俺ホム 家系図縦一本

なにこれ?

早解きの反省会で「本家(俺屍R)で家系図縦一本縛りをやってた」と言っておきながら、俺ホムではやってなかったことを思い出したため。
とはいえ、ストーリー進行によって交配相手が増えていくのは戦力キャップがかかっているようなもの。世代ボーナスも不明な状態で少数精鋭クリアは無理があると見送っていた。
が、早解きのチャートを洗練する過程でボス撃破の最小要件がわかってきた。上手くやれば姉妹なしでクリアできるのではないか?と思い立ち、実際にやってみることに。ごめんね祟良親王。
なお、今回は行き当たりばったりのプレイだったため、詳細なスクショを撮っていません。ボス戦はセーブデータ掘り起こして追試していますが、ほかはダイジェスト版でお送りします。
バージョンは0.5.21(執筆時点最新版)。

家系図

名前はサガフロ2の女性PC。どちらも世代交代RPGだし、強敵戦闘BGM(「抗う決意と忠誠を擱いて」)がMißgestaltを思い起こさせたので。どちらも裏で暴れるピアノが大変かっこいい。

第一世代。鬼の潜む森まで。
第二世代。クラーケン戦まで。
第三世代。モナーラールム撃破まで。

……プルミエールが登場する前に終わっちゃった。

制約と方針

1体のホムが産めるホムの数は1体のみ

これはわかりやすい。姉妹禁止、双子が生まれたらリセット。
ただし、素材集めのために受胎した魔物の子を堕胎するのはOK。これをやらないと無駄に代を重ねることになり非効率的。とくに序盤。

調度品改造は実施しない

素材は不足し貸与する余裕もなく、改造可能なのは1歳以上で出産経験のあるホムのみ…と、調度品システムを活用するのは厳しい。
エンチャント料金の不足は無限の迷宮を漁ることで補う。言い換えると、斥候/斥候がいないと慢性的な資金不足に悩まされることになる。

生体改造は早発月経・幼形成熟・記憶刻印の順

いずれも鬼の潜む森の素材で施術可能となる。
生体改造なしの状態では初潮年齢が8ヶ月のため、親子の年齢差は最小で9ヶ月となる。娘が2ヶ月で初陣を迎えるときには母親は10ヶ月。孫の初陣に出る頃には母親は鬼籍に入っているため、最大出撃人数は2人が限度となる。
早発月経と幼形成熟の生体改造を行うと、親子の最小年齢差は5ヶ月まで縮まる。孫娘が初陣に出るときの母親と祖母の年齢はそれぞれ7ヶ月と1歳となり、3人パーティが実現できる。
曾孫の初陣時、曾祖母の年齢は1歳5ヶ月。ギリギリで4人編成が組めそうなものだが、今回は軒並み早逝したためほぼ実現しなかった。短命の呪いか?
記憶刻印は優秀な効果を持つため採用したところ、必須と言えるほどの働きをした。とくに重要なのは神官と魔導士で、経験値2倍の恩恵を受けて迅速に魔法を覚えていく。錬成負荷上昇のデメリットを補って余りあるほど遺伝の恩恵があるので、あたまよくなるくすりよりもこちらを優先しよう。
鬼の潜む森~生命の霊柩までは錬成力のやりくりが大変。記憶刻印を入れるよりも4ヶ月目で受胎することを優先させよう。

薬物投与は必須ではない

本プレイにおけるつきをむかえるくすりは、一時的に4人パーティを組みやすくなるが寿命を高利子で前借りするブーストといったところ。短命になっては本末転倒と考え、今回は採用しなかった。
同様にきもちいいくすりも使用しない。このほかに使いたい薬物はないので、無理に淫具購入を考える必要はないだろう。
今回は余った素材を利用して苦行のベルトと膿んだ人面瘡を購入したが、投薬は結局行わなかった。

