」カルマ値+7
ターンを消費せず山札からカードを2枚引く
(「悟り」の合成素材)
→天使ルートでも悪魔ルートでも無難な選択肢。
カルマ値上昇量がやや大きめだが許容範囲だろう。

「茨の棘」カルマ値+6
使用してもターンを消費しない
使用すると精神力+1
(「水晶の棘」の合成素材)
→バージョンアップで強化されとても使いやすくなった。
精神力を上げることが重要となったためガンガン使っていきたい。
天使プレイでカルマを上げたくない場合にも有効な選択肢となる。
【怠惰】が発動しないので七つの大罪プレイでも役に立つ。

「硬質化」カルマ値+7
使用すると守護力+1
(「神秘のヴェール」の合成素材)
→「鷹の目」や「茨の棘」と比べて使いにくい。
カルマ値上昇値も無視できない量に。
こちらは悪魔プレイでガードを使用するときに使うと良さげ。

「前借り」カルマ値+9
使用してもターンを消費しない
次に使う天使カードの射撃回数+1
(「アドレナリン」の合成素材)
→強力な天使カードを必殺技たらしめる効果だが、使用時に消滅するため取り回しは良くない。
カルマ上昇量も大きいので合成素材だろう。【怠惰】を持っていくならこのまま使うのも良し。

「手癖」カルマ値+3
手札に持っていると敵を倒した時のドロー枚数+1
そのたびにカルマ+3
(「導き手」の合成素材)
→カルマ値上昇が少ないので気軽に消費できる。ただし、戦闘開始直後に使わないとペナルティのほうが大きい。
悪魔プレイなら手軽にドロー枚数を増やす手段になる。

「執着」カルマ値+5
手札に持っていると悪魔カードを使用しても消滅せず捨て札に残る
(「輪廻」の合成素材)
→なんとバージョンアップで重要カードの素材となった。
これにより能動的に消費できるようになったが、同時に獲得せざるを得ない状況が発生するのも事実。展開次第でプレイヤーがこのカードに執着することになる。
悪魔プレイでは引き続き重要なカード。

「悪魔の囁き」カルマ値+5
手札に持っているとカード使用によるピュア増加量-1カルマ増加量-2
(「弱化の矢」の合成素材)
→合成先が非常に重要。
カルマ値を抑えつつ悪魔カードを処理したいときも便利。
このカード自体にも効果が適用されるので、使用時のカルマ増加量は+3。

堕天使カード

「堕天使の爪」
前方1マスに10ダメージを与える
(「悪魔の爪」 +「 ロングショット」 or 「剛弓」 or 「連射」)
→悪くはないが、「悪魔の爪」自体のカルマ値上昇量がやや低めなので、積極的に合成して使うものでもない気がする。
後半になって「ロングショット」や「剛弓」を消費したいときに。

「水晶の棘」
使用してもターンを消費しない。
使用すると精神力+1
(「茨の棘」 +「深呼吸」)
→手番消費せずに精神力を上げたいときに。
どちらもそこそこ入手しやすい。
【怠惰】を持っていくと使いづらくなる点が惜しい。

「熟練」
使用するとこの階層に居る間天使カードの射程+1
(「鷹の目」 +「精神統一」)
→「精神統一」が優秀なので影が薄い。
「鷹の目」もさっさと消費してしまうので…

「導き手」
手札に持っていると敵を倒した時のドロー枚数+1
(「手癖」 +「希望」)
→積極的に活用するのは難しい。「希望」の入手頻度も低め。

「悟り」
ターンを消費せず山札からカードを2枚引く
(「強欲」+「施し」)
→無難に便利だが合成1回分を費やすほどかと言われると微妙。
「強欲」も「施し」も入手頻度がやや低い。

「堕天使の槍」
前方2マスに12ダメージを与える
(「悪魔の槍」+「貫通矢」)
→トップクラスに優先度が高い。
威力、射程、貫通性能のいずれも申し分ない。
ラズリエルの必殺技たり得るので早めに作っておきたい。