斥候がいないとドロップアイテムが集めにくい

なにをいまさらと思われるかもしれないが、攻略を優先する上でメイン/サブともに斥候が1体もいない状況はよくある。通常プレイと差が出るのはこの部分で、敵グループを何体倒してもランク1の素材しか出ないという事態も起こり得る。というか、起こった。
クラーケン戦以降はメイン斥候が必須なので自然に解決するが、中盤まではこの点が戦力増強の枷となる。魔導士/斥候と魔導士/射手のどちらを採用するかは悩みどころ。

タイム(経過月数)は追求しない

そりゃ初潮可能時期が限定されている以上はそうなるよね。
最も若いホムが3ヶ月前後のときに合計戦力が最大となる傾向があるので、それに向けた攻略計画も重要な要素となる。

必要素材

生体改造別

早発月経(+30%):腐った肉×6、蠢く肉塊×6、血塗れの塊×1、10000 alc.
幼形成熟(+30%):腐った肉×6、爆弾クルミ×4、血塗れの塊×2、15000 alc.
記憶刻印(+25%):黒光りする蟲の群れ×7、不気味な卵×2、黒く濁った赤子×3、7500 alc.
――計:32500 alc.

素材別

腐った肉×12:ゾンビ、レギオン
蠢く肉塊×6:ゾンビ、レギオン
黒く濁った赤子×3:ゾンビ、レギオン

血塗れの塊×3:トリフィド
爆弾クルミ×4:トリフィド
黒光りする蟲の群れ×7:巨大ゴキブリ
不気味な卵×2:巨大ゴキブリ

第一区間 穢された地下墓地

キャスト

いずれも走り終わった後に家系図を参照した。

趣味がニーナっぽくて良い
エウリノームは倒せるくらいなのが絶妙
母にも娘にもいじられてて可愛かった
初期の魔導士に必要なのは素質じゃなくて装備さね

タイム 1年目9月

ここまでの早解きは通常プレイでもメリットがある

準備

エウリノーム撃破は初代の戦士と二代目の魔導士の二人で十分。神官がいなくても、防具とアクセサリーが十分であれば水薬で回復が間に合う。
初代は8ヶ月目にゾンビの子を受胎して出産、その後もゾンビの子を孕んでは堕胎を繰り返して素材を集める。通常の堕胎は汚染度にほぼ影響しないのがポイント。
取得したエンチャントは"赤"、"獅子"、"蝸牛"。蝸牛は後に無限の迷宮に潜ることになるため、ここで取る必要はなかった。
あとは早解きのときと同様に特上鉄リングで魔法防御を高める。今回は初代もローブ装備とした。

ボス 死者の王エウリノーム戦

初代が前衛で防御を固めている間に魔導士が連なる魔力の弾丸でレギオンを倒す。万が一自爆しても耐えられるはず。
その後は初代が黄金蛇グレートアックスに切り替えて殺戮の構えを発動、焼き尽くす炎の嵐で瀕死にならないようにHPを水薬で調整しながら強風を撃ち続ければ勝てる。レギオン撃破後の魔導士は手が空くので、後攻の構えを併用して水薬での回復役にしよう。

この爺さん金持ちだな

第二区間 鬼の潜む森

キャスト

自称ラベール
やっぱトリフィドβ素質は強いなあ

タイム 2年目4月

全く余裕のない戦いをしている

準備

突入直後は敵味方の戦力差が極端に大きいので、巨大ヤドリバチ相手でも全力で戦わないとすぐ瀕死になる。ギリギリで戦える戦力のはず。
一通り稼いだら、まず初代がトリフィドの種子を孕む。トリフィドのみの編成では魔導士も死亡して大惨事になるので、巨大ヤドリバチとの混合編成で敵を倒しつつ調整するとよい。受胎したら次は魔導士でトリフィドの因子を獲得。親として使うのはβ因子のほう。因子獲得は次月でもよい。
三代目、トリフィドβの子は戦士にする。サブクラスをどうするか迷ったが、今回はレイス狩りで稼ぐことを考えて神官にした。結果的には大正解。

あとは錬成力を稼いだり、魔導士が巨大ゴキブリの子を孕んで堕胎して素材を集めたりしてボス戦に備える。
素材集めは戦士/神官の防具と氷エンチャント。魔導士は"赤い月"霊木スタッフや"氷結の花"帽子を用意するほか、片っ端から氷エンチャントを付与して魔攻を上げまくる。このほかに、通常の霊木スタッフも用意しておこう。黄金蛇グレートアックスも+3まで強化しておくこと。
初代が逝去し、戦士/神官が実戦入りしたらボス戦へ。戦士/神官が3ヶ月目かつ錬成力23000 alc.以上のときに倒すようにすれば、来月に幼形成熟の生体改造を入れてトリフィドβと交配できるので無駄がない。
無駄な交戦を避けるため、地下を通ってボス部屋まで行くほうが良い。エルフの子は見殺しにした。

ボス 英雄オーク戦

ボス戦の前に魔導士の通常装備を霊木スタッフにしてHP回復、"赤い月"スタッフはサブ武器に切り替える。低HPだと盟霊ダイヤウルフの貪り食らう狼の群で即死する。
ボス戦はタイミング勝負となる。最初は魔導士が灼熱溶岩弾で呪術師オークを落としつつ、戦/神が鉄壁の構えのまま水薬や魔法で回復、次のターンも同様にして司祭オークを落とせばよい。
問題はこの後。盟霊ダイヤウルフは回復行動を優先するため、十分な火力で押し切らないと親衛隊オークすら倒せないのだ。かといって"赤い月"スタッフに持ち替えて灼熱溶岩弾を撃つと、貪り食らう狼の群で落とされる。盟霊ダイヤウルフのMP切れまで戦えるほどの持久力はなく、猛毒や沈黙などの状態付与を行う手段もない。
ならば一撃必殺の賭けに出るしかない。魔導士は盟霊ダイヤウルフを灼熱溶岩弾で攻撃しつつ、戦/神は回復を続ける。前衛後衛ともに十分なHPが確保でき次第、戦/神は鉄壁の構えのまま黄金蛇グレートアックスに切り替えて盟霊ダイヤウルフに強風、魔導士も灼熱溶岩弾で盟霊ダイヤウルフを狙い撃ちにする。こちらのステータスにもよるが、これで盟霊ダイヤウルフは落ちる。強風でも命中率は高くないので、ここがリセットポイントとなる。

ここが攻め時

盟霊ダイヤウルフを倒した後は楽。魔導士の武器を"赤い月"スタッフに切り替え、爆裂する火球で親衛隊オークを落とす。戦/神も自分の回復に集中できるが、英雄オークはHPが半分以下になると烈風を使い始めるので、おおいなる治癒に切り替えるのがいいだろう。あとは魔導士の魔法のみで倒せる。MPが切れたら回復する余裕まである。
正直なところ、この戦いは戦/神でなければ勝ち目は無かったと思う。おおいなる治癒がなければ回復が間に合わず、盟霊ダイヤウルフに一方的に攻撃されるままになるためだ。

こうなれば一安心
ひでおオークよりも盟霊ダイヤウルフのほうが厄介だった

と、こんなギリギリの戦いをしているが、こんなことをするよりも錬成力を溜めて世代交代するほうがよっぽど現実的である。生体改造で幼形成熟を加えればいずれ3人編成が組めるし、挺身の構えを使う余裕も出る。なにより素質が底上げされるため無理な戦いをしなくて済む。
サブクラス付きの魔導士に交代し、記憶刻印の生体改造を施して強力な魔法を使えるようになれば、あっさり片付く敵だと思う。
タイムは追求しないはずだったのに……