「ファイアボルト」
前方3マスに届くダメージ4の矢を放つ
当たった敵を2ターン炎上させる
(「ファイアボール」+「射撃」)
→総ダメージは4+3*2=10。
射程もダメージも悪くないが、ほかのボルト系と比べると地味。
とはいえ「射撃」との性能差は歴然。この系統はデッキ圧縮も兼ねるので次の合成予定がないときは作っていこう。

「輪廻」
手札を全て捨て同じ枚数分のカードを引く
ターンを消費しない
(「執着」+「早業」)
→バージョンアップで登場したバーストアローの生まれ変わり。
かつての「早業」の能力を維持している…ように見えるが、使用時にリドローを起点とするカードが発動しなくなっている。必要性はそこまででもないだろう。ただし、「執着」を消費する手段としては重要。

「高速移動」
前方3マス先の空いているマスに瞬間移動する
(「ブリンク」+「スラムショット」)
→瞬間移動の効果は貴重。
30Fボスやラスボス相手に近づく手段としても使える。

「堕天使の尾」
前後の計2マスに12ダメージを与える
(「悪魔の尾」+「臨戦態勢」)
→なかなかに扱いやすい。
「臨戦態勢」が低階層で入手できたときはこちらをメインウェポンに据えてもいいだろう。

「弱化の矢」
前方3マスに届くダメージ2の矢を放つ
当たった敵の攻撃力を3減らす
(「悪魔の囁き」+「射撃」)
→ダメージを0にすれば天使カードを空撃ちし放題になる。
うまく活用できれば一気に天使エンドに近づくだろう。
ボス戦でも有効に働くがラスボスには効かない。2枚以上はいらない。
七つの大罪プレイでこのカードが制限されなかったのは福音。

「アイスボルト」
前方3マスに届くダメージ4の矢を放つ
当たった敵を2ターン凍結させる
(「アイスウェイブ」+「射撃」)
→凍結は必殺技と合わせて使う。「アイスウェイブ」より利便性が高い。
悪魔カードや堕天使カードの威力を上げることができる唯一のカード。「韋駄天」なども全弾威力2倍になる。デッキ次第では強力なコンボに繋がる。

「神秘のヴェール」
使用すると守護力+1
(「硬質化」+「加護」)
→守護力を有効活用するのは難しい。
「加護」が優秀なので消費するには惜しい。

「サンダーボルト」
前方3マスに届くダメージ4の矢を放つ
当たった敵を2ターン麻痺させる
(「ライトニング」+「射撃」)
→敵の動きを2ターン止めるカード。
こちらが立て直すだけの猶予ができるので気兼ねなく発射できる。
「ライトニング」よりも麻痺の効果が下がっているが十分だろう。ラスボスにもちゃんと効く。

「アドレナリン」
使用してもターンを消費しない
次に使う天使カードの射撃回数+1
(「前借り」+「勝利の王冠」)
→「勝利の王冠」の上位互換。
射撃回数増加は蓄積するので必殺の一撃を放てる。
とはいえ「勝利の王冠」自体あまり入手できないのだが。【怠惰】との相性は許容できる範囲。

「スプレッダー」
前方3マスに届く
矢が当たった敵の左右、斜め6マスに8ダメージ
(「悪魔の檻」+「ワイドショット」)
→集団戦に強く威力も高め。
決して弱くはないのだが、天使カードではないため強化がかからない。入手が終盤になることも多く、あまり日の目を見ないカード。
よく見ると敵の前後にはダメージが届かない。

成長

デメリットはないが有用性がまちまちで発動条件が厳しいものが多い。
狙ったものを取る手段も無いこのゲーム最大のランダム要素。

【幸運】
リドローしたとき、たまにターンを消費しなくなる
→発動するとラッキーだが戦術に組み込むことはできない。

【誠実】
天秤のピュア値が50%以上の場合、
天使カードの射程が1マス増加する
→継続的に効果を発揮するので強力。射程の長さは安全性に直結する。
【多腕】が扱いにくくなるデメリットもある。