訃報

俺は外で泣く

第三区間 生命の霊柩

キャスト

見た目通りおとなしいホムなんだけど
後に伝説を作ることになる

タイム 2年目8月

倒せてしまった

準備

戦/神に幼形成熟の生体改造を施してトリフィドβと交配し、次月に出産する。隠れ家の捜索を行った後で、魔導士だけのときは穢された地下墓地のスライムを狩りに行こう。
四代目は魔導士に。クラーケン戦を見据えてサブクラスを決めるのだが、今回は火力重視で考えて射手にした。この選択が後々影響してくる。

四代目が参戦するまでは魔導士と戦/神で生命の霊柩へ向かった。本当は骨噛みの丘で"音速の鼠"リングを入手したいのだが、あまりにも魔導士が落とされるので諦めた。今月は錬成力を稼ぎ、魔/射に記憶刻印の生体改造を施したいのだ。
敵を倒しながら第一層の謎解き報酬を回収、第二層への通路を開く。スペクター戦は魔導士が後列中央に灼熱溶岩弾、戦/神が聖刻の刃で陣風を撃てば片が付く。第二層の謎解き報酬も回収し、戦/神に"這い寄る混沌"チャームを装備させたら適当に稼いで終わり。レイスも黄金蛇グレートアックス+聖刻の刃+強風で対抗できるのだが、取り巻きの処理が面倒なので今回はパス。
ついでに魔導士にレイス因子を取らせた。レイスβ因子は五代目の親に使う予定だった。

泣き顔かわいい

四代目の魔/射が加入したら記憶刻印の生体改造を施して再度生命の霊柩へ。骨嚙みの丘はまだ厳しい。
霊木素材を使ってエルフィンボウを一つ用意しておくと吉。物攻が低くてもさまざまな場面で役に立つ。
生命の霊柩には欲しい素材もエンチャントも無いし、そもそも斥候がいないのでドロップアイテムの質が悪い。魔/斥にすればよかったかな、とも思い始める。
なので今月は第三層の通路を開いた後は、レベル上げを主目的とした。

ボス ストーンゴーレム戦

……のだが、ストーンゴーレムの戦力を測る目的で交戦したら勝ててしまった。正直、ストーリーボスの中でもかなり弱い部類だと思う。
魔導士はメインをワンド+バックラー、サブをスタッフに。魔/射はメインを"赤い月"スタッフ、サブにエルフィンボウを装備させる。魔弾の射手も忘れずに発動させておこう。
まずはフライングソードの処理。灼熱溶岩弾を駆使して後列から丁寧に数を減らしていこう。魔/射は鎧通しの構え。戦/神は鉄壁の構えから後衛を回復、誰かが瀕死になったらリセット。連環為す稲妻の機嫌次第で誰かが落ちることがあるが、割とどうにかなる。
慎重に戦いたい場合、戦/神は鉄壁の構え+挺身の構えとし、HPが減ったら魔導士が回復の水薬を使うとよい。この場合は前列のフライングソードから倒そう。

ここからどうする?

早解きではストーンゴーレムに猛毒を付与し、削ったところで一気に畳みかける作戦をとった。では今回はどうするか?
答えは簡単、同じ作戦が通用する。魔/射の武器をエルフィンボウに切り替え、装填弾を猛毒に変更。あとは雷電の構えから通常攻撃を繰り返すだけで猛毒が入る。サブクラスを射手にするメリットは大きいのだ。
魔力の水薬に余裕があるなら魔導士が霞をかけておくとより安定する。今回はやらなかったが、"彷徨う蝸牛"エンチャントを使って神霊の盾を使うのもいいだろう。

このコスパの良さが魔/射の魅力

あとはストーンゴーレムのHPが半分になる頃合いを見計らって喊声の構えや剛力をかけておき、一気に畳みかける。戦/神は黄金蛇グレートアックス+鉄壁の構え+強風、魔導士はスタッフに持ち替えて灼熱溶岩弾、魔/射も"赤い月"スタッフに持ち替えて鎧通しの構え+灼熱溶岩弾。

不安なら鎧の融解も入れよう

魔/射の追加攻撃もあり、与ダメが回復量を大幅に上回る。そのまま攻め続ければあっけなく落ちるだろう。
こういう活躍を見ると、魔/射で良かったのかもしれない。

検証のために再戦したが余裕だった

あとは稼いで帰るだけ。レイス因子は先月取っているし、そもそも早期攻略できたのでレイス因子の出番はない。素材だけもらおう。
ちなみに、二代目のコーデリアは英雄オーク戦では巨大ゴキブリの子を、ストーンゴーレム戦ではレイスの子を孕んだまま戦っている。かわいそうな子である。

第四区間 モレラ窟の廃れ寺

キャスト

あの空に虹を
すさまじいタフネス

タイム 3年目3月

絶対に真似しないように

最も困難な区間。クラーケン戦がとにかくきつく、勝つための要件を考えながら地道に世代交代を重ねて戦力を増強するしかない。
…が、それでは面白くない(?)ので、今回は勝利し得るギリギリの戦力で突破を試みた。この方法はやめておいたほうがいい。

準備

まずは魔導士がレイスの子を堕胎するので素材を集める。スタイルによっては無くても構わないのだが、今回はこの素材で苦行のベルトと膿んだ人面瘡を購入した。どうしても勝てない相手がいる場合、つきをむかえるくすりにより一時的に全盛期の4人編成で挑む戦略が使える。
モレラ窟に行く前に骨噛みの丘で"音速の鼠"リングを入手する。二代目の魔導士はそろそろ寿命なので留守番させたが、後になって考えると連れていくほうが良かった。瀕死になった状態なら敵の凌辱行為を誘発させられるので、道中の安全性が上がるのだ。"音速の鼠"リングは魔/射に装備させ、あとは錬成力を稼ぐ。魔弾の射手や魔弾の砲手との相性が抜群に良い。

ついに母親のレベルを越えた

二代目を看取ったらモレラ窟へ。この時点で四代目の魔/射が初潮を迎えるはずだ。まずは奥まで進攻、暗闇迷路を抜けてセーブポイントを目指す。逃走に失敗して誰かが瀕死になったらリセットしよう。さらに奥へ進み、仔トロウルキンを生贄に捧げてショートカットを開通させる。
余談だが、トロウルキンの運命は高台のシーンで決定する。マースさんが「間に合う」と言った後にセーブしに戻っても大丈夫。

あわや危機一髪
ちゃんと待っててくれる

その後は第四代の魔/射がトロウルの種子(と因子)を獲得する。無法者トロウル+戦奴トロウルキン×2のグループを狙い、疾風の構え+灼熱溶岩弾で戦奴トロウルキンを一掃しておくと事故が少ない。
種子獲得後はショートカットから上層に戻り、トロウルキン相手に稼ぐ。無理に逃げようとせず、6体編成なら疾風の構え+灼熱溶岩弾、8体編成なら疾風の構え+聳え立つ炎の柱で落としていくほうが安全。魔弾の射手+魔弾の砲手で撃ち漏らしも処理できる。
ドロップアイテムの質があまりにも悪かったので、五代目はメイン斥候にすることを決意する。今後はお金稼ぎも必要になるのだ。
戻ったら四代目は錬成。欲しい素材はないので思う存分厳選できる。

三代目のみで出撃する月になるが、戦/神のレベルが30に到達していたので特性を活かしてレイス狩りに行った。やり方は十分に攻撃力を上げた状態で黄金蛇グレートアックス+聖刻の刃+強風改をレイスに撃ち込むだけ。取り巻きが出たら逃げよう。セーブポイントが近いのでリセットの手間も少ない。燃費は悪いので、魔力の水薬が切れたら帰るくらいでいい。