【勇気】
リドローした手札が全て天使カードの場合、精神力が1増加する。
→意外と発動機会が多い。堅実な働きをしてくれるだろう。

【意思】
天秤がピュア側に傾き直したときピュア値が10増加する
→カルマ値は肉で調整できるので割と発生しやすい。

【我慢】
ガード効果のカードを使用した時、まれに手札に残るようになる
→ガード効果は強力なので継続使用できると安全性が上がる。
当然ながら、対象のカードがなければ無意味。

【生命力】
状態異常のカードを使用するとHPが5回復する。
→非常に強力。
うまく立ち回れば状態異常を仕掛けてくる相手を回復ソースにできる。
20Fまでに獲得できるとボス戦が楽になるし、ラスボス戦との相性も抜群。
「怠惰」にも適用されることは覚えておきたい。

【集中】
直前に使用した天使カードと同じカードの威力が1増加する
→意図せず発動することも多く地味に火力上昇に寄与してくれる。
「速射」との相性が非常に良いので、獲得出来たら「矢束」や「アローダンス」を主力に据えるのもあり。

【無垢】
天秤がピュア側に傾いている場合、
悪魔カードを使用したときのカルマ増加量が1減少する
→天使エンドが狙いやすくなる。【意思】と同時発動するとピュア側に偏らせやすい。七つの大罪プレイでは大変にありがたい。

【健康体】
肉を食べたとき最大HPが1増加する
→これがあるかないかで最終的な最大HPがかなり変わる。
早期に取得すると難易度は下がる。
【暴食】を持っていく場合でもカルマ値の低い肉を選べば使える。

【優等生】
レベルアップ時に成長した場合、デッキのランダムな天使カードを強化する
→効果がランダムすぎて当てにならない。
必要なカードが失われる可能性もあり、ギャンブル性が高い。とはいえ基本的にはプラスに働く。

【不屈】
手札が天使カード1枚だけの場合、そのカードの射撃回数が1増加する
→一見すると意図的に発動できるように見えるがそうでもない。
「深呼吸」なども消費しないと発動しないのでほとんど気休め程度。
七つの大罪プレイでは「怠惰」と「色欲」が邪魔をする。

【導き】
手札が0枚のときにリドローすると、引き直す手札が1枚多くなる
→【不屈】を有効活用し限り、手札が0枚になるまでリドローを待つことはまず無い。「バーストアロー」で発生するだろうか。

変異

いずれもリスクリターンがあり、場合によっては戦略を大きく見直す必要に迫られることもある。
トルーシーに頼めばランダムな4つの変異から1つ取得できる。成長よりも目的のものが取りやすい。

【倫理観の欠如】
天秤のカルマ値が50%以上の場合、
悪魔カードを使用したときのカルマ増加量が3減少する
→カルマ増加を抑制する変異。名前に反して天使プレイ向き。
デメリットのない優秀な変異。

【悪食】
肉を食べたときの回復量が5増加するが、カルマ増加量が4増加する。
→バージョンアップでリスクリターンに見直しが入った。
回復量あたりのカルマ増加量は増大しているため、天使プレイの観点では危険な変異と化している。メリットも少ない。

【光輪の欠損】
カードの威力が1増加するが、受けるダメージが1増加する
→悪魔カードや堕天使カードの威力も上がるので、立ち回り次第では有利に戦える。
囲まれたときが悲惨。

【疫病】
レベルアップのたびに「疫病」を2枚手札に加えるようになる
→「疫病」は対策しないと勝手に増殖していく。
【生命力】があってもデメリットのほうが大きいだろう。
これでデッキ破壊されるのは誰もが通る道。

【死への恐怖】
HPが1/3以下のとき、
カードの使用によるピュア・カルマの増加量が半減する
→良さも悪さもしない変異。
明確なデメリットがないのは当たりとも言える。

【毒の滴る手】
元の威力が2以下の天使カードの威力が1増加するが、
肉の回復量が3減少する
→非常に危険。エーテル病
肉の回復はラズリエルの生命線であり、阻害されると死が近づく。
バージョンアップで回復量が調整されたので使いやすくはなっているが、危険な変異であることには変わりないだろう。
【色欲】を持っていくならデメリットを踏み倒せる。

【悪魔の角】
手札が悪魔カード1枚だけの場合、
そのカードを使用しても消滅せず捨て札に残るようになる
→デメリットとしてはそこまで重くない。
悪魔カードはさっさと消費したいケースのほうが多い。

【破壊衝動】
天秤のカルマ値が70%以上の場合、精神力の増加量が1増加する。
→増えるのはあくまで増加量なので、別途精神力を増す手段が必要。
変異としては強力なものでデメリットもない優秀な効果。
ただ、天使プレイでそこまでカルマ値を上げるのは厳しい。

【悪魔のしっぽ】
手札が1枚増加するが、敵が多く出現しやすくなる
→道中の難易度は上がるものの、ボス戦の難易度は下がる。
それでもリスクのほうが大きいか。レベルアップの機会が増えるという見方もできるが、プレイの再現性も落ちる。

【加虐性】
元の威力が2以下の天使カードの射撃回数が1増加するが、威力が1減少する
→「連射」や「速射」が通常のままでは使い物にならなくなる。
とはいえ威力2以下のカードはあまりないので影響も少ない。
基本的には威力低下の変異であり、加虐性はむしろ低下している。
【集中】と「速射」を組み合わせるなら。

【冷酷】
射程4マス以上の天使カードの威力が2増加するが、
使用したときのピュア増加量が2減少する
→リスクに対してリターンが大きい。
ピュア値は別のカードで稼ぐと割り切れば便利。

【多腕】
射程2マスの天使カードの射撃回数が1増加するが、
使用したときのピュア増加量が2減少する
→後半に取得するカードは射程3マス以上のものが多い。
ストーリー進行につれてデメリットがメリットを上回る場面が出てくる。
後半は射程増加が重要になるのも向かい風。

【力の暴走】
天秤がカルマ側に傾いたときカルマ値が5増加するが、精神力が1増加する
→カルマ側に偏らせるのは簡単。むしろピュア側に戻すのが難しい。
強敵相手の火力増強手段と考えれば悪くない。

【吸血衝動】
手札に4枚以上の悪魔カードがある場合、
敵を倒すとHPが8回復、カルマが5増加する
→悪魔カード4枚は「執着」を持っていれば発生しやすい。
これがあれば道中のHP管理が楽になるので悪魔プレイの難易度が大きく下がる。天使プレイではそもそも発動しないと思う。

【帯電体質】
獲得する「麻痺」が1枚多くなるが、
「麻痺」を使用すると次に使う天使カードの射撃回数が1増加する
→「麻痺」の獲得機会は多くないがラスボスが使ってくる。
あればラスボス戦が楽になるはず。

【冷たい身体】
獲得する「凍結」が1枚多くなるが、
「凍結」を使用すると守護力が1増加する
→ラスボス戦とガードの相性は良好。
ただ、「ブリザード」後の復帰に手番を消費することになる。

【燃える血液】
獲得する「炎上」が1枚多くなるが、
「炎上」を使用すると精神力が1増加する
→「炎上」の獲得機会は前半戦に集中している。
ラスボスも使ってくるが、リドローしたい場面も多いので一長一短。

七つの大罪

【嫉妬】
トルーシーから獲得できる変異の数が1つになる
→トルーシーから変異をあまり獲得しないプレイスタイルなら影響なし。
大罪の中ではデメリットが軽め。【色欲】取得時は合成優先度が下がるのでちょっともったいない、程度か。

【高慢】
天秤のピュア値が100の場合、天使カードのピュア増加量が0になる
→「弱化の矢」を使用した永久稼ぎができなくなる。
とはいえ「エナジーアロー」の強化にはまだまだ有効。各階ボスもギリギリまでピュア値を稼いでから倒すように心がけたい。
こちらも軽めの大罪。軽めの大罪ってなんだ。