このパラメータなら一撃でいける

五代目は斥候/斥候に。無限の迷宮をストレスなく探索する上で確定逃走は欠かせない。

適当にひと月稼いで五代目の初陣。モレラ窟に赴き、良質なアイテムを集める。
バリケード・トラップを習得したタイミングで巨大ゲジを倒して"転輪する勝利"グレートソードを入手、トロウル狩りに切り替える。無法者トロウル+戦奴トロウルキン×2のグループを狙い、"転輪する勝利"グレートソードも利用して攻め立てれば猛毒付与なしで倒せる。
あとはモレラ窟で稼ぎ続けてもいいし、無限の迷宮に潜ってアイテムを漁ってもいい。六代目もトロウル親にし、じっくりと育てて4人編成で挑めばクラーケンも倒せるだろう。
クラーケンを倒すのに必要な戦力は、落雷を使える魔導士とバリケード・トラップを使える斥候、それに前衛を固める戦士といったところ。三代目は回復も使えることを活かして後列に回し、六代目を戦士/魔導士にして戦えば必ず勝機が見えるはず。ピスコディーモンに対してはお祈りしよう。

トリフィドβの子にしては魔攻が高い

ボス クラーケン戦

だが、ここで魔が差した。記憶刻印により急成長した魔/射が禁呪を習得したのだ。魔/射の禁呪・殲滅する魔力の砲弾は威力570、さらに魔弾の射手と魔弾の砲手で追撃が入る。これがクラーケンにどこまで通用するか、試しに戦ってみると……

効いてる…?

なんとクラーケンのHP再生739を上回り、HPを若干削ったのだ。
しかもこの段階では猛毒付与もしていない。ならば、状態異常を重ね掛けして攻め続ければ、この戦力でも撃破可能なのではないか?

少しずつでも削れている

とはいえ、こちらの回復手段は限られており、斥/斥以外は防壁を切らすわけにはいかない。トラップでの状態異常付与確率もそう高くないので、運と状況判断のどちらかでも欠ければ即リセットとなる。
魔/射は雷属性弾を装填し、禁呪詠唱+落雷と鎧通しの構え+殲滅する魔力の砲弾で攻め続ける。斥/斥は幻覚→猛毒→麻痺の優先度順に状態異常を入れる。戦/神はおおいなる治癒での回復を優先するが、チャンスフェイズには強風改で攻める。このとき、幻覚が入っていたら斥/斥に覚醒の香薬を使わせる。
そうして20回以上の試行錯誤を重ねたところ…

た、倒した…!

ついに突破できるパターンを見つける。
攻略の糸口を探っている途中だったため、完全に予想外の勝利だった。
勝率は1割程度。世代交代して戦士/魔導士を連れてくるほうがよっぽど現実的である。

それでも倒せたものは倒せたので、そのまま先に進むことに。
エレノア、相当ヤバい子だった。

高揚した気持ちでこのイベントを見るとは

訃報

コーディにこのセリフは反則でしょ…

第五区間 地下研究施設

キャスト

会話もテンション高い子
耐久力のバケモノ
犬の子供の臭い
この能力で7体目だと!?

タイム 3年目11月

エレノア…お前…

現在の最終区間。モナーラールムは毒殺戦法が通用するため、魔導士を外してひたすらに耐え続ける戦いとなる。なるはずだった。

準備

クラーケン撃破後、汚染されたホムンクルスを一掃して地下研究施設の最奥部を目指す。その後は第五代の交配相手を探すのだが、フェロモンも子宮回路も無いため相手が限られる。今回はバジリスクを選択し、ついでに因子も取っておく。
汚染度が溜まるまでバジリスク狩りとマドハンド狩りを行ったら帰還。戻り次第バジリスクの子を錬成する。欲しい素材はない。
今回は二世代後にボスに挑むので、さらにもう一世代はさむことになる。(注:後の考察で神官なしでも倒せる可能性が出てきたので、必須ではない可能性あり)
第五代のユリアを置いてモレラ窟へと稼ぎに行くのだが、ここで第三代のミシェーラが2ヶ月後に寿命を迎えることが判明。戦士がいないと戦力低下は免れず、汚染度の上昇は好ましくないので、第四代のエレノアだけでトロウルキンを燃やすことにする。なにも問題はない。