【怠惰】
堕天使カードを使用すると「怠惰」が手札に加わる

「怠惰」
手札に持っているとカードの威力-1
使用するかリドローで消える

→「水晶の棘」の使い勝手が大きく下がる。「悟り」、「輪廻」も強みが大きく損なわれる。「力の供給」はまだまだ使える。いざというときに「速射」や「連射」、「韋駄天」が使えないことも。
【生命力】があれば「怠惰」を回復のリソースにできるが、そこまでの余裕があるかは謎。かなり重い大罪。
殴りには影響しない。複数枚蓄積すると棒でボコボコに殴るラズリエルを見ることになる。

【憤怒】
天秤がカルマ側に傾いている時、
悪魔カードを使用した時のカルマ増加量が2増加する
→厳しい局面を悪魔カード連発で凌ぐ場面に影響する。また、エリア開始時に適当な悪魔カードを選んで消費する際も普段よりカルマが溜まる。
じわじわと効いてくる大罪だが、ピュア値を高く保っていればリスクは回避できる。【意思】があればリカバリーしやすい。

【貪欲】
手札が4枚以上のときにリドローすると、
捨てたカードの枚数分カルマが増加する
→手札が悪い時の即時リドローにデメリットが生じる。「速射」を溜めておくことも難しくなる。リドロー起点型のカードも慎重に扱うプレイングが求められる。総カード枚数も抑えていきたい。
【怠惰】や【色欲】などのカード追加型の大罪や手札汚染型の状態異常とシナジーすることもあり、七つの大罪の中でも危険な部類。これのために「輪廻」を取るかどうかは微妙なところ。

【色欲】
カードを合成するたび堕天使カード「色欲」が手札に加わる

「色欲」
手札に持っているとピュア増加量-1
使用するとHP+5

→合成時に追加されるので手札を圧迫する。捨てる手段もない。合成できる堕天使カードはせいぜい3枚までだろう。
「色欲」の効果自体は若干プラス寄り。「弱化の矢」を使用した無限回復ができるほか、30Gボスとの相性もいい。
とはいえピュア値が上がりにくくなる効果はなかなかに厄介。【殺戮者】の取得は見合わせるのが賢明か。さっさとピュア値100にしてしまえば【高慢】ともどもリスクは抑えられる。
堕天使カード合成時に追加されるのであって、堕天使カード取得のイベントでは発動しない。とはいえ、そっちは【怠惰】が問題なのだが。

【暴食】
体力が半分以下のとき、肉によるカルマ増加量が4増加する
→場面によっては肉は連続消費するのでかなりのカルマが溜まる。危険な局面は避け、事前回復を怠らないことが重要になる。リソース管理の難易度が上昇する大罪、危険度は中程度か。
【色欲】を同時取得して肉食の回数を減らすのも有効。「弱化の矢」さえあれば安全に回復できる局面は多い。後半戦でも敵攻撃力を見て回復のチャンスを狙っていきたい。

おまけ:七つの大罪プレイメモ

指針

・レベルアップはすべて成長を狙う。【生命力】、【集中】、【我慢】あたりが獲得できると楽になる。出なければリセット、というほどのものではないが、成長回数が増えれば揃う機会も増える。
・堕天使カード合成は「弱化の矢」が最優先。同時に「色欲」が入手できるので回復とピュア値稼ぎの環境が整う。
・つぎの合成は「堕天使の槍」を作りたい。火力で押し切りたい場面は必ず出てくるし、2マス貫通の性能は非常に重要。
・3枚目の合成は必須ではない。「堕天使の槍」の追加やボルト系、あるいは「高速移動」が使いやすいだろうか。【怠惰】と【色欲】によりかえってプレイが阻害されるリスクがあることは留意したい。
・肉は極力使わず、「色欲」で回復を行う。【生命力】を取得すれば「怠惰」も回復ソースにできる。【健康体】を獲得した場合でも無理に発動させる必要はない。
・デッキのカード枚数が大きくなりすぎないように注意したい。必要性の低い天使カードは獲得しないように。カルマ値が許すなら図書館で「射撃」を2枚削っておきたいところ。

・邪道なやり方として、失敗したときに一度タイトルに戻って再開することで仕切りなおす作戦も取れる。悪魔カードの再抽選も行われるので「悪魔の檻」などが出るまで粘ることで難局を突破できることも。普通に操作ミスすることもあるので覚えておくといい。
・ただし、場面によっては思ったところから再開できない場合があるので注意すること。ボス撃破直後などにこれをやると、バフが解除されたうえでもう一度戦う羽目になったりする。
・バグが発生したときも終了→再開でなんとかなることもある。ならないこともある。バグの例としてはトルーシーが連続で登場して20Fのイベントが発生しなかったりとか。ほとんどの場合はプレイに影響はないが、動作停止したらおとなしく再送しよう。

イクゾー

序盤 1F

うまくピュア値が稼げなかったりスライムに2回以上殴られる配置だったらこの時点でリセットしてもいい。

これくらいなら上々の滑り出し

~5F

「悪魔の囁き」が出たらキープしておき、5Fのトルーシーイベントで「弱化の矢」にする。
天使カードで確保したいのは「貫通矢」。「悪魔の槍」と組み合わせで合成するのでこちらも早めに。たまに【優等生】で失われることもあるが、それはそれで使えるので気にしない。
いずれも揃わない場合、悪魔カード取得イベントでボルト系の素材を狙うのもよい。5Fでなにも合成できない事態は避けたい。
ゴブリンは悪魔カードの一撃で倒すほうが後腐れない。

ハードモードの救世主 天使に救世主って概念はあるのか?

~9F

「弱化の矢」を入手できてきれば稼ぎのリソースにできる場面は多い。レベルアップ時期などを見越して場を整えておくとグッド。多少のダメージは「色欲」で巻き返せる。
天使の墓場はスルー推奨。ランダムなカードでデッキが圧迫される。

フライアイが弱化対象としておススメ
レベルアップ直前なので稼ぎに移行したい場面 ダメージは「色欲」で回復できる

今回は「貫通矢」が出なかったので代わりに「堕天使の爪」を取得した。ベストのパターンではないけど、まあ大丈夫だろう。

中盤以降で息切れするけどそれでも強力

10F

ルートごとの違いはないと思う。「悪魔の尾」や「悪魔の翼」、「悪魔の檻」を1枚キープしておくと火の玉くん(仮名)の対処が楽。
戦闘終了後は全回復するのでギリギリまでピュア値を稼ぐ。「弱化の矢」がなくてもやっておこう。

「速射」は通らないが殴りは通る場面
これくらいのスコアであれば全然OK

戦闘終了後に【信念】が獲得できる…が、【貪欲】との相性が非常に悪く、デメリットのほうが大きい。かといって【狂信】を取るのもカルマ値が溜まるリスクがある。悩ましい。

~19F

敵が強くなることに加え、【信念】の効果で【貪欲】が発動しやすくなっている。「速射」も溜めにくい。カルマ値が溜まってもリドローすべき場面もあるので、慎重に判断すべし。
これ以降は堕天使カードの合成は必須ではない。「悪魔の槍」が作れるならともかく、使途が明確でないカードをむやみに作ると【怠惰】と【色欲】でデッキが重くなる。今回は3枚目以降の堕天使カードは作らなかった。

暗闇エリアは空撃ちのチャンス。「弱化の矢」がなくてもしっかり稼いでおきたい。

今回は突入時のピュア値が最初から100だった

図書館で「射撃」を2枚削除。カルマ値の溜まり具合やレベルアップのタイミングが悪ければ見送り。【吸魂】取得まで削除するとかえって事故に弱くなるような気がする。ガード系は重要なのだ。

リスクリターンは悪くないイベント
ここまでの手札はこんな感じ

20F

ボスよりも道中が問題。敵がタフで攻撃力も高いので押されがち。早期に射程を伸ばせばいくらか楽になる。
うしくん(仮名)は「弱化の矢」が効くため全く怖くない。吹き飛ばしのタイミングでガードを準備し、「色欲」やリドローが行える状態にしておけば安全にピュア値稼ぎができる。【生命力】があれば万全。
うまく調整すると斧でぶっ飛ばされながら欲情して回復する背徳天使が誕生する。すでに堕天している気もするが、あくまでも天使である。

悪魔でもドン引きする所業
ほら見てくださいピュアでしょう?