やっぱエレノアといえば火術よ

6代目は戦士。サブクラスは神官か斥候かで迷ったが、重装備を考えて神官にする。
次月は寿命が目前の第三代・ミシェーラを加入させ、親子三代で地下研究施設へと向かう。

今回集める装備についてまとめる。
全員の目標としては咆哮耐性を100にすること。とくに戦/神と神/斥は回復を担うため必須。ただ、装飾品の欄が余っていれば咆哮リング×2で事足りるし、中荷であれば"咆える"盾もそこそこ手に入る。
次に前衛の戦/神。こちらはまず、猛毒耐性を限りなく上げておきたい。どれだけ防御力が高くとも、スリップダメージの蓄積で倒れることがある。というか、PC側はそれをやる。
加えて火耐性も高いものが欲しい。とはいえ、"這い寄る混沌"チャームの自動回復効果は重要なので、火耐性が下がってでもつけておきたい。そうなると"スヴェル"盾の出番となり、残りは装飾欄が一つしか空いてないので"咆える咆哮"を装備することになる。貼付費用は結構高い。
以上を鑑みて集めたいエンチャントは以下の通り。
・"スヴェル" (氷+楯)
・"オハン" (咆える+楯)
・"鉄の乙女"
・"赤影"
・"赤いきつね"
・"太陽の牙"
・”燃える鷹”
・"砂漠の王"
・"咆える咆哮"
・"沈黙の咆哮"
"鉄"と"王"は無限の迷宮で集める。それ以外は普通に入手できるはず。

ということで、地下研究施設でアイテム漁り。今回は珍しい"毒"エンチャントが入手できたが、結局使いどころがなかった。
第三代は来月寿命を迎えるため、せっかくなのでドラウグルの因子を取っておいた。このやり方は本編でも使えそう。

死ぬ前に殺されるホム

あとはひたすら準備。無限の迷宮のほうがお金は稼げるが、斥/斥の転身の心得がないとやってられない。
第七代の親はバイコーンにし、職業は神官/斥候にした。神官/神官のほうがモナーラールム戦向きだが、こちらは"音速の鼠"リングを装備する必要がある。"スヴェル"盾を装備するためには”咆える咆哮”リングをもう一つ用意しなくてはならず、金銭的負担が大きいため。
無限の迷宮では40階~50階を周回して売却用装備を集める。赤シンボルのうち巨大オオゲジ×2のグループだけは倒していたところ、思いがけず"宝石"エンチャントのついたアクセサリを入手した。せっかくなので"砂漠の宝石"にして斥/斥に持たせる。遍きささやかな治癒が使えるようになるので緊急回復に役立つはずだ。
第七代が戦闘入りし、レベル32で遍きおおいなる治癒を覚えれば戦えるのだが、安全を鑑みて決戦に挑むのは来月の予定。

…の、はずだったのだが。

曾祖母の意地

なんとエレノアが生きている。HPも火炎ブレスに耐えられる程度はあり、猛毒付与もできるため、せっかくだから連れていって今月の赤竜撃破を狙うことにした。
最終メンバーの装備は以下の通り。

なんだこの防御力
全体回復もできるぞ
実は用意していた"彷徨う蝸牛"
魔導士でもあり射手でもあるのだ

ボス 赤竜モナーラールム戦

大まかな方針は早解きと同じ。違うのはパーティメンバーの素質が比較にならないほどに高いことと、魔/射がいること。ならば魔/射にはその特性を活かして、エルフィンボウ装備で猛毒弾を装填、雷電の構えから猛毒付与の補助をしてもらおう。

下段中央の幼女がひいおばあちゃんです

あとは徹底的な防御戦法を続けるのみ。竜牙兵が召喚されたら斥/斥はポイズン・トラップをかけ直し、魔/射はワンド+バックラーに持ち替えて水属性弾を装填、攻撃魔法をぶっ放す。

この婆さん強いぞ!?