七つの大罪プレイでは【博愛】は重要。この時点で【無慈悲】を獲得するプレイスタイルだと逆転は難しい。

~29F

敵が強い。HPの多さはもちろんのこと、倒す順番まで考えないとすぐに窮地へと追い込まれる。リドローが自由にできないのもつらい。
今回は「堕天使の爪」を採用したため一撃で倒せない敵が多かった。「ブリンク」がそこそこ出たのでなんとかなったが、無理せず「堕天使の槍」を選ぶほうが良いと思う。

稼ぎにはこの青いのがおススメ ほかは封印の手間がある

トルーシーが提案した変異に【毒の滴る手】があったので取得した。七つの大罪プレイではほとんど肉を使わないと割り切って考えれば、かなり強力な変異だろう。

効果対象となる天使カードが多いのでリターンは大きい

それ以外のイベントはスルー。【殺戮者】を取る余裕はあったが、今回は見送りとした。
ほか、トルーシーの変異に【倫理観の欠如】があったので取得した。必要性は謎だったがちゃんと仕事をしてくれたので満足。

堕天使カード取得も見送りでいいかな
倫理観というか罪悪感というか

30F

ボス戦に備えて可能な限り射程を伸ばすことが大切。稼ぎの対象とするならグールがよい。シェイドはカルマ値が上昇し続けるデメリットが徐々に無視できなくなってくる。
ボス戦は通常プレイと同じ。各個撃破から少しずつ近づいていこう。「悪魔の翼」や「悪魔の噛みつき」、「悪魔の檻」が有効だが、出現位置がランダムなため安定した対策にはなりづらい。
長期戦ゆえに【貪欲】と【怠惰】、【色欲】のコンボがじわじわと効いてくる。ここが最後の難関、多少のカルマ値上昇は受け入れて勝利を目指そう。

「弱化の矢」の効果は戦闘開始時から蓄積するっぽい
カルマ値がだいぶ溜まったな

七つの大罪プレイで【失意】は使いづらい。というか、この時点でピュア値が不足しているなら最終戦で巻き返すのは困難。カルマ値がピュア値より50以上高いなら厳しいんじゃないかな…

31F

【多腕】があったら取ろうかと思ったけど、なかった。

32F

イベントバトル。うっかり肉を使わないように注意。
通常プレイと違うのは【怠惰】によりカルマ値が上昇しやすいこと。攻撃に合わせてガードしようにも追いつかないことがある。手札を増やしすぎないように心がければなんとか倒せるはず。
下記の画像の通り、最後までスライムミートが残っている。

一度も復活せずに倒せたぞっ
最終結果

リザルト

【幸運】と【生命力】が良い仕事をしてくれた
【毒の滴る手】の攻撃上昇も強い
「深呼吸」は一枚でよかったかも
「連射」はすべて「韋駄天」に成長してくれた

・運要素に関しては良くもなく悪くもない周回だった。
・運が良かったのは5Fで「弱化の矢」が合成できたこと、【生命力】を得られたこと、【優等生】が有効に働いたこと、【毒の滴る手】をトルーシーから獲得できたこと。
・運が悪かったのは「堕天使の槍」が合成できず「堕天使の爪」で妥協する羽目になったこと、【集中】が得られなかったこと。いずれも火力に関する能力であり、「速射」で押していくプレイができなかった。
・「浄化の矢」は必要なかったかもしれない。累積カルマ値が下がるわけでもなく、現カルマ値を下げたい場面も来なかった。「ホーリーショット」は基本性能が高いので候補に挙がる。
・【貪欲】がきっつい。こいつを飼いならすことが七つの大罪プレイの肝となっているように感じた。「アローダンス」取得を見送ったのは良い判断だったのではないか。
・【色欲】はうまく使えば肉の代わりになるのが面白かった。ほどほどの性欲は罪として責められるものではないのだろうか。
・さらに難易度を上げたいのなら「弱化の矢」を縛ろう。数々の稼ぎができなくなるので余裕がなくなるはずだ。

あくまでも天使

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