多少のダメージは神/斥の疾風の構え+遍きおおいなる治癒で回復できるので、バフが切れない限り負けはないはず。というか、戦/神の手が空くので毎ターンおおいなる治癒を魔/射にかけつづけてもいい。
この魔/射―エレノアが竜牙兵に与えるダメージが意外と大きく、竜牙自爆兵の溜めに合わせて撃破する芸当もやってのける。
そうしてモナーラールムに崩体が発生したところに、エレノアの鎧通しの構え+水属性禁呪が発動し――

若い子には負けないよ

――エレノアが赤竜モナーラールムにとどめを刺した。
ロリババアの意地である。

ということで、最後はほとんど苦戦せずに終了。二世代を重ねた結果とはいえ、意外なほどにすんなり勝利できた。
最終結果は3年目11月。タイムは気にしていないとはいえ、割と早いんじゃないだろうか。

ボス戦別解 イージス戦法

記事を編集しているとき、ディアナ(戦/神)の防御性能が極めて高いことに気づく。耐性も十分だし、こいつが鉄壁の構え+挺身の構えを使えば赤竜戦の攻撃をすべて受けきれるのでは?

赤竜には絶対負けない!

メープルクラウドさんの検証により、属性耐性が100を上回る分は回復に転じることがわかっている(動画はこちら)。このため"這い寄る混沌"チャームを外して火耐性を120にする選択肢もあるのだが、自動回復もおいしいため今回はそのままの装備で戦ってみた。
その結果。

火炎ブレスなどそよ風も同然
万鈞の雷霆でもこの程度

なんとバフなしであらゆる攻撃を耐えた。
庇うの発動率はかなり高いようで、ほとんどの攻撃を肩代わりする。その分のダメージは戦/神に集中するが、無効化あるいは回復してしまえばデメリットを踏み倒すことができる。万鈞の雷霆から単純計算すると、この条件での庇うの成功率は90%程度はありそうだ。

庇い損ねる場面のほうが珍しい

これならバリケード・トラップは必須ではなくなるし、水薬で回復が間に合うのなら神官すら必要ない。戦/神の価値を見直すべき時かもしれない。

私の屍は越えさせない

訃報

しっとりめのラベール、好き
発言はかわいいんだよな

感想

・縛りプレイが楽しいゲームは良いゲーム。
・タイムは追及しないって言ったのに!
・思ったよりもメイン斥候が必須となる場面が少ない。これまでは迷ったら斥候/斥候を入れていたが、ほかのクラスを入れてもちゃんと活躍できそう。無限の迷宮以外なら。
・ストーンゴーレムとクラーケンの難易度差がえげつない。
・魔導士/射手の強さを実感したプレイ。魔導士/斥候と較べて最大火力が高い点が明確な強みとなった。
・魔導士/射手と魔導士/斥候は状態異常付与などの使い勝手のほか、活躍できるダンジョンやレベル帯などで差別化されている。通常プレイでも、鬼の潜む森~"音速の鼠"入手までは魔導士/斥候のほうがおススメ。
・魔導士/魔導士と魔導士/射手のダメージ効率ってどれくらい違うんだろう。いずれきちんと比較してみたい。火力のアドバンテージがそこまで大きくないのであれば、魔導士/射手のほうが扱いやすい気がする。
・戦士/神官の耐性を強化して味方を庇う戦法、思った以上に強力で驚いた。"マクファーソン" ザ・スペクター相手によくやる手だけど、応用範囲は広いのかも。先制発動するようになったのが本当に大きいわね。

